mieki256's diary



2023/06/15(木) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] SwinIRを試用中その2

低品質画像を高画質化できる SwinIR をWindows10 x64 22H2上で動かせるようになったので試用中。

今まで、ファイル名に「PSNR」と書かれてる学習モデルデータを使って拡大処理をしていたけれど。生成結果をよく観察したら、ファイル名に「GAN」と書かれている学習モデルデータで処理したほうが細かい部分もしっかり高画質化してくれるように見えた。


元画像が実写画像かアニメ絵かで違ってくるのかもしれんけど、とりあえず、GAN と書かれてるほうを使うのが良さそうだなと…。

また、拡大処理をすると、元画像に盛大に含まれていたJpeg関連ノイズがほとんど消えてくれることに気づいた。一旦Jpegノイズ除去処理をかけて、次に拡大処理を、などとやっていたけれど、いきなり拡大処理をかけてしまってOKっぽい。

#2 [anime] 「CAT'S EYE」は奇跡

思考メモ。

アニメのOP曲/ED曲に関してアレコレ語り合ってるやり取りを目にした。

_ジュディマリの『そばかす』はアニソンにおける米津やYOASOBIの先駆けと言える。ただ一つの問題点を除いては - Togetter

件の曲は、何の作品とタイアップするのかそれすら教えてもらえない状態で作ったと知り、バンドの方々に同情してしまったけれど、それはさておき。

この手のソレの理想形は「CAT'S EYE」だよなーと思えてきた。何せ、オシャレな歌謡曲にしか聞こえないのにサビの部分で作品タイトルをしっかりと歌い上げるという…。一般的な歌謡曲とアニソンの両方から求められるであろう要素を見事に満たしている。本編と分離しても全然聞けるし、本編と一緒に流してもまるでパズルのピースのようにパチッとハマる。全てが完璧。

作品タイトルのコールは難しい :

考えてみたら、歌の中でアニメ作品のタイトルをコールするのは、実はとても難しい。いやまあ、やれなくはないのだろうけど、やった瞬間にジャンルが一気に狭まると言うか…。

例えば、「マジンガーZ」やガンダムシリーズでは、そういうことはできない。「ゼェーット!」や「ガンダムッ!」と叫んだら、「あっ。ハイ。コレって昭和のアニソンですよね?」という印象になってしまう…。

そもそも、漫画にしろ、アニメにしろ、作品タイトルと言うものは、膨大な作品群の中で埋没してしまわないよう、極めて独特なワードを含めた状態で決めることが多い。「異世界転生した俺がなんたらかんたらでどうのこうのでうんたらかんたら」とか「俺の○○が○○して○○した件について」とか、そういうアレも全部ソレ。いかにして独自性を出すか。他で使ってなさそうなタイトルを見つけるか。そういう思考で決まっていくはずで。

だから、耳にした瞬間に「ああ、アレか」と気づいてしまう、それらの作品タイトルを、OP/ED曲の歌詞に含めるのは難しい。無理矢理入れることはできる。できるけど、入れた瞬間にその曲は、その作品専用の曲に ―― 作品と分離して単独で楽しめる曲では無くなってしまう。まあ、昭和のアニソンのほとんどは、それを前提にして、どこか使い捨てに近い感覚で歌詞を書いてたと思うけど…。

「CAT'S EYE」も、なかなか危ない時期だった…。何せ、同じ作家さんが後に世に出した「CITY HUNTER」は、独自性を感じさせるタイトルになっていたし。「CITY HUNTER」のOP/ED曲の中で「スィティ〜ハンタァ〜」なんて歌わせることはできない…。それをやっちゃうと昭和のアニソンになってしまう…。その点「CAT'S EYE」はギリギリOKな作品タイトルだった。

そんなわけで、「CAT'S EYE」は奇跡だなと…。今後、あそこまで完璧なアニソンは世に出てこないのではなかろうか。米津玄師さんやYOASOBIさんに、「サビで(チェンソーマン!|ガンダム!)って叫ぶ曲をお願いします」なんて発注はできないもの。「昭和か!」とブチギレるよな…。

逆に考えると、一般的なワードの組み合わせになってる作品タイトルとタイアップする話が来たら、これはとんでもないチャンスなのではないか。あの「CAT'S EYE」と肩を並べる曲を世に出せる、極めて貴重な機会。後にも先にもこんなチャンスは二度と来ないのかもしれない。フツーのアニメだったら、歌詞の中に作品タイトルを入れたり、ましてサビでタイトルをコールするとか、まず無理なわけで…。やるなら今しかねえ…!

実はそんなビッグチャンスをあっさりスルーしてフツーの曲を書いちゃってる場面も多かったりしないかな。どうなんだろう。

言語を変更するもの手かもしれない :

もしかすると、歌詞の言語を変えてしまえば、作品タイトルを歌詞に含めることも可能なのかなと思えてきた。

例えば、劇場版アニメ「銀河鉄道999 The Galaxy Express 999」で、ゴダイゴが歌った「銀河鉄道999」。サビの部分にしっかりガッツリ作品タイトルが入っているのだけど、英語だから聞いている分には昭和のアニソンと印象が全然違う。

他に、「銀河漂流バイファム」のOP曲、「HELLO, VIFAM」もあるなと…。歌詞が全部英語。サビでしっかり「VIFAM〜」って歌ってるけど、これまた印象が全然違う。

言語変更とはちょっと違うけど、コーラスとして盛り込む手もありそうか…。「超時空世紀オーガス」のOP曲とか。おそらくボコーダーを通したのであろう「オーガス」というコーラスが入ってたっけ。そういえば、あのバンド、何かの歌番組に出演した際、「オーガス」の部分を全然違うシンセサイザー音で差し替えた状態で演奏していた記憶がある。アニソンを歌うのは恥ずかしいことと思われていた時代だったのだろうな…。

何にせよそのあたりを考えていくと、他にもやり方と言うか、抜け道と言うか、「なるほどその手があったか」と思えるアイデアがまだまだありそうな気もしてきた。

いやまあ、そうまでして作品タイトルを無理矢理コールしなくても、てなところもあるけれど。今時フツーのアニソンはそんなこと一切してないわけだし…。でも、「昭和のアニソンよろしくタイトルが歌詞に入ってるのに曲としてはめっちゃオシャレ」と思われたら…これは目立つんじゃないか…?

#3 [nitijyou] 日記をアップロード

2023/06/01を最後に日記をアップロードしてなかったのでアップロード。

以上、1 日分です。

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