2022/11/27(日) [n年前の日記]
#1 [windows][pc] PCem V17上で Voodoo Banshee を利用
DOSBox-X と同様に、PC/AT互換機のハードウェアをエミュレーションする PCem というソフトがあって、Windows98 が動かせないか実験していたのだけど。PCem + Windows98 の画面解像度を高く設定できない点が気になって、別のビデオカードを選べないものかと試していた。環境は Windows10 x64 22H2。CPUは AMD Ryzen 5 5600X。
今までは、PCem側のハードウェア設定で、ビデオカードに S3 ViRGE/DX を指定していたけど。この S3 ViRGE/DX は VRAM が最大4MBなので、Windows98 の画面解像度を高くしていくとフルカラーが選べなくなって256色になってしまったりする。本来、1280x1024 まではフルカラーでイケそうなのだけど…。どうも手元の環境では、そうはならない…。
_メルコ、ViRGE/DX搭載の3D対応ウィンドウ・アクセラレーター2機種を発表
VRAMが多いビデオカード種類は無いものかとPCemの設定リスト内を眺めてみたら、3Dfx Voodoo Banshee も選べることに気づいた。PCem V17 で新規にサポートされていたらしい。Voodoo Banshee は VRAM が 16MBあるので、VRAMサイズだけなら高解像度でもフルカラーが使えるはず。
_PCem
今までは、PCem側のハードウェア設定で、ビデオカードに S3 ViRGE/DX を指定していたけど。この S3 ViRGE/DX は VRAM が最大4MBなので、Windows98 の画面解像度を高くしていくとフルカラーが選べなくなって256色になってしまったりする。本来、1280x1024 まではフルカラーでイケそうなのだけど…。どうも手元の環境では、そうはならない…。
_メルコ、ViRGE/DX搭載の3D対応ウィンドウ・アクセラレーター2機種を発表
VRAMが多いビデオカード種類は無いものかとPCemの設定リスト内を眺めてみたら、3Dfx Voodoo Banshee も選べることに気づいた。PCem V17 で新規にサポートされていたらしい。Voodoo Banshee は VRAM が 16MBあるので、VRAMサイズだけなら高解像度でもフルカラーが使えるはず。
_PCem
1st December 2020 : PCem v17 released. Changes from v16 :
* New machines added - Amstrad PC5086, Compaq Deskpro, Samsung SPC-6033P, Samsung SPC-6000A, Intel VS440FX, Gigabyte GA-686BX
* New graphics cards added - 3DFX Voodoo Banshee, 3DFX Voodoo 3 2000, 3DFX Voodoo 3 3000, Creative 3D Blaster Banshee, Kasan Hangulmadang-16, Trident TVGA9000B
* New CPUs - Pentium Pro, Pentium II, Celeron, Cyrix III
* VHD disc image support
* Numerous bug fixes
* A few other bits and pieces
Thanks to davide78, davefiddes, Greatpsycho, leilei, sards3, shermanp, tigerforce and twilen for contributions towards this release.PCem より
◎ ビデオカード変更の流れ。 :
Voodoo Banshee のビデオドライバは以下から入手してみた。
_3dfx Voodoo Banshee Drivers
voodoo-banshee-10400.zip を入手して解凍。Voodoo-Banshee-10400.exe が得られる。Windows98 上で実行すると解凍される。任意の場所に解凍。
PCem V17 + Windows98上で、ビデオカード(ディスプレイアダプタ)を変更してみる。
まずはWindows98上で、ディスプレイアダプタを、S3 ViRGE/DX から、最低限の標準的なアダプタに変更する。
PCem V17の設定で、「3DFX Voodoo Banshee (reference)」に変更。Windows98を起動。
画面のプロパティ経由で、ディスプレイアダプタを変更。解凍したビデオドライバの .inf を指定して、「3dfx Voodoo Banshee」に変更。再起動。
3DFX Voodoo Banshee に切り替えることができた。画面解像度を高くしてもフルカラー表示が選べる。
ただ、ビデオドライバが古いので、16:9 や 16:10 の画面解像度は選べない。
VBEMP 9x ドライバが Voodoo3 2000 で動作したという報告もあるので、そちらが動けば選べる画面解像度が増えそうだけど…。
_VBEMP 9x Project - Universal VESA/VBE Video Display Driver
PCem V17 のビデオカード設定を「3DFX Voodoo3 2000」にして試してみたら、画面が縞々状態になってしまった…。ドライバインストール直後は正常に表示されてたけど、画面解像度と色数を変更した途端におかしくなったあたり、何か制限がありそうな気もする。
_3dfx Voodoo Banshee Drivers
voodoo-banshee-10400.zip を入手して解凍。Voodoo-Banshee-10400.exe が得られる。Windows98 上で実行すると解凍される。任意の場所に解凍。
PCem V17 + Windows98上で、ビデオカード(ディスプレイアダプタ)を変更してみる。
まずはWindows98上で、ディスプレイアダプタを、S3 ViRGE/DX から、最低限の標準的なアダプタに変更する。
- 画面のプロパティ → 設定 → 640x480, 16色に設定。OS再起動。
- 画面のプロパティ → 設定 → 詳細 → アダプタ → 変更。「標準ディスプレイアダプタ(VGA)」に変更。Windows98を終了。
PCem V17の設定で、「3DFX Voodoo Banshee (reference)」に変更。Windows98を起動。
画面のプロパティ経由で、ディスプレイアダプタを変更。解凍したビデオドライバの .inf を指定して、「3dfx Voodoo Banshee」に変更。再起動。
3DFX Voodoo Banshee に切り替えることができた。画面解像度を高くしてもフルカラー表示が選べる。
ただ、ビデオドライバが古いので、16:9 や 16:10 の画面解像度は選べない。
VBEMP 9x ドライバが Voodoo3 2000 で動作したという報告もあるので、そちらが動けば選べる画面解像度が増えそうだけど…。
_VBEMP 9x Project - Universal VESA/VBE Video Display Driver
PCem V17 のビデオカード設定を「3DFX Voodoo3 2000」にして試してみたら、画面が縞々状態になってしまった…。ドライバインストール直後は正常に表示されてたけど、画面解像度と色数を変更した途端におかしくなったあたり、何か制限がありそうな気もする。
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#2 [anime] 「ルパン三世 愛のダ・カーポ 〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」を視聴
BS12で放送されていたので視聴してみた。ルパン三世のTVSP。
本編でナベシン監督(ワタナベシンイチ監督)っぽい見た目のキャラが出てきて、気になってググってみたらナベシン監督作品だった…。納得。キャラの声は監督本人じゃなくて千葉繁さん。最初から最後まで大活躍で、まるで千葉繁さんのために作ったような作品だなと…。
不二子が 記憶喪失になることで、滅多に見られない不二子像が提示され続けるあたりは見所だった気がする。ただ、全般的に、あまり面白いと思える作品でもなく…。この監督さんが手掛けたのに、何故…。
「このすば」の金崎貴臣監督が担当した作品もそうだったけど、ギャグアニメが得意な監督さんがルパン三世を手掛けても、えてしてイマイチな出来になるのは何故なのだろう。シリーズのイメージを壊してはいけない等のプレッシャーでもあるのだろうか。ちょっとアレなことをするとプロデューサーから「ルパンはこんなことをしない」とクレームでも入るのだろうか…。それとも逆に、ルパンなら何でもアリというイメージが見る側にあって、何をやっても驚きが感じられなくなる、とか…。
本編でナベシン監督(ワタナベシンイチ監督)っぽい見た目のキャラが出てきて、気になってググってみたらナベシン監督作品だった…。納得。キャラの声は監督本人じゃなくて千葉繁さん。最初から最後まで大活躍で、まるで千葉繁さんのために作ったような作品だなと…。
不二子が 記憶喪失になることで、滅多に見られない不二子像が提示され続けるあたりは見所だった気がする。ただ、全般的に、あまり面白いと思える作品でもなく…。この監督さんが手掛けたのに、何故…。
「このすば」の金崎貴臣監督が担当した作品もそうだったけど、ギャグアニメが得意な監督さんがルパン三世を手掛けても、えてしてイマイチな出来になるのは何故なのだろう。シリーズのイメージを壊してはいけない等のプレッシャーでもあるのだろうか。ちょっとアレなことをするとプロデューサーから「ルパンはこんなことをしない」とクレームでも入るのだろうか…。それとも逆に、ルパンなら何でもアリというイメージが見る側にあって、何をやっても驚きが感じられなくなる、とか…。
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以上、1 日分です。