2022/02/20(日) [n年前の日記]
#1 [anime] 「スチームボーイ」を視聴
BS12で放送されていたので視聴してみた。大友克洋先生が監督を務めた劇場版アニメ、という説明でいいのだろうか。初見。どんな作品なのか気になってたので、視聴できて嬉しい。
映像が…凄い…。これはとんでもないなあ…。スチームパンク的な世界観。ひたすら出てくるパイプ歯車歯車パイプ歯車パイプパイプ歯車そして蒸気蒸気蒸気。更に圧倒的なスケール感。登場するメカは、どこか犬の「名探偵ホームズ」を連想したりもして。横にモリアーティ教授が立っていてもたぶんそんなに不自然じゃない。かもしれない。
話というか展開については、予想通り、「あーもうめちゃくちゃだよ」の一言で済んでしまう感じのソレだなと…。間違っても、TVカメラの前で女性客が「感動しました」「泣けました」なんてコメントすることは100%ありえない内容。「AKIRA」にしろ「メトロポリス」にしろ、大友先生が絡んだら大体はこうなりますよね、そういう作風だし、みたいな。 *1
とにかく映像を堪能するぞと思いながら眺めたら楽しめそうなアニメだったなと。逆に言うと、おそらくそこしかないわけだけど…。後に何も残らない話を膨大な手間暇をかけてゴージャスに映像化してるというか…。しかし、ここまでの映像を誰もが作れるわけもなく、このスタッフだからこそ、ここまで作り込めたんだろうなと…。いやはや、よくまあこんなの作ったよなと…。とんでもないなあ…。
さておき。眺めていてなんとなく、大友克洋先生版「ハウルの動く城」と捉えることもできそうだなと思ったりもして。もっとも、「ハウル」が公開されたのはこのアニメの数ヶ月後、しかもこっちは制作に9年かかってるそうで、するとこのアニメは「ハウル」の先輩扱いが妥当なのだろうか。
映像が…凄い…。これはとんでもないなあ…。スチームパンク的な世界観。ひたすら出てくるパイプ歯車歯車パイプ歯車パイプパイプ歯車そして蒸気蒸気蒸気。更に圧倒的なスケール感。登場するメカは、どこか犬の「名探偵ホームズ」を連想したりもして。横にモリアーティ教授が立っていてもたぶんそんなに不自然じゃない。かもしれない。
話というか展開については、予想通り、「あーもうめちゃくちゃだよ」の一言で済んでしまう感じのソレだなと…。間違っても、TVカメラの前で女性客が「感動しました」「泣けました」なんてコメントすることは100%ありえない内容。「AKIRA」にしろ「メトロポリス」にしろ、大友先生が絡んだら大体はこうなりますよね、そういう作風だし、みたいな。 *1
とにかく映像を堪能するぞと思いながら眺めたら楽しめそうなアニメだったなと。逆に言うと、おそらくそこしかないわけだけど…。後に何も残らない話を膨大な手間暇をかけてゴージャスに映像化してるというか…。しかし、ここまでの映像を誰もが作れるわけもなく、このスタッフだからこそ、ここまで作り込めたんだろうなと…。いやはや、よくまあこんなの作ったよなと…。とんでもないなあ…。
さておき。眺めていてなんとなく、大友克洋先生版「ハウルの動く城」と捉えることもできそうだなと思ったりもして。もっとも、「ハウル」が公開されたのはこのアニメの数ヶ月後、しかもこっちは制作に9年かかってるそうで、するとこのアニメは「ハウル」の先輩扱いが妥当なのだろうか。
*1: 実際には、科学との付き合い方を問いかけてる部分もあるのかもしれないけれど…。誰かが、「原子力を出さずに原子力を扱うことの危険性を訴えている映画なのでは」と評していた記憶もあるし。「鉄腕アトム」の海外版タイトル「ASTRO BOY」からの流れで「スチームボーイ」というタイトルにしたと聞いたけど、ひょっとすると「リトルボーイ」(原爆開発時のコードネーム)からの連想も混ざってたりするのかなと…。いや、そもそも「アトム」という名前からしてアレだったな…。
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