mieki256's diary



2018/09/08() [n年前の日記]

#2 [movie] 「アントマン」を視聴

昨日TV放送されてた版を録画しておいたので視聴。

台詞が面白いなと…。軽快でテンポがいい。

一見すると感動シーンに見えるソレすら、軽口でさっさと打ち切って笑いを取って次のシーンに、てな見せ方に唸った。これが邦画なら、絶対に押しつけがましい感動的な音楽を大音量で流してしかもダラダラ引き延ばして、もしもアメリカの劇場で流してたら客が失笑するシーンになってしまうのだろうなと。

一瞬で小さくなることでアクションのテンポも早くなっていたような気もする。なんとなく、「縦横無尽」という言葉が浮かんできたり。

眺めているうちになんとなく思ったけれど、あちらの映画はありえない設定でも説得力を持たせるように色々工夫して見せるなと…。小さくなった際の音の聞こえ方の変化をキッチリ表現したり等…。あるいは、それまでフツーの一般市民だったキャラがいきなり特殊能力を使いこなしたら極めて不自然なわけだけど、秘密道具の内部構造をチラ見させつつ、訓練シーンを挟むことで納得できるように構成したりとか。日本のヒーローモノはいきなり何の説明もなく使いこなすからシラケるのだよな…。と思ったけどスーパーマンあたりも平気でいきなり特殊能力を使ってたか…。まあ、彼は地球人じゃないから…。

観客をアクションシーンに没入させるためには、アクションしてる最中に「えっ? 何その能力」と思わせちゃいけないような気がする。「あ、ここでソレを使うか」系の驚かせ方をしないと…。そのためには色々下ごしらえが必要で。しかし下準備してるところだけ延々見せてもダレてしまう。テンポよく、短い時間で、だけど必要な設定は確実に伝えないと…。そのあたりは単純にテクニックだと思うわけで。

というわけで、ひたすら「上手いなー」と感心させられる映画だったなと。

以上です。

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