mieki256's diary



2017/09/27(水) [n年前の日記]

#1 [raspberrypi] Raspberry Piの画面を動画でキャプチャする方法は無いのだろうか

Raspberry Pi Zero W 上で OpenGL ES を使った際の画面を、動画でキャプチャする方法は無いのだろうか。

今のところ、デジカメで動画として撮影して、Windows機に取り込んで、AviUtl で mov から mp4 に変換してるけど。かなり面倒臭い。一々デジカメと三脚を引っ張り出してセッティングするのがツライ。デジカメにUSBケーブルを差して、PCと接続して、転送が終わったらまたケーブルを外すのが面倒臭い。

ビデオ端子で入力するのはどうか。 :

これがまだ、ビデオ端子から映像出力する機器であれば…。手持ちの、アナログ放送時代のHDDレコーダ TOSHIBA RD-H1 で録画して、録画ファイルをLAN経由でWindowsに転送して…等ができそうだけど。

Raspberry Pi2 / Pi3なら、ビデオ端子用の出力端子を一応持ってるけど。Pi ZeroはHDMIしか持ってないし。たしかそのはず。

HDDレコーダはどうか。 :

HDMI端子から出力されてる映像を録画するとなると…。

手持ちのHDDレコーダ TOSHIBA RD-BZ710 を使って、HDMI経由で送られてくる映像を録画できないかなと思ったけれど、マニュアルを眺めてみてもそんな方法は書いてない。

というか今頃気づいたけど、そもそも RD-BZ710にはHDMI入力端子が無かった。コレ、HDMI出力端子しか無いのか…。昔のビデオデッキの感覚で、てっきり入力端子があるものと思い込んでたけど、この手の機器にそんなものは無いのだな。TV放送をそのまま保存したDR録画ファイルを、別形式に変換する機能しか持ってないのが、一般的なHDDレコーダ、なのだろう…。

HDMIキャプチャボードはどうか。 :

HDMIキャプチャボードを使えば Raspberry Piの画面を動画でキャプチャすることができるらしいけど。Raspberry Piの画面をキャプチャしたいという、ただそれだけのために、HDMIキャプチャボードの類を購入するのも馬鹿馬鹿しい。一応価格を調べてみたけど、Raspberry Pi シリーズの数倍の価格だし…。

本体だけでどうにかならんかな。 :

Raspberry Pi + raspbian で、自力で動画キャプチャできればいいのだけど…。Raspberry Pi上の OpenGL ES 出力結果は X Windowと繋がってないので、Linux上で動作する一般的な動画キャプチャソフトではキャプチャすることができないはず。X Window の画面ならキャプチャできるだろうけど。

また、動画でキャプチャしようとすると、おそらく Raspberry PiのGPUに内蔵されてるjpeg変換機能を使って Motion JPEG の類で保存して、とかなりそうだし、そうなると OpenGL ES を使ってる場合、GPUはそっちで使われてしまうから、jpeg に変換する機能は使えなくなって、さりとて非力なCPUで変換したら速度が足りないし、ベタで書き込めるほど microSD のアクセス速度も速くないしで、かなりの低フレームレートで録画することになりそうな。

まあ、とにかく不便だなと…。何かいい手は無いものか。無いよな。

#2 [prog] luaをインストール

Windows10 x64上に lua をインストールしてみた。以下を参考にして作業。

_Lua の Windows へのインストールと使い方 | プログラマーズ雑記帳

_Lua - Joe DF's Builds から、lua-5.3.4_Win32_bin.zip と srlua-5.3.4_Win32_bin.zip をDLして解凍。任意のフォルダにコピー。環境変数PATHに場所を追加。インストール終了。

使い方をメモ。 :

前述の解説記事に従って動作確認。
  • スクリプトを実行 : lua hello.lua
  • 対話モード : lua - i
  • 対話モード終了 : Ctrl+Z[enter]
  • バイトコンパイル : luac -o hello.luac hello.lua
  • バイトコンパイルされたファイルの実行 : lua hello.luac
  • 実行ファイル(.exe)生成 : glue srluaのPATH スクリプトファイル名 生成ファイル名。ただし lua??.dll が実行ファイルと一緒に必要。
問題なく動いてくれた。

#3 [anime] 「サクラクエスト」最終回を視聴

録画してたソレをようやく視聴。全体の感想をメモ。

色々と興味深いアニメだったなと…。

このアニメは、P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」の一つ、「SHIROBAKO」に次ぐ第3弾という扱いらしいけど。個人的には、SHIROBAKOと比べてしまうとなんだか弱いなと感じてしまったところがあって。

どうして弱いと感じるのかを考えてみたのだけど…。「お仕事シリーズ」は、若い女性達が仕事を通して悩んだり成長したり、というのが一つの柱、大黒柱としてあるけれど。SHIROBAKOの場合、ソレに加えて「アニメ業界ってこんなところですよ」と紹介していくあたりが、もう一つの柱になってたなと気付かされたわけで。

「○○業界」を紹介していくというのは、視聴者にとっての異世界を見せていくこと。多くの漫画・アニメ・ドラマで使われているやり方で。「美味しんぼ」「もやしもん」「銀の匙」「のだめカンタービレ」等々、前例はいくらでもある。そういった作品は、それら異世界を分かりやすく紹介することで、視聴者の知的好奇心を満たしつつも、感情的な部分についてはドラマ性を見せることで満たしていく、一粒で二度美味しい的な作りになっていて。

で。SHIROBAKOは二本柱で見せてたけれど、サクラクエストは柱が一本しかないから、そりゃ後者はちょっと物足りないと感じるのも致し方ないよなと。いやまあ、SHIROBAKOが優秀過ぎたというか、目の付け所が美味し過ぎたのだろうけど…。

それとは別に。「町おこし」「限界集落」という問題は、現状ではなかなか正解が見えない話でもあり。主人公達が頑張って、何かしらの結末に繋げたとしても、はたしてこれでいいのか、これで解決したと言えるのだろうか、てな懸念が絶えずついて回るので、見ていてスッキリしないところがあったなと。

逆に考えると、そんな難しい問題をテーマに据えながらも、ちゃんとそこそこ見れる作品にしてみせたのだから、参加した脚本家さん達の手管はスゲエなあと感心せずには居られないわけで。ただただ暗い話にしてしまうのではなく、ところどころで笑いを盛り込みつつ全体のムードを調整していったあたりはさすが、みたいな。巷の話によると、なんでも脚本を2年ほど練ったという話らしいけど、それが本当なら努力の甲斐はあったのではないかと。

何にせよ、P.A.WORKSらしい真面目さが感じられる作品になってた気がするわけで。手放しで絶賛できるほどの出来ではないのだろうけど、箸にも棒にも掛からないというわけでもなく、良作・佳作として扱われてしかるべき、てな作品だったような気がしたり。と言っても、前がSHIROBAKOだったから、「うーん」と思ってしまうあたりは、コレはどうしようもないけれど…。

それはともかく。ところどころで、「アレ? コレって手描きアニメ業界の比喩?」と思ったところもあるのだけど…。そこらへん、意識して重ねて見せていたのだろうか。それとも、たまたま偶然そう見えただけだろうか…。

#4 [anime] 「プリンセス・プリンシパル」最終回を視聴

美少女スパイアニメ、という説明でいいのだろうか…。なんか違う気がする…。

全体の感想としては、面白かったなと…。キャラも立っていてそれぞれにファンがつきそうに見えたし。アクションもガンガン見せられる設定だし。一話完結でエピソードを提示できるから、売れればシリーズ化もできそうだし。美少女キャラで構成したルパン三世、てな印象も。

当初、ガルパンを制作したアクタスというスタジオが絡んでると知って、これは放送を落とすだろうな…と予想してたけど一度も落とさなかったので大変失礼ながらなんだか逆にビックリ。いや、一緒に名前が並んでるStudio 3Hz側が頑張ったということかもしれんけど。そういえば、メインは3Hzだったとどこかで見かけた記憶も…。

重力制御できるガジェット?がなんだか興味深かったり。魔法のようだけど魔法ではないぞ、時間制限もあるし無理すると壊れるから万能じゃねえぞ、みたいなところが実にイイ感じ。魔法だぞ、にしちゃうと何でもアリになっちゃうから…。いやまあ、それはそれで、例えばリトルウィッチアカデミアみたいにテンションだけでガーッとイケたりしてアリではあるけど。しかし、限られたリソース・制約の中で工夫して、「そう来たか。やるなあ」と思わせるソレもアリだよなと。

重力を操る少女の図と言えば、たしかそういうゲームがあったような…。プレイしたことないけど…。ああいう映像って気持ちいいよなと。実写じゃああいうのはちょっと難しい。ワイヤーで吊ってます感が隠せないし。漫画でやると動きが伝わらないから今一つ。自由に動かせるし、動きとして提示できるゲームやアニメだからこそ、堂々と気持ちよく見せることができる設定、のような気が。…あ。考えてみたらラムちゃんなのか。今頃気づいた。道理でイイ感じの映像と思ってしまったわけで。自分、おじさんだから、アレが染み込んじゃってるのだな。

個人的には、お姉さんキャラの父親が出てくる回のラストのあたりで唸ってしまったり。少女達の明るい歌声がバックで流れつつ、しかし画面では、みたいな。上手いというか黒いというかエグイというか。さすがやで…。これもまた考えてみたら、画と音と言う2つの要素を同時に扱える、映像作品という形だからこそ可能な見せ方なのだよな。小説や漫画では音を流せないから、ちと難しい。ああいう見せ方、個人的に好きですわ。

ずっと同じ脚本家さん(大河内一楼氏)が担当してたのに、最終回1話前と最終回だけは脚本が檜垣亮氏に変わったあたりはなんだか気になった。一体どんな事情が…。まあ、本編内でボスが差し替えられたあたりと重なって、なんだかちょっとメタな感じがしてそれはそれで面白かったけど。実況の類を眺めていたら、急にキャラが変わったと感じてしまった人も少なからず居たみたいで、やはり一人の脚本家さんが全話担当すると、それだけで一本筋が通るところがあるのだなと改めて思ったり。と言っても、それもそれでシンドイはずで…。

そういえば、シリーズ構成の大河内氏は、∀ガンダムでアニメ脚本家としてデビューしたのだったか…。∀ガンダムも姫様の入れ替わりがあったわけだけど。当時新人扱いだった氏の中で、∀ガンダムのソレが仕込まれて、熟成されて、こういう形で昇華・アレンジされたのだ、てのは考え過ぎだろうか。

時系列のシャッフルについて。 :

このアニメ、一話単位で、時系列がシャッフルされていて。巷のソレを眺めると、そこに文句を言ってる人も若干見かけたのだけど。

時系列のシャッフルは…。色んな作品が果敢に挑戦してたりするけど、えてして視聴者をある程度振り落とすからなあ…。どうなんだろうなあ…。

昔、EVAの2話を視聴した際、回想シーン使って戦闘の様子を見せてるあたりで、自分は「カッケー」「なんだこの見せ方。イカス!」とシビレタのだけど。後になって友人が「あの回、EVAが2回出撃して戦ってるよね」と言い出して愕然とした記憶が。時間軸の前後を入れ替えると、ついてこれる視聴者とついてこれない視聴者に別れちゃうのだと、その時初めて認識したというか。

かといって、きっちり順々に並べて見せるのが絶対に正解というわけでもないだろうし。だって、EVAのアレを見た自分は「カッケー」と思ってしまったわけだから…。あの見せ方が無かったら、そこで受けた感動も無かったことになっちゃう。分かればそれでいいってもんでもないよな。加えて感動までさせなきゃ商品価値は生まれない。

だから、時系列のシャッフルは難しい。「あ、コレって過去の話か」と気付いて、ある種の感動を受けてる視聴者も居れば、「???」となってる視聴者も居る。前者に合わせると後者が振り落とされるし、後者に合わせると前者はつまらないと感じちゃう。

テクニックを見つけるしかないのだろうなと。例えば仮面ライダーキバは、父と息子の時間軸を並列・交互に見せていくという凝った作りをしていて、プロデューサーはそういう作りってホントにできるのかと不安だったらしいけど。脚本を担当した井上敏樹氏は「手口は色々あるんだよ。俺にまかせろ」みたいなことを言ってたそうで。つまり、テクニックを知ってるかどうか、駆使するかどうかで、どうとでもなるところがあるんだろう。と思いたいなあ。みたいな。

以上、1 日分です。

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