2017/09/09(土) [n年前の日記]
#1 [raspberrypi] Raspberry Pi Zero WのmicroSDHCを交換してみたり
Raspberry Pi Zero W の、microSDHC へのアクセス速度が遅いあたりが気になるわけで。
手元に、昔購入した microSDHC、Transcend TS16GUSDC4 16GB Class4 があったので、交換してみようかなと。
Transcend TS16GUSDC4 16GB Class4 のベンチマークは、 _2016/06/25の日記 にメモしてあった。
手元に、昔購入した microSDHC、Transcend TS16GUSDC4 16GB Class4 があったので、交換してみようかなと。
Transcend TS16GUSDC4 16GB Class4 のベンチマークは、 _2016/06/25の日記 にメモしてあった。
◎ Team製 8GB の microSDHC のベンチマークもメモ。 :
せっかくだから、Raspberry Pi Zero W スターターキットについてきた Team製 microSDHC 8GB Class10 (KSY008G0MC28PI) のベンチマークもとってみたり。SDカードフォーマッタでクイックフォーマットをした直後の状態で測定。
Transcend製 microSDHC と、そんなに変わらんなあ…。あっちは Class4 で、こっちは Class10 なのだけど…。
いや待て。結構違うか。
ちなみに、Raspberry Pi3 購入時に一緒に買った Team製 microSDHC 16GB は、 _2016/07/13の日記 にベンチマークがメモしてあった。16GBのほうが微妙に速いのだな…。
----------------------------------------------------------------------- CrystalDiskMark 5.1.2 x64 (C) 2007-2016 hiyohiyo Crystal Dew World : http://crystalmark.info/ ----------------------------------------------------------------------- * MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s] * KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 19.793 MB/s Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 14.131 MB/s Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.117 MB/s [ 516.8 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 0.414 MB/s [ 101.1 IOPS] Sequential Read (T= 1) : 19.714 MB/s Sequential Write (T= 1) : 12.792 MB/s Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 2.052 MB/s [ 501.0 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 0.284 MB/s [ 69.3 IOPS] Test : 100 MiB [E: 0.0% (0.1/7536.0 MiB)] (x3) [Interval=5 sec] Date : 2017/09/09 8:02:00 OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 15063] (x64) microSDHC Team 8GB CLASS10 (KSY008G0MC28PI) + BUFFALO BSCRMSDCBK(USB2.0)
Transcend製 microSDHC と、そんなに変わらんなあ…。あっちは Class4 で、こっちは Class10 なのだけど…。
いや待て。結構違うか。
- Team製は、Transcend製に比べて、シーケンシャルライト(書き込み)速度が倍。
- その代わり、ランダムライトは、1/2〜1/3。
- ランダムリードも微妙に遅い。
ちなみに、Raspberry Pi3 購入時に一緒に買った Team製 microSDHC 16GB は、 _2016/07/13の日記 にベンチマークがメモしてあった。16GBのほうが微妙に速いのだな…。
◎ 起動時間は変わらなかった。 :
Transcend製も、起動時間は Team製とさほど変わらなかった。デスクトップ画面が出てくるまで1分20秒ほど。
◎ hdparmの結果は違った。 :
hdparm も同じかなと思ったら、これは違った。
とりあえず、Transcend製を使うことにするか…。
$ sudo hdparm -t /dev/mmcblk0 /dev/mmcblk0: Timing buffered disk reads: 62 MB in 3.09 seconds = 20.05 MB/secTranscend製のソレは、20MBぐらい出てる。Team製は10MBぐらいだったのに…。なんでやろ。まさか、Team製を使ってた時は、接触不良だったとか…? それとも、アクセスしてる領域によっては遅いとか。microSDHC については詳しくないから分からん…。
とりあえず、Transcend製を使うことにするか…。
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#2 [raspberrypi] Raspberry Pi Zero W でサンプル等を動かしたり
Raspberry Pi は、/opt/vc/src/hello_pi/ 以下に、OpenGL ES を使ったサンプルソース等が入ってるので試しに動かしてみたり。
各フォルダに入ってる hello_*.bin が実行ファイル。
描画速度は Raspberry Pi3 とほとんど違いが見られなかった。GPUに頑張ってもらう分には、Pi3 も Zero W も速度的には同じようなものらしい。
ただ、hello_teapot を実行したらテクスチャが反映されず。hello_teapot は、動画をテクスチャにして描画するサンプルなのだけど。
Zero W はRAMが512MBしかないから、デフォルトではGPUに64MBしかメモリが割り当てられてない。故に、メモリ不足で動画をテクスチャにできない。128MBまで増やせば、テクスチャも描画されるようになる。
GPUへのメモリ割り当て量は、以下で変更。
cd /opt/vc/src/hello_pi sh rebuild.sh色々コンパイルされる。ということは、この手のビルドに必要なプログラム群は既にインストールされてるらしい。
各フォルダに入ってる hello_*.bin が実行ファイル。
cd hello_triangle ./hello_triangle.binキューブが表示された。
描画速度は Raspberry Pi3 とほとんど違いが見られなかった。GPUに頑張ってもらう分には、Pi3 も Zero W も速度的には同じようなものらしい。
ただ、hello_teapot を実行したらテクスチャが反映されず。hello_teapot は、動画をテクスチャにして描画するサンプルなのだけど。
Zero W はRAMが512MBしかないから、デフォルトではGPUに64MBしかメモリが割り当てられてない。故に、メモリ不足で動画をテクスチャにできない。128MBまで増やせば、テクスチャも描画されるようになる。
GPUへのメモリ割り当て量は、以下で変更。
- スタートボタン → 設定 → Raspberry Piの設定 → パフォーマンス → GPUメモリ。
- あるいは、端末(ターミナル)上で sudo raspi-config → Advanced Options → Memory Split。
◎ pi3dも動かしてみた。 :
Python から OpenGL ES を扱える、
_pi3d
もインストールして動作確認してみたり。
pi3d の動作には Pillow と numpy も必要らしい。raspbian stretch では既にインストール済みだった。別途インストールしたい場合は以下。
pi3d は pip でインストール。
サンプルスクリプト群の _pi3d_demos を git で持ってくる。
フォルダに入って何か実行してみる。
pi3d も、GPUに頑張ってもらう系のスクリプトなら Pi3 と似たような速度で動いてくれる模様。ただ、CPUに頑張ってもらう系のスクリプトは、ちょっとフレームレートが低いような…気がする。
それはともかく、pip list と打つとインストール済みのPythonモジュールが一覧表示されるけど、25秒ほど、無反応で待たされる…。ストレージへのアクセスが遅いのか、CPUが遅いのか、メモリが少ないのか…。
pi3d の動作には Pillow と numpy も必要らしい。raspbian stretch では既にインストール済みだった。別途インストールしたい場合は以下。
sudo aptitude install python-pillow python3-pillow sudo aptitude install python-numpy python3-numpy
pi3d は pip でインストール。
sudo -H pip2 install pi3d sudo -H pip3 install pi3dpip2 が、Python 2.7用のpip。pip3 が、Python3.x用のpip。
サンプルスクリプト群の _pi3d_demos を git で持ってくる。
git clone https://github.com/pi3d/pi3d_demos.git
フォルダに入って何か実行してみる。
cd pi3d_demos python Earth.py画面が出てくるまで、何故か結構かなり時間がかかったけど、それでも一応、地球と月と謎の球体がくるくると回ってくれた。
pi3d も、GPUに頑張ってもらう系のスクリプトなら Pi3 と似たような速度で動いてくれる模様。ただ、CPUに頑張ってもらう系のスクリプトは、ちょっとフレームレートが低いような…気がする。
それはともかく、pip list と打つとインストール済みのPythonモジュールが一覧表示されるけど、25秒ほど、無反応で待たされる…。ストレージへのアクセスが遅いのか、CPUが遅いのか、メモリが少ないのか…。
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