mieki256's diary



2017/07/06(木) [n年前の日記]

#1 [raspberrypi] 強敵! ELPA平ギアセット!

ELPAブランドで販売されてる平ギア(ギヤ)セット、 _HK-MG5H を組み立てようとしたのだけど。これがなかなかハードルが高くて…。

工具と作業場所の問題。 :

物置から金槌を発掘してきて、プラスチック製ギヤに金属製シャフトを打ち込もうとしたけれど、畳の上に木の板を載せて、ソレを土台にして作業しても全然打ち込めなくて。仕方なく庭に出てコンクリート部分の上で作業したらドンドン入っていったので一安心したものの、ちょっとコレはどうなんだ、てな気分に。
  • 金槌を持ってることが前提の工作パーツだけど、一般の御家庭に金槌はあるのだろうか…。常日頃ちょっとした木工作業が当たり前だった昭和時代ならともかく…。いやまあ、今時は100円ショップで入手できる可能性もあったりするのかな。
  • 例えばマンション住まいの小学生は、コンクリートの作業場所を発見できるのだろうか…。庭がある家に住んでる小学生しか工作できないとかだったらどうなんだ。まあ、ベランダで作業すればいいのかな。と思ったけどトントンカンカンやってたら結構近所迷惑だよな…。

説明書の問題。 :

説明書・組み立て事例が小さい紙に印刷されて同梱されてたので、ソレを参考に作業したものの。書いてある情報が足りなくて、2回もシャフトの打ち間違いを…。ラジオペンチと金槌でどうにかこうにかシャフトを抜く羽目に。
  • サンプル通りにやるとギヤが余る…。「この事例の場合はギヤが一つ余ります」とでも書いてあれば、まだ悩まずに済んだのだけど…。
  • 「ギア小」「ギア中」「ギア大1」「ギア大2」とか書いてあるけど、どれがどれだかわからん。何が「1」で何が「2」なのか。大きいほうが「1」なのか? 小さいほうが「1」なのか?
  • 軸受け部分内は「ギヤ大1」「ギヤ中」の組み合わせと書いてあるけど、それだとギヤ間の距離があり過ぎて噛み合わない。「ギヤ大」2つを並べないと回らないのですが…。
  • 軸受け部分は2つ穴が空いてるけど、説明書と違って、実物は端までの距離がそれぞれ違うので、ギヤを入れる場所を間違えるとタイヤシャフトを回せなくなる。

何故か引っ掛かる問題。 :

一応組み立てられたかな、と思いきや、今度は各ギヤが回ってくれない。指で試しに回してみても、どこかで引っ掛かってビクともしない瞬間がある…。バリでも残っててそこが引っ掛かってるのかと思ったけど、どうやらそういうわけでもなさそうで。眺め回してみたけど、どこで引っ掛かってしまうのか、原因が分からん…。

ソレとは別に、よくよく見てみるとタイヤシャフト、HK-MSF100H が真っ直ぐではないような…。クルクル回すと軸がブレる…。いやまあ、そこで引っ掛かってるわけでもなさそうだけど、要するに精度が…。

強敵です。 :

模型店が存在しない田舎の店頭でも入手できるこの手の工作パーツとなると、このELPAブランドのアレコレしか無いわけで、その点は実にありがたいし、今後も販売を続けてほしいと願いつつも。しかし、これはなかなか強敵。

「小学生でも組み立てられそうな商品か?」てなあたりを意識・観察しながら弄ってたけど、ちょっとコレは…どうなんだろ…。まあ、ELPAブランドってそういうもんでしょ、などと言われそうでもあるし、手取り足取り説明してスンナリ出来上がってしまったらソレはもう工作じゃないのだ、苦労して作業してしかも結局ちゃんと動かなくて枕を濡らすのが正しい工作なのである、的思想を持った方も居そうなのでアレだけど。

どうにかして、AmazonやヨドバシあたりでTAMIYA製ギヤボックスを入手したほうがヨサゲかも。総額でもTAMIYA製品のほうが安くなりそうな気配もあるし…。

一応画像をメモ。 :

せっかく苦労したので写真を撮ってみた。一応、組み立てる時の注意点もメモ。もちろん、この通りのギヤの組み合わせじゃなくてもいいのだけど。

elpa_gearset_01.jpg

elpa_gearset_02.jpg

elpa_gearset_03.jpg

写真を見ていて気がついたけど、軸受けの中、ギヤ大からギヤ中に伝達するところで、大きいギヤを小さいギヤへと噛み合わせてるあたりが自分の希望とは合ってないな…。低回転で力を増すような回し方にしたかったのだけど、これでは真逆。

しかし、軸受け部分の穴の位置と、タイヤシャフトの固定部分からして、この組み合わせしかできないよな…。
  • 軸受け部分の前後を逆にすれば低回転で力は増すけど、軸受け部分とタイヤシャフト固定部分がぶつかって、タイヤシャフトにギヤが届かなくなるし。
  • ギヤだけ前後を入れ替えると、大きいギヤが底面とこすれて、そもそも回らない。
なかなか厳しい。

#2 [raspberrypi] TV回転台にELPAギヤセットを乗せてみた

ELPA平ギヤセットをせっかく組み立てたので、TV回転台に乗せてみた。 あくまで仮組みということで、両面テープをベタベタ貼って仮固定。

tvkaitendai_photo01.jpg

tvkaitendai_photo02.jpg


DCモータが回転するとゴムタイヤが回って、TV回転台の下側の側面を回そうとする、が、回転台の下側は接地してるから、上側・自分自身が回転するはず。みたいな。

しかし、動かしてみたら問題が。 やはりギヤの組み方が全然ダメだった模様。まあ、元にしている組み合わせ事例は、おそらく車モドキ用=高速に走るように振ってる組み合わせだから、当然かも。

動画で見るとこんな感じ。



これでは電動雲台には程遠い。程遠いというか、たぶんコレ全然違う何かになってる。振動で微妙に歩き始めてるし。

とは言え、回転台の下側にバッテリー等が無ければこうして延々と回転できるわけで…。バッテリーその他を繋ぐコードの長さや固さ、回ってるうちにコードが絡まる等の問題は無いわけで、気楽に使えそうなイメージは見えてきた。

にしても、ELPA平ギヤセット、どうしたもんか。結局、軸受け部分を自作しないと使い物にならない気がする。しかし、何を使って自作すればいいのやら。まあ、諦めてTAMIYA製ギヤボックスを使えば話は早いのだけど。

以上、1 日分です。

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