2014/05/10(土) [n年前の日記]
#1 [dtm] フリーの波形編集ソフトとスポッティングシート作成
今時はPC+波形編集ソフトでスポッティングシートを作るという話を知って、フリーの波形編集ソフトでもそういう作業はできるのかなとちょっと気になったので試してみたり。Windows環境で、
_SoundEngine Free
、
_Audacity
を使ってテスト。
SoundEngine Free は…。
Audacity は…。
てなわけで、フリーで使える波形編集ソフトでも、曲を再生しながらバシバシとキーを叩くだけで、リアルタイムで時間を測定できそうだなと。
出力されるテキストファイルには時間しか書いてないので、映像制作に使う場合は24・30コマ/秒に変換しないといかんのだろうけど。そのあたりは Perl、Ruby、Python あたりで数行スクリプトを書けば ―― 下手するとワンライナーでも変換できそう。ただ、24・30コマ/秒に変換した際の誤差をどう扱うかで悩みそうな気もする。
SoundEngine Free は…。
- 音を再生中に Ctrl+Mキーを押せば、再生位置にマークが入る。
- マークをマウスの左ボタンで押しっぱなしにするとそこから再生が始まる。マーク位置が合ってるか確認できる。
- マークをドラッグすれば位置変更ができる。
- マーク表示がされてる部分で右クリックメニューを出せば、マークを全消去したり、全てのマークの時間をクリップボードにコピーできる。
Audacity は…。
- 音を再生中に Ctrl+Mキーを押せば、再生位置にラベルと呼ばれるマークっぽいものが置ける。
- ラベルはテキスト入力が可能。どこでどんな音が鳴ってるかメモを取れる。
- トラック → ラベルの編集を選べば一覧表が表示されて、各ラベルに対して文字入力ができる。
- ラベルのテキスト部分をクリックすると、そこが再生開始位置になる。再生ボタンを押せばそこから再生される。
- ラベルマーク?の真ん中の丸をドラッグすれば位置変更できる。
- ファイル → ラベルの書き出しで、全ラベルをテキストファイルで出力できる。
- ラベルはそれぞれ選択範囲を持つことも可能。
てなわけで、フリーで使える波形編集ソフトでも、曲を再生しながらバシバシとキーを叩くだけで、リアルタイムで時間を測定できそうだなと。
出力されるテキストファイルには時間しか書いてないので、映像制作に使う場合は24・30コマ/秒に変換しないといかんのだろうけど。そのあたりは Perl、Ruby、Python あたりで数行スクリプトを書けば ―― 下手するとワンライナーでも変換できそう。ただ、24・30コマ/秒に変換した際の誤差をどう扱うかで悩みそうな気もする。
◎ Wavosaurも試用。 :
_Wavosaur - 窓の杜ライブラリ
他のソフトのほうが使いやすかったりしないかなと思えてきたので、試しに Wavosaur を試用。
他のソフトのほうが使いやすかったりしないかなと思えてきたので、試しに Wavosaur を試用。
- Mキーを押すとマーカーをつけられる。
- TABキーで次のマーカー位置、Shift+TABキーで前のマーカー位置に再生開始位置を動かせる。
- Tools → Slicing/Region → Set maker at * で、BPM指定その他で自動でマーカーをつけられる。
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以上です。