2013/11/17(日) [n年前の日記]
#5 [anime] 宇宙を旅する船に求められるもの
BS11でマクロスFを見ていたら、ちょっと気になるシーンがあって。
戦死した兵士の死体を何かの液体に沈めながら、「彼等の肉は我々の血肉となる」みたいな追悼の台詞が。そして、その次の回の冒頭で、「マクロス船団はあらゆる有機物を再利用して循環型システムを実現している」「いわば小さな地球なのだ」みたいな説明が挿入されていて。
なるほど…死体も再利用する社会になってる、という設定なのだろうなと。なんのかんの言っても、マクロスはやっぱりSF作品だなー。と感心したのでした。
それを考えると…。ヤマト2199の宇宙葬シーンはアレだよなと。もったいない! その、たんぱく質の塊、まだ食えるところがあるかもしれないのに!
もっとも、ヤマト2199とマクロスシリーズは、状況が違うなと思えてきて。
しかし、それでいて、ヤマト2199の一シーンでは、料理を作ってくれるシステムに対し、「この食堂の料理、チョーウメエ!」「でも、原材料をどこから調達してんだろ?」という船員の疑問に対し、真田さんが「知らないほうが幸せだと思うよ…(ニヤリ」と返していて。ヤマトもヤマトで、ちょっと吐き気を催しそうな設定を、裏でしっかり作ってあるのだろう…と想像するのですけど。
宇宙旅行って大変ですな。
戦死した兵士の死体を何かの液体に沈めながら、「彼等の肉は我々の血肉となる」みたいな追悼の台詞が。そして、その次の回の冒頭で、「マクロス船団はあらゆる有機物を再利用して循環型システムを実現している」「いわば小さな地球なのだ」みたいな説明が挿入されていて。
なるほど…死体も再利用する社会になってる、という設定なのだろうなと。なんのかんの言っても、マクロスはやっぱりSF作品だなー。と感心したのでした。
それを考えると…。ヤマト2199の宇宙葬シーンはアレだよなと。もったいない! その、たんぱく質の塊、まだ食えるところがあるかもしれないのに!
もっとも、ヤマト2199とマクロスシリーズは、状況が違うなと思えてきて。
- マクロス船団は、おそらくは何十年〜何百年という長期の民族大移動。ヤマトは、せいぜい1年間の、比較的短期の宇宙旅行。
- ヤマトは、あちこちの惑星に立ち寄って、航海に必要な物資を現地調達することが前提になっている。略奪上等! みたいな。
- ヤマト艦内において、自分達は戦友や敵兵の死肉を食べながら旅をしてる、なんて知ってしまったら、兵士の士気に関わる。作戦遂行が難しくなる。
- そもそも、循環型システムとやらを実用化できる技術があったら、コスモリバース〜なんぞ取りにいかなくて済む。地球の地下でひっそり暮らす、という選択肢もアリになる。コスモリバース〜を取りに行く=循環型システムを実用化できるほど科学技術が進歩してない世界。
- 宇宙葬は、ロマン。ロマンなんだから、もったいないとか言うなー!
しかし、それでいて、ヤマト2199の一シーンでは、料理を作ってくれるシステムに対し、「この食堂の料理、チョーウメエ!」「でも、原材料をどこから調達してんだろ?」という船員の疑問に対し、真田さんが「知らないほうが幸せだと思うよ…(ニヤリ」と返していて。ヤマトもヤマトで、ちょっと吐き気を催しそうな設定を、裏でしっかり作ってあるのだろう…と想像するのですけど。
宇宙旅行って大変ですな。
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以上です。