mieki256's diary



2013/11/16() [n年前の日記]

#1 [pc] PT1の映像をLAN内PCでも視聴できるようにしてみたり

東芝製HDDレコーダ RD-BZ710 が、HDMI接続先・ディスプレイを見失ったままになってしまいまして。画面が映りません。映像が流れてきません…。

電源を切って入れ直すまでは、TVチューナー代わりとして使えない状態に。またか。またしても、この症状か。いい加減にせい…。映像が出てこないHDDレコーダって、なんじゃそりゃ…。

最近はこの不具合に遭遇せずに済んでたから、油断してた。予約録画開始で電源ONになった状態で、ダブルチューナーを切り替えたり、チャンネルを変更すると、この不具合が起きやすいんだよなあ…。

仕方ないので、PT1を積んでるサブPCに _Brynhildr でアクセスして、TVTest を起動して眺めてたのだけど。やっぱり画面がガクガクしてしまう。一応見れてる状態と言えなくもないけど、結構厳しい。PT1を積んでるPCを、映像を送り出すサーバにして、LAN経由でTV視聴可能に、とかできんのかなと。

ググってみたら、Spinel なるソフトを使うと可能になるようで。ありがたや。これは試してみないと…。

サーバ側の導入作業。 :

環境は、Windows7 x64 + PT1。

あちらこちらの解説記事を頼りにして、以下のファイルをDLさせてもらったり。
  • Spinel_ver3.6.1.1.7z
  • BonDriver_Spinel_ver3.5.3.0.7z
  • TVTest_0.7.23.zip
  • TVTest_0.7.23fix.zip
  • BonDriver_PT-ST(人柱版3)
  • B25Decoder.dll (Multi2Dec に入ってるらしいけど、手元にあった EpgDataCap_Bon(人柱版9.34).zip にも入ってたのでソレを使った。タイムスタンプは 2008/11/23だった。ただ、もしかすると現行版の Spinel では不要だったりするのかな? という疑問も。)

まず、サーバ側に Spinel を導入…するのだけど。注意点として、サーバ側のPCは、LAN内のIPアドレスを固定しとかないといけない。クライアント側からアクセスする際に固定してないと面倒、なのだと思う。

Spinel_ver3.6.1.1.7z を解凍して任意のフォルダに Spinel3フォルダを移動。

B25Decoder.dll を Spinel3\ 以下にコピー。

Spinel3\BonDriver\ 以下に、BonDriver_PT-ST(人柱版3)を解凍して出てきた x86フォルダの中身を移動…すればいいらしいのだけど、サブPCには既に TVTest が入っていて動かせる状態だったので、そこから以下のファイルを Spinel3\BonDriver\ 以下にコピーした。
  • BonDriver_PT-S.ch2
  • BonDriver_PT-S.ChSet.txt
  • BonDriver_PT-S.dll
  • BonDriver_PT-ST.ini
  • BonDriver_PT-T.ch2
  • BonDriver_PT-T.ChSet.txt
  • BonDriver_PT-T.dll
  • PTCtrl.exe

BonDriver_PT-S.dll と BonDriver_PT-T.dll をコピー&貼り付けして、各2ファイル、計4ファイルに増やす。それをリネームして、以下のようなファイル名にした。
  • BonDriver_PT-S0.dll
  • BonDriver_PT-S1.dll
  • BonDriver_PT-T0.dll
  • BonDriver_PT-T1.dll

BonDriver_Spinel_ver3.5.3.0.7z を解凍して、BonDriver_Spinel.dll と BonDriver_Spinel.dll.ini を、Spinel3\BonDriver\ 以下にコピー。

BonDriver_Spinel.dll と BonDriver_Spinel.dll.ini をコピー&貼り付けして各2ファイル、計8ファイルに増やす。それをリネームして、以下のようなファイル名にした。
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll.ini

BonDriver_Spinel_PT1_0_*.dll.ini をエディタで開いて、TunerPath = "PT/0/S/0" の行を修正する。以下のように修正。
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll.ini ... TunerPath = "PT/0/S/0"
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll.ini ... TunerPath = "PT/0/S/1"
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll.ini ... TunerPath = "PT/0/T/0"
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll.ini ... TunerPath = "PT/0/T/1"

Spinel.exe を実行する。画面内に4つほどチューナー?の項目が表示される…はず。

Spinel.exe を終了する。Spinel.ini が出来ているのエディタで修正。DescrambleControl = 1 にする。解説記事によっては、= 3 にする場合もあるらしい。

これでサーバ側(?)の作業は済んだ…はず。

クライアント側の導入作業。 :

クライアント側に、TVTest を導入する。TVTest_0.7.23.zip を解凍後、そのフォルダ中に TVTest_0.7.23fix.zip を解凍して出てきた以下のファイルをコピー。
  • TVTest_0.7.23fix.exe
  • TVTest_0.7.23fix.patch
TVTest_0.7.23fix.exe を実行してパッチを当てる。

サーバ側から以下のファイルをコピーして、TVTest のフォルダに入れる。
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll.ini
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll
  • BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll.ini
  • Lapis.Spinel.SharedInterfaces.dll

BonDriver_Spinel_PT1_0_*.dll.ini の4ファイルをエディタで開いて修正。Address = "xxx.xxx.xxx.xxx:48083" の行に、サーバ側PCのIPアドレスを指定する。…自分、最初、この作業をしなかったもので、「接続先が見つからねえぞい」とエラーが出て悩んでました。

TVTest.exe を実行。どのdllを使うか聞いてくるので…とりあえず、BS放送用の BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll を選んだ。カードリーダは「なし(スクランブル解除しない)」を選んでおく。

映像が出た! TVTest で設定画面を表示して、チャンネルのスキャンをする。画面を右クリック → 設定 → チャンネルスキャン、だったかな。もしかすると一番最初は、自動でチャンネルスキャン画面が出てきたような記憶もあり。

他のチューナーでもチャンネルスキャンをする。BonDriver_Spinel_PT1_0_*.dll を選んでいって、チャンネルスキャン。4つ分のチューナーに対して設定。

これで、RD-BZ710 が真っ黒画面になっても、一応TVを見れそう。

でも、PT1で録画中にコレを動かしたらどういう状態になるんだろうか…。

録画中でも問題無いようにしてみようと試みたり。 :

_PT2の新BS対応後のSpinel導入(覚え書き) | Tomba's Cooling を参考にアレコレ設定を。Spinel はOS起動と同時に起動させて、録画用ツール(らしい) TVRock が Spinel 経由で処理をするように。

サーバ側の BonDriver_Spinel_PT1_0_*.dll.ini 内の、
RequireExclusiveChannelControl = 1
の行で、排他的チャンネルコントロールとやらを有効にするのが肝、なのかしら。クライアント側は、
RequireExclusiveChannelControl = 0
にしておいて…。これで、クライアント側がそのチューナーを使ってても、サーバ側(録画PC)がそのチューナーを使おうとした場合はチューナーを持っていかれるよ、という状態になるのかもしれない。

件の記事では、録画用プログラムとして TVTest.exe を使ってるように見えたけど、自分の環境では RecTask.exe を使ってるように見えたので、そこの設定はちょっと違う記述にした。オプション内容は、視聴用も録画用も、
/d BonDriver_Spinel_PT1_0_T0.dll /DID A
/d BonDriver_Spinel_PT1_0_T1.dll /DID B
/d BonDriver_Spinel_PT1_0_S0.dll /DID C
/d BonDriver_Spinel_PT1_0_S1.dll /DID D
みたいな感じに。このあたりは弟が設定してくれたので、自分はよく分かってなかったり。

別のPCでも試してみた。 :

親父さんPCでも TVTest を動かしてみた。

自分のメインPCとPT1機は GbE? で繋がってるので帯域?は問題ないだろうけど、親父さんPCは無線LANなので、もしかすると画面がガクガクかも…。と思ったけどフツーに映ってくれてビックリ。意外とイケるんだなあ…。いや、考えてみたら、茶の間の REGZA が無線LAN経由で、自宅サーバに間違えて録画しちゃってた時もあるのだから、イケることは確認済み、だったのかな。

親父さんも喜んでたけど。問題は、PT1機は普段寝てる・スタンバイ状態な点。TVTest を起動してもPT1機が寝ていたら、当然映らない。親父さんPCからLAN経由で、PT1機を復帰できる何かを用意しないといけない。

自分は、「リモッチ」というツールを使って、PT1機を復帰させてるけど。複数のPCを管理できるツールなので、親父さんにとっては操作画面がよく分からないであろう予感。

以上、1 日分です。

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