mieki256's diary



2013/11/11(月) [n年前の日記]

#3 [zatta][neta] プログラマーは完璧主義が行き過ぎてる気がしてきたり

たしか匿名ダイアリーだと思うけど。「無能なプログラマーの条件」をせっせとリストアップしてる記事を見かけて。

その項目をざっと眺めた際、「これに当てはまらない人間が仮に居たら、ソイツはもう、絶対に人間じゃねえな。人間に見えるけど別の生物だろうな」と思ってしまったり。

その、ありえない理想像をせっせと書き出している、おそらくはプログラマーであろう人物の姿を想像してるうちに。もしかするとプログラマーは、度が過ぎた完璧主義者ばかりなのかも、てな恐怖が湧いてきて。

考えてみれば、プログラマーという人種は、プログラミングという作業をしている間、バグが無い状態、ロジックにミスが無い状態を生み出すことを最終目的として、延々と頭を働かせているわけで。その思考が、日常生活に何ら影響を及ぼさない可能性は低いんじゃないかなと。おそらく、プログラムを書く時と同じ感覚で、同僚、上司、先輩、後輩、政治、社会、教育…リアルワールドに存在しているあらゆるものに対し、常にダメ出しをし続けてしまう…可能性が高いんじゃないかと。人間って、そうそう簡単に頭を切り替える・思考モードを変えることってできないわけだし。

もし、その、「バグを探し出してやる!」という思考が、自分自身に向かったとしたら…。これは病気になって当然だろうなと。「無能な条件」を一切保有してない人間なんて居ないわけだから、自分の思考が、自分の無能ぶりを、必ずどこかしらから見つけ出し、ダメ出しをし続ける状態になる。自分の中で毒を作って、自分の体に飲ませ続けてるようなもので。これで精神が参らなかったら、むしろそのほうがおかしい。

ということで、そういうのは意識してほどほどにしておかないと、自分の臭いで気絶するカメムシ状態になるかも、と思えちゃったのでした。

「人間が作ったものは必ずバグがある」から「テストを書くのは重要」みたいな話が、プログラミングの世界では出てくるわけだけど。「人間が作ったものは必ずバグがある」のと似たノリで、「バグを持ってない人間は居ない」よなと。でも、「このバグ取らなきゃ」って思い込んでたら疲弊する。人間は、自分で書いたソースコードじゃないので、そのバグはたぶん取れないだろうと…。なので、「ほどほどに」とか「大目にみる」とか、そういう例外処理を書くしかないんじゃないかと。

と言っても、「バグを取らなきゃいけないと思い込むバグ」を持ってる人間も居そうだな…。なんだかややこしいなあ…。

まあ、そういう自分もプログラマーなので、家族から「どうしてお前はいつも重箱の隅をつついてばかりいるんだ!」とウザがられていたり。なんかねえ…気がついちゃうんだよねえ…。一度気がついちゃうと、気になって気になってしょうがなくて…。自分、『マイコン』にハマった中学生の頃から、ずっとそういう思考訓練をし続けてるもんなあ…。影響ゼロなわけがねえよなあ…。

以上です。

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