mieki256's diary



2013/08/10() [n年前の日記]

#1 [ruby] wxRubyをインストール

昨日作成したスクリプトを、Ruby/Tk でGUI化してたのだけど。どうも起動が遅いなと。wxRuby ならもうちょっと速く…いや、どうだろう…。試してみるかと。

Windows7 x64 + Ruby 1.9.3 の環境に wxruby をインストール。 _mas-lab.blog: wxRubyをWindowsで動かす を参考に、 _RubyForge: wxRuby: ファイルリスト から、wxruby-ruby19-2.0.1-x86-mingw32.gem をDLして、
gem install wxruby-ruby19-2.0.1-x86-mingw32.gem
を実行。

xrcise がエラーを出す。 :

wx_sugar なるものをインストールすると、xrcise という、XRC から .rb に変換してくれるツールが使えるようになるらしく。試しにインストール。
gem install wx_sugar
Ruby インストールフォルダ\bin\ 以下に、xrcise.bat というファイルが出来ていた。

wxGlade 0.6.5 で作成した .xrc を渡してみたところ、エラー発生。
> xrcise -a App1 -o guitest.rb guilayout.xrc

C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/lib/wx_sugar/xrc/outputter.rb:46:in `clean_id_attr_readers': undefined method `each' for #<String:0x2931678> (NoMethodError)
        from (erb):16:in `output'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/1.9.1/erb.rb:838:in `eval'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/1.9.1/erb.rb:838:in `result'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/lib/wx_sugar/xrc/outputter.rb:19:in `output'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/bin/xrcise:126:in `block (2 levels) in <top (required)>'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/bin/xrcise:125:in `each'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/bin/xrcise:125:in `block in <top (required)>'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/bin/xrcise:124:in `open'
        from C:/ruby193mingw/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/wx_sugar-0.1.22/bin/xrcise:124:in `<top (required)>'
        from C:/ruby193mingw/bin/xrcise:23:in `load'
        from C:/ruby193mingw/bin/xrcise:23:in `<main>'

_xrcise not working - Ruby Forum が関係あるっぽい。 _Ruby 1.9ではStringクラスのeachは廃止された のでエラーが出ているらしい。「each_lineメソッドかlinesメソッドを使え」とのことなので…。

Rubyインストールフォルダ\lib\ruby\gems\1.9.1\gems\wx_sugar-0.1.22\lib\wx_sugar\xrc\outputter.rb を修正。str.each(',') を str.each_line(',') に書き換える。これでエラーは出なくなった。

出力された .rb を実行したらウインドウが開くはず。

若干違う .rb を吐き出してみる。
xrcise -o guilayout.rb guilayout.xrc

吐き出した .rb を require して、class を継承して表示するスクリプトを書いてみる。
#!ruby -Ku
#
# wxRuby + XRC を使ったGUI表示のテスト

require 'rubygems'
require 'wx'
require_relative 'guilayout'
     
class HtmlConvGui < MyFrame
  def initialize(parent = nil)
    super()

    # ボタンが押された時の処理を設定
    evt_button(button_4.get_id()) { |event|
      on_buttonClick(event)
    }
  end

  # ボタンが押された時の処理
  def on_buttonClick(event)
    s = "こんにちはこんにちは"
    Wx::message_box(s, '挨拶', Wx::OK | Wx::ICON_INFORMATION)
  end
end

class App < Wx::App
  def on_init
    f =  HtmlConvGui.new
    f.show
  end
end

App.new.main_loop

xrcise は .xrc を .rb に変換してくれる、と思ってたけど。出力した .rb を覗いたら、.xrc を読み込んでレイアウトをしているように見えた。どうやら、 .xrc を読み込んで表示しやすくするための .rb を自動生成するよ、みたいなツールだったらしい…。

ということは、Ocra で exe化する際に、.xrc も同梱しておかないと、exe実行時に「.xrcが見当たらねえ」と文句を言われてしまいそうな予感。

#2 [prog] 結局 Excel VBA で書き直した

Excelファイル修正後に、Ruby + wxRuby で作ったGUIアプリを別途起動してもらって、.xls から .html に変換を、と考えていたけど。やっぱり、手順を忘れられてしまいそうな、そんな気がしてならないわけで。

Excel VBA で全部処理したほうが間違いが無いんじゃないか、そういう形なら作業手順を忘れられてしまう可能性も随分減るだろう、と思えてきたので、「ええい、やっぱりそっちにしよう」てなノリで書き直し。

しかし、該当Excelファイルを開くたびに、「マクロが入ってるぞ」「ウイルスかもしれねえぞ」「不安だから無効にしとくわ」と言われてしまう問題はあるのだけど。まあ、ソレについては、いつも Excel を使って仕事をしてる方々ならそういう場面の対処方法も把握してるんじゃないか、と淡い期待を。

あらかじめ、Rubyスクリプトで、こういう処理をしていけば目的は果たせると実証できてるので、書き直し作業は多少楽だった。Rubyスクリプトをチラ見しながら、Excel VBA の命令や関数をググって把握して、置き換えていくだけ。プログラムのロジックについて悩みながら書かなくて済むのは楽。

設定ファイルの内容もExcelファイルのセル上に書いておくことにしたので、Excelファイルとhtmlテンプレートファイルの2ファイルだけ渡せば済みそうな予感。Ruby で書いてた時は、.yaml や .xrc 等、ファイル数がそこそこあったので、そこは改善された気がする。

残る問題は、FTP。FFFTP にコマンドラインオプションを指定してミラーリングアップロードをすればいいだろうと思ってるけど…。FFFTPの設定は、あちらに行った際にやらないといけないし。

ExcelファイルからFFFTPを起動できるようにしておいたほうがいいのだろうか? パスやコマンドラインオプションは、Excelファイルのセル上に書いておけば良さそうだけど…。

#3 [prog] TortoiseSVN をアップデート

今まで、TortoiseSVN 1.7.x を使ってたけど、1.8.1 があるようなので、アップデートしておこうかなと。

上書きインストールは問題が出そうだなと不安になったので、Windows7 x64上でアンインストールしてから、1.8.1 x64 版をインストール。日本語化ファイルもインストール。

今まで管理してたフォルダ上で、アイコンがオーバーレイされなくなった。インストーラをまた起動して、修復インストール(Repair?)をしてみたものの、変化なし。

1.8 用に何かを更新しないといけなかったらしい。フォルダを右クリックしてメニューを出して、それをしたところ、今まで通りアイコンがオーバーレイされた状態になった。でも、1.8より前のバージョンを使っている環境と、不整合が出そうな気もする。

いっそ Git で管理することにしちゃおうか、TortoiseGit も入れてある環境だし。

と思って調べてみたのだけど。Subversion から Git にすることはできそうなものの、やり方がよく分からず。よく紹介されてる事例では、サーバは今まで通り Subversion だけどローカルでは Git を使う、てなパターンが多いみたいだけど。ローカルの file:/// に Subversion のリポジトリがあるような状態では、何をどうすればいいんだろう。

面倒臭いので、今まで通り Subversion、TortoiseSVN で管理することにするか…。バージョン管理ツールを使ってるだけでも、状況は随分違うはずだし。

#4 [zatta] 3DTVって結局普及しなかったな

作業しながらBGVとしてTV映像を流してたら、3D放送が始まって。この3D映像見るの何度目だろう、ずっとハワイの映像ばかり流れてるよなあ、同じネタばかり流れるってことは、結局は普及しなかったということかなあ、と思ってしまったのだけど。

放送規格もマズかったのかもな、と思えてきたりもして。

白黒放送からカラー放送に移行した頃は、白黒映像用の信号に、色信号を追加する形で放送してたわけだけど。それなら、白黒TVしか持ってない御家庭でも、白黒のままだけど一応映像が見れたし、もちろんカラーTVをお持ちの御家庭はカラーで見ることができたわけで。

3D放送も、そういう規格にしておくべきだったよなあ、と。3DTVをお持ちではない御家庭でも一応映像は見れますが、3DTVをお持ちでしたら立体で見れますよ、みたいな規格をどうにか捻り出すべきだった。「これから3D番組が流れます」なんてテロップ出してる状況ではあかんよなと。…サイドバイサイド映像では、「3DTVをお持ちではない御家庭でも一応見れますよ」と嘯くのは、かなり無理があるし。

白黒・カラー放送と違って、2D映像と3D映像が同じ放送時間内で共存できないのだから、どちらかに絞った放送をするしかなく。当然、3DTVをお持ちではない御家庭が多いのだから、数が多いほうに合わせましょう、今までどおり2D映像ばかり流しましょう、という話になり、たまーに3D放送を流す時もあるといえばあるかなあ、みたいな状態になってしまった。

滅多に3D放送・3D映像が流れないから、3DTVを持っていても、状況的にちっとも面白くない。面白くないのだから、3DTVイイよー、と周囲に 自慢 オススメすることもできない。「3DTVを買ったほうがいいかって? …3D放送ってほとんどやってないから、買わなくてもいいんじゃないかな」という答えになってしまう。

これがまた、左右に画を配置するサイドバイサイド映像と、偏光式の3DTVは相性が悪くて。偏光式は縦の解像度が半分になってしまうし、サイドバイサイド映像は横の解像度が半分になる。縦も横も解像度が半分になるわけだから、デジタル放送移行時の売りの一つだった、「デジタル放送は高解像度」という売りも、3D放送時には消滅してしまう。通常時の1/4の解像度ですよ。そりゃ魅力ないわ。どうして、トップアンドボトムにしておかなかった…。いや、待て。トップアンドボトムもダメだわ。その方式も、フツーの2DTVではまともな映像として見れないのだから、やっぱりダメだよな。

通常の2D映像に視差情報のみを付加してパッキングする方式もどこかで開発された、というニュースを見たような記憶もあるけど。本当はそういう規格が ―― 「2Dと3Dを同時に流せる規格」が出来るまで、待つべきだったのかもしれないよなと。そういう規格であれば、TVを買い替えたらほとんどの番組が途端に3Dで見れる、てな状況も実現できたのかもしれない。そうなれば、3DTVイイよー、買わない理由がないよー、と言えたんだろうけど。

ここまで下火になってしまったら、もう3DTVは普及しないだろうなあ…。

このあたり、日本メーカは、売る側にとってのみ都合のいい予想ばかりをし過ぎてた印象も。白黒放送からカラー放送に移行した際の成功事例を知っていながら何故ソレを活かせなかった、てな残念ぶりも感じてしまって、なんというか。

まあ、アナログと違って、デジタル的な規格は後から機能追加できないという事情もありそうだし、仕方ないのかなと思ったりもするのですけど。

そもそもメガネかけて見る時点でダメだろう、と言われそうでもあるなあ…。自分も、3D放送見るときはダブルメガネ状態ですが、意外とコレ、地味にツライ。アニメキャラのメガネ女子とか好きなほうだけど、別に自分、メガネをかける行為自体が趣味ってわけでもないし…。

ハーフHDTVも残念。 :

3DTVに限らず、フルHDTVとハーフHDTVの件も残念で。

「放送波にはもっと綺麗な映像が乗ってるんですけど、安物ハーフHDTVじゃ、本当の映像が見れないんですよねえ。あーあ。もっと綺麗な映像が電波で送られてきてるんだけどなー(チラッ」と客を煽るべき場面で、「○○インチ以下ならハーフHDで十分ですよ?」とメーカ自身が言い出した時にはズッコケましたけど。なんで綺麗に足並み揃えてハーフHDのラインナップばかり揃えてんだか…。

「○○くんの家のTVはカラーなのに、ウチはまだ白黒…。電波ではカラー放送が流れてるのに…。やっぱりカラーTVがほしいな…」てな感覚に近い購買欲求を生み出せるチャンスってそうそう無いわけですけど。デジタル放送移行時はそういう煽りができるチャンスだったのに、自分達でブレーキ踏んでるんだもの。そりゃダメだよ。「TVなんてもんは映像さえ見れればそれでOK」みたいなこと自分達から言ってちゃダメ。売る気無いのかと。「いやもう全然違いますよ。フルHDに比べたらハーフHDなんて糞ですよ糞」と嘘っぽいけど言い張るぐらいじゃないと。

TVなんて1回買ったら壊れるまで使うのは分かり切ってるんだから、「ここでちょっと奮発してでもいいモノ買おう」と客の気持ちを持っていかなきゃいかんのに、似たようなスペックの製品ばかり次々に出してたら、「どれ買っても同じだな。だったら安いのでいいや」としか思われないだろうに…。

等々、最近のTVと呼ばれる商品には、なんだか色々と残念な印象がありまして…。

4KTV売る時は、同じ失敗をしないでほしいですけど。「○○インチ以下は4K要りません」とか言っちゃダメ。「計算上は必要ないはずだし、違いが分からないと仰る人も居ますが、実際見てみると、これが全然違うんですよ…やっぱり人間の目は凄いですよ」等々、言い張ってほしいなと。

以上、1 日分です。

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