mieki256's diary



2013/08/13(火) [n年前の日記]

#1 [prog] Excel VBAでFTPをする方法について調べていたり

もしかすると、外部アプリとしてのFTPツールを呼び出さずに、Excel VBA だけでFTP転送できたほうが良かったりするのだろうか。と思えてきたので、そんなことができるのかどうかを調べてたり。

一応できるっぽい。ざっくり眺めた感じでは、BASP21.DLL を導入、かつ、呼び出して実現するやり方が、多く紹介されている印象。

また、API関数 + wininet.dll を使って、というやり方もあるようで。

更に、Windowsに標準で入ってる ftp.exe を呼んで行うやり方も見かけた。まあ、ftp.exe を呼び出すソレは、外部アプリを呼び出すやり方と違いはないわけだけど。別途FTPツールをインストールしなくて済むとか、動作確認を個別に行うことができるとか、そういったメリットはありそう。

しかし、Excel VBAで、どのファイルが更新されたか等の処理を全部書くのが面倒臭いなと。 てな処理が必要になるだろうけど…。そのあたりを全部やってくれる、ミラーリング機能を持ったFTPツールが既に存在するのだから、ソレを使わせてもらったほうが楽だよなと。

別途FTPツールをインストールすることは許されていない環境なら、Excel VBA でどうにかする以外にないだろうと思うのだけど。そのあたりの制限が緩い状況であれば、外部のFTPツールに頼ったほうがいいだろう。てな気分になってきたので、調べることは調べたけれど、Excel VBA でそこまではやらないことに。

それにしても、Excel VBA って何でもできるな…。若干書きづらい印象はあるけれど、ここまで色々できるとは。

いや、やっぱりなんだか書きづらいけど。書く際に使ってるVBEは、そこそこ補完も効いてくれてイイ感じなのに、どうして書きづらいと思ってしまうんだろう。変数宣言のあたりがアレなのかな。でも、そのへんは、他の言語と違いはないはずで。Then や End If を書かなきゃいけないあたりかな。でも、Then はともかく End If 等は、どこでブロックが終わってるのか分かりやすいというメリットがありそうな。自分、VBAの何がしっくりこないんだろう…? 「オマケでついてる言語」等の偏見があるんだろうか?

#2 [anime] アニメのOPとMVについてあちこち眺めてたり

「サーバント×サービス」というアニメのOP映像が好きなのです。キラキラパヤパヤした曲も大変好みなのだけど、映像が一般的なアニメ作品のOPとは違ったノリで、なんかよくわからんけどオシャレだな、見ていて面白いな、と。

誰がディレクターなのだろうと気になったり。 _サーバント×サービス - アニメスタッフデータベース - Seesaa Wiki(ウィキ) によると、おそらくは _池田一真さん という方らしく。なるほど、 _Transfer のディレクターさんだったのか…な? たぶんそうだろうと思うけど。あの映像、「テクネ」で紹介されていて知ったのだけど。たしかにアレは凄かった…。なんだか納得。

_livetune adding 中島愛「Transfer」について制作陣が語る! 実は水かけババアのMVだった!? | white-screen.jp という記事を読んで、参加者名や参加作品をググってるうちに、もしかして最近のアニメのOPって、MV業界?の方々が結構参加してたりするんだろうか、という印象になってきたり。や、「そんなの随分前からだよ今頃何言ってんの」と言われそうでもあるし、「そんな流れは全然ないよ稀に特殊事例があるだけだよ」と言われそうでもあるし、実際はどうなのか知らないんですけど。 *1

何にせよ、アニメに他業界の人が参加して、若干違った風・刺激を入れてくれている状況が仮にあるのだとしたら、それってありがたい話なのだろうなと。上手く取り込めたら、表現の幅を広げていくことに繋がりそうな気がするし。他ジャンルのアレコレを(ある意味節操なく)取り込んできたのが、日本のアニメの強みでもあるのだろうし。

でも、MV業界の人に頼むと、お金と時間がかかりそうな印象もあるのだけど。実際はどうなんだろう…。

何はともあれ。自分、サーバント×サービスのOP映像がお気に入りなのでした。

お気に入りのOPと言えば、猫物語(黒)(白)のOP映像も好きです。ゲームのデモムービー関係で名が知られている _URAさん という方がディレクターをしているらしいですけど。 これもまた、別の業界の人が参加してくれて、また違った風を吹き込んでくれている一事例だったりするのかなあ、と。
*1: 考えてみたら…。「アニメとタイアップしたぞー。これで曲を宣伝できるぞー」と思ったら、アニメ業界ノリが全開の、ベタでダッサダサなOP映像つけられちゃって、レコード会社の関係者がガックリ、なんてこともあるのかもしれないなと。だったら、せめてOP映像ぐらいはMV業界の人に作ってもらったほうが宣伝としては効果があるんじゃないか、と考える人達が出てきてもおかしくないのかもなあ、と根拠無く勝手な妄想を。

#3 [zatta][neta] 人気者になりたければ○○を始めればいいのに

冷凍庫に入った写真撮って、迂闊にもpublic空間の代表格であるネット上で公開しちゃって、炎上して、店が潰れたり損害賠償を請求されたり、という事件があちこちで起きてるみたいなのだけど。

やらかした人達の、「人気者になりたかった」てな理由を目にして。「だったらバンドでも始めればいいのに…」と思ってしまったり。

「女にモテたい」「人気者になりたい」という、ある種不純な動機でバンド始めたけど、結果名の知れたバンドになった事例とかありますし。 *1 手っ取り早く人気者になりたかったら音楽を、てのは全然アリじゃないのかな、と。

しかも、昔は、音楽やる=バンド作る、しか選択肢はなかったけど。今は、PCが1台あれば作曲家も目指せますからね…。ここ数年人気が出てきた(のか?)ヒャダイン氏なんか、 _WindowsノートPC1台で作ってる みたいなことをインタビューで言ってましたし。ノートPC1台で頑張ってもアイドルと一緒にお仕事できるのか…。(PCスペックに関しては)凄い時代になったなあ、と。 *2

どっちも、「女にモテたい」「人気者になりたい」という似たような動機でやってるのに。 やってることも、得られた結果も、スケールがあまりに違い過ぎるよなあ、と。「人気者になりたくて冷凍庫に」という選択肢はどう考えても無いわ。何もかも小さ過ぎて、全てが貧相過ぎて、泣けてくる。音楽やるほうがめっちゃオイシイだろうに、なんでそっちを目指さないのだ…。みたいな。 *3

てなことを思ったのだけど。もしかしたらその手の人達は、楽器はもちろん、PC1台すら買えない状態、ガラケー・スマホを手に入れるぐらいが関の山なのだろうか、と思えてきてなんだか悲しい気持ちにもなってきたり。ガラケー・スマホでは…さすがに作曲とかちょっと…。これがNDSやiPadなら作曲もできるんだけど。昔と違って今時は、PC1台持ってるだけで、音楽にしても映像にしてもやりたいことは何でもできる状態になるわけだけど。冷凍庫が、彼等にとって経済的な面でも限界の行為なのだろうかと。

なら、漫画でも描けばいいのに、と思えてきたりもして。手塚先生や石ノ森先生は、「紙とペンさえあればなんでも表現できる」「四畳半の部屋に居ながら、宇宙を舞台にした物語すら作れる」「こんなに低コストで始められるのに、表現の限界がない。これはお得なメディアですぞ」みたいなことを常々豪語しながらやってたわけで。いつの時代も漫画という表現手法は、貧乏だけど才能を秘めた若者にとって強い味方になってくれるはずで。

でも、冷凍庫族って、そういう方向では努力しないんだろうな…。「ソレ、時間かかるんでしょ?」とか言って。

机の前にじっと座っていられない、肉体を使うことしかできない人でも、一人カンフーアクションとか、一人STAR WARSとか、一人ナントカスタイルとかやってYouTubeにアップしたら、もしかすると話題になってNHKで紹介されてインタビューされるかもしれんのでは、とも思えてきたりもして。時々そういう事例を目にするし。でも、あえて選んだソレが冷凍庫ではなあ…。

まあ、とりあえず、人気者になりたいなら音楽でもやれよと。 いくら冷凍庫入ってみたって _女の子5000人 食えるようにはなれないし。 _青竹踏みでバンド始めたヤツ が女300人も食ってんのに、冷凍庫入って「これでボクも人気者?」とか情けなくて涙出てくるわ。その選択は絶対に間違ってる。

てなことを思いましたとメモ。

「メジャーデビュー目指して○○やってます」という若者なら、おじさん達だって「そうか…頑張れ。売れるといいな!」と表面的には応援してあげられるけど。冷凍庫入ってるヤツには「何やってんだこの馬鹿!」しか言いようがないのでこっちもツライ。どうせなら、周囲から(うっすらとした)声援を貰いながら人気者になれるやり方を選んだほうがよくね? と。別に音楽じゃなくても、映像作家でも同人漫画でも同人小説でも自称レーサーでも自称料理研究家でも何でもいいんですけど。今まで、「これやってみたい」「これで名を揚げたる」「これなら負ける気がしない」って思えるものが、彼等には何もなかったんかなあ…。趣味レベルでも何かしらを持ってたら、そういうことしないだろうと思うんだけど。おそらく、空っぽなんだろうなあ…。だけど不相応な名誉欲だけはパンパンにあって…。

なんだか自分の学生時代を思い出してしまった。自分の中に何も持ってないくせして、そういう欲求だけは強いですわな。若い頃って。そういうアレコレを何かを成し遂げることに振り向ければ、上手いこと回っていくんだろうけど。やっぱり、ベクトルが ―― どこを目指して走り始めるかが、大事なのだろうなあ、と。


*1: 筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏とか、「モテたくてバンド始めた」と言ってた記憶があるのだけど。ググってみたら「表現したくてバンド始めた」との言も見かけたりして、なんだか場所・時期によって動機を変えてるっぽいなと。何にせよ、そんな動機で始めてもあれほどの存在になれるのです、という点で若者に妙な希望をもたらす話だと思うので、「モテたくて始めた事例」ということにしておいたほうがいいのではと。
*2: もちろん、 _使ってるソフトは何万円〜十何万もするし、実際には2台以上使ってるっぽい けど。ノートPC1台で大体のことはできると言ってるのは間違いないし。そして今時は、無料で使えるソフトでもかなりのことができる状況になってきたんで、PC1台あれば、作曲してニコ動にアップして称賛されるはずとワクワクしてたらフルボッコ、とか体験できても全然おかしくないはずで。
*3: 「○○をなめてんのか。そんなにチャラい世界じゃねえぞ」と本気で怒り始める人も居るだろうけど。いくらなんでも冷凍庫よりそっち目指すほうがマシじゃね? ぐらいの話なので…。なんでもそうだけど、裾野が広がれば高みも増すというメリットもあるし。自分は高みに居ると思ってる人なら、どっしり構えて、「それは結構なことだ。どんどんやりたまえ」とか言わないと。そのくらいの見栄を張れなくてどうするのだ、とも。

#4 [anime] テクネ、メイキング2の回を視聴

録画してたソレを消化。ちなみに、「テクネ」は、NHK教育でたまーに放送される、手法に注目した映像作品紹介番組。

普段の回は、完成映像だけを紹介して終わり、なのだけど。各映像をどうやって作ったのかも、ざっくりと紹介してる回だった。

撮影が成功した瞬間、スタッフの間から自然と拍手が湧き出てくるソレを見て、ただ見てるだけのこっちもなんだかちょっと感動。そりゃ拍手が出てくるわな…。アナログな手法で撮影するソレは、とにかく手間暇がかかるわけで。60回目でようやく成功とか、十何mの万華鏡をクレーンで吊り上げてとか。終わった瞬間、その場にいる全員が、「オマエはよくやったぞ! そしてオレもよくやった!」という気分に包まれるのだろうなと。

でも、「どうしてCGを使わないのだ…」とも思ってしまったり。いや、CG使ったら映像の有難味ゼロなんだろうけど。

と思いながら見ていたら、何て事の無い映像も、明度でレイヤー分けして色に変換して重ねることで、今まで見たことがない不思議な映像に仕立て上げた人が紹介されて、なんだか衝撃を受けてしまったり。自分も常日頃、レイヤーを使えるCGツールを触ってるわけだけど。発想のレベルが違う…。似たような道具を使っていても、道具の機能を知っていても、頭の中身が違うとこれほどまでに差が…! みたいな。

こういう面白いことをガンガンやってる人達も居るのに、世の中には冷凍庫レベルな人も居るのだよなあ…とチラリと思ってなんだか複雑な気分に。いや、比べること自体が失礼な話ではあるのだけど。…どっちも、見た人を驚かせたい、面白いものを見せたい、と思ってやっている(or やらかした)のだろうけど、冷凍庫で拍手は出てこないし。冷凍庫人も、凡人に比べたら行動力だけはあるんだろうから、後はやり方さえ間違えなければ名声を得られるかもしれんのに。どうしてそこで冷凍庫…。たまにはNHK教育のアバンギャルドな映像の数々を眺めて作戦を練り直すべきでは…。

いや、 _DPZ を眺めるのでもいいけど。DPZは、どういう方向性ならまだ称賛されやすいのか、お手本だらけのような気がしますな。

以上、1 日分です。

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