mieki256's diary



2013/06/16() [n年前の日記]

#1 [zatta] 低価格な非破壊スキャン機の登場に危機感を持つような人は一回ぐらい書籍一冊分をコピー機で丸々コピーしてみればいいと思うんだけど

_書籍流通に大波乱か、非破壊スキャン機が登場(団藤 保晴) - 個人 - Yahoo!ニュース

上記の記事を読んで「いやいや、それはないから」と思ってしまったり。大波乱なんて起きませんよ。

どうしてもお仕事でやたらとスキャンしなきゃいけない人なら、件の機器にはページめくり検出機能その他がついてるらしいから、「これで少しは楽になるかもなあ…」と思いそうだけど。よほどの事情でもない限り、一般人はこんなスキャン作業をしないよなと。最初の数十ページをスキャンしただけで、「こんな面倒臭いことやってられるかー!」とブチキレて作業を投げ出すに決まってます。…こういうのは、ほんの数枚をスキャンしたい時に役立つモノだろうと思うわけで。

自分、学生時代、図書館にあった専門書の一部分を、コピー機使ってせっせとコピーしたことがあるのですけど。 *1 やってられないですよ、あんな作業。時間に余裕があった学生時代ですら、「馬鹿馬鹿しい」「こんな作業を延々繰り返してる俺はアホじゃないか?」と思ったぐらいなのに。

_速読よろしくページをパララッとめくっただけでバババッとスキャンしてくれる なら話は別だけど。そういう製品が低価格で出てくるまでは、非破壊スキャン云々は全然心配することないだろうと。

「いいや、そんなことはない」と思う人は、今すぐにコンビニのコピー機、PCに繋いだスキャナ、デジカメ、そのあたり使って書籍を1冊めくり続けてコピーだかスキャンだかしてみるべきではないかと。「物量的にこんなことやってらんねえわ。杞憂だったわ」「本を裁断させろ。ADFを使わせろ」って実感できますから。

にしても、そういう作業をしてみた体験を持ってない人が多いのだろうか…? 本好きならそういうことやって「あーこれはやってられない。無理無理」ぐらいのことを思うのが当たり前だろうから、「大波乱が!」なんて全く思わないんじゃないのかなあ…。

さてはお前達、それほど本に入れ込んでないだろ? 「俺はアホか」と思いながら延々馬鹿馬鹿しい作業を繰り返すところまで本の内容に惚れてしまった・本を愛しちゃったことがないんだろ? 「書籍がヤバイ」とか言う人に限って、書籍の「中身」を愛した経験すらないんだろ? …そんな疑念もちょっと湧いてきてしまったのですけど、どうなんでしょうかね。
*1: 貸出禁止の本じゃなかったかな…? 図書館から外部に持ち出すのはダメだけど、部分的にコピーを取るぐらいなら許可する、みたいな感じだったような…。記憶が怪しいけど。貸出が許可されてる本ならフツーに借りて読むからコピーなんてとるわけないし。

#2 [zatta] 説明って難しいよなあ

_難解な科学 分かりやすく伝えるには NHKニュース
講座では、分かりやすく伝える初歩的な工夫として、次のようなことが説明されました。
1、数値は直感的に理解してもらう。(1ナノメートルは「10のマイナス9乗メートル」と言うよりは「1ミリの1000分の1のさらに1000分の1」などと言う)。
2、身近なものに置き換えて説明する。(大気圏の幅は「およそ100キロ」ではなく「地球がりんごの大きさだとすると、その皮ほどもない」などと言う)。
3、比喩(=例え)を適切に使う。
4、大事な概念や専門用語は、数を絞ったうえで丁寧に解説する。
5、分かりやすさと正確さをてんびんにかける。(正確さを追求すると話が分からなくなってしまうなら思い切って単純にする)。

難解な科学 分かりやすく伝えるには NHKニュース より

なんだかアニメの脚本や漫画等でも使えそうなテクニックの予感。例えば、押井アニメあたりでは、わざと逆に使って難解な作品のように見せている時もあったりするような…?

しかし、世の中には「比喩はよくない」って言う人も居るし…。まあ、比喩を使わずに説明できるならそれに越したことはないけど。ざっくりと大まかな概念だけでも知ってもらいたい場面では、比喩も結構使えると思うのだけどな。

疑似科学は、このあたりの手法を大活用している印象も。

以上、1 日分です。

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