mieki256's diary



2012/10/09(火) [n年前の日記]

#1 [pc] 1CD LinuxをUSBメモリに入れて色々試したり

KNOPPIX 7.0.2、Ubuntu 12.04、10.04、Puppy Linux などをUSBメモリに入れて試したり。

KNOPPIX は昨日色々試した版を使って動作確認。

UbuntuをUSBメモリに入れたけれど。 :

Ubuntu の場合、USBメモリから起動すると、とにかく起動時間が長い・動作が遅くて厳しかった。

USBメモリに入れると言っても、おそらく2種類の入れ方があって。
USBメモリをHDDと見立ててインストールする。
起動も動作も遅い。おそらく小さいファイルが大量に保存された状態になり、USBメモリへのランダムアクセス回数が多くなって遅くなるのではないかと想像。USBメモリは、ランダムアクセスがとにかく遅いメディアなわけで…。
USBメモリにLiveCD相当を入れる。
起動はそこそこ早いものの、ソフトウェアのアップデート等ができない。おそらく、CDのiso相当がドンと入ってる状態だろうから仕方ないのだろうけど。
ということで、Ubuntuの場合は、「ちょっと動作を試してみる」「HDDにインストールするために起動する」といった目的ならともかく、そこそこそのまま何かしらに使えそうな環境をUSBメモリに構築するのはどうやら無理っぽいなと。

ちなみに、USBブートできるようにするために、 _UNetbootin のWindows版と、 _Universal USB Installer を試してみたのだけど。Ubuntu 12.04 をUSBメモリに入れたら、どちらも英語表示で起動してしまい、日本語にする方法が分からず。

Ubuntu 10.04 なら、Ubuntu 上から _USBスタートアップ・ディスクを作成 ができるらしいので、VMware Player 上の Ubuntu 10.04 からUSBメモリに入れてみた。これなら、日本語表示される状態で起動してくれた。その代わり、起動時に「Ubuntuを試す」等の選択画面が出てきてしまう。UNetbootin や Universal USB Installer で試した際は、そういった選択画面が出てこなかったので、何か上手いことやってるのだろうけど…。

Puppy LinuxをUSBメモリに入れて試したり。 :

100MBちょっとのサイズなのでサクサク動くディストリビューションらしい。昔の非力なスペックのPCでもそれなりに動く。

版が色々あって、どれがいいのかよく分からないが、とりあえず、 _Puppy Linux 日本語版 から辿って、
  • pup_431JP2012.iso
  • wary-511-01j-k2.6.32.28-small.iso
をDL。また、 _sakurapup.browserloadofcoolness.com - トピック - パピーリナックス Lupu-528JP から辿って、
  • lupu-528JP.iso
もDLした。

wary-511-01j 版は、Universal USB Installer でUSBメモリに入れると、起動時に「〜.sfsが見つからない」と表示されて起動できなかった。

4.3.1JP版は、Universal USB Installer で入れたところ、問題無く動作してくれた。しかし、入っているブラウザが SeaMonkey のようで、例えば YouTube あたりを開くと「こんな古いブラウザ、ウチのサイトは対応してねえよ。帰れ帰れ、とっとと帰れ!」と言われてしまう…。

結局、lupu-528JP (Lucid Puppy Lnux 5.2.8.005 日本語化版) を UNetbootin でUSBメモリに入れたものが、イイ感じに動いてくれた。その際、USBメモリに、
  • lang_pack_ja-1.5b.sfs
  • firefox-15.0-ja.sfs
  • Chromium-20-Lucid.sfs
もDL・コピーしておいて、Puppy Linux 起動後、Boot Manager? とやらで読み込むようにしたところ、Firefox 15.0 や _Chromium が選べるようになった。(タスクバー上のブラウザアイコンをクリックして、デフォルトのブラウザを選択する。)

ただ、Firefox 15.0 を起動したら、「これは古いブラウザだよ。セキュリティがヤバイよ」てなページが開いたりして。どうやら各アプリの最新版にサクサクと更新できるディストリじゃなさそうだなと…。動作はかなり軽くて素晴らしいのだけど…。

そういえば、Puppy Linux の場合は、MSI K8MM-V でもあっさりサウンドが鳴ってくれた。KNOPPIXで原因を突き止めるのに苦労したのが嘘のよう。

K8MM-Vのオンボードビデオはやはり非力なようで、YouTube の動画を見るとガクガクだった。まあ、これは、オンボードビデオの問題というより、CPUスペックが低過ぎるのかも。

#2 [pc] 二重反転ファンが気になる

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浪漫がある。ような気がする。

#3 [neta] 夢を見る時の仕組みを圧縮手法に利用できないかな

実時間では数分〜十数分しか経ってないのに、まるで何時間分もの話・展開を夢の中で見てしまう、そんな場面がたまにあるのだけど。その仕組みをコンピュータ関連の圧縮手法に利用できないものかと、バカな妄想を。

勝手なオレオレ仮説。 :

  • 脳は、体験内容そのものを記憶しているわけではなく、その体験から得られた感情・気分・印象・時間感覚、等を記憶している可能性はないか。
  • いわば、脳の記憶の仕方は、もっとも目立つところだけを残す不可逆圧縮。あるいは、ハッシュ値による分別。
  • 夢は、体験内容そのものを再生しているわけではなく、体験に関連付けられた記憶へのポインタ、リンクの類の羅列に過ぎない、という可能性はないか。だから、短い実時間で、長い時間の展開を見ているような気分になるのではないか。
  • つまり、実データを可逆圧縮するのではなく、どこか別の場所に置いてあるデータへのリンクのみを列挙していく圧縮手法はどうか。
ということで、昔からPCオタクの間で実にくだらない冗談として語られている、あらゆる巨大なサイズのデータも数バイトで表現できるかも云々の例の圧縮手法に辿り着いてしまったわけで。ダメじゃん。

しかし、昔ならいざ知らず、今のPCのスペックなら、そのトンデモ圧縮手法もある程度実用性が出てきたりは…どうかな…。

どこか別の場所に、基準となるデータ群があって。圧縮したいデータと最も差が少ない基準データへのポインタと、差分を可逆圧縮したものをセットにして、とか。夏目漱石や芥川龍之介のどれかの小説と比較して違う部分だけを抽出して、みたいな。一致状態を調べるだけでも、まだまだ膨大な時間がかかるから、やっぱり無理かな…。

データというか、数値の変化の仕方に、もっとも近い数式を求め、その数式から得られた基準値との差分を取り出して、とか。…どうやってその数式を求めたらいいのかな。

まあ、寝言ですね。

なんとなくだけど、原発は低コスト云々の話と共通する何かを感じる。一番コストがかかるところは、国の仕事・国民の税金・子孫の頑張りに丸投げして。残った部分だけ提示してホラホラ安いですよと嘯く、みたいなソレ。どこか別の場所に一番重要なデータが存在していて、そこからの差分だけに注目する、という考え方となんだか似ているような。コンピュータの世界では「アホか」で切り捨てられる馬鹿話だけど、大真面目にもっともらしくそういうことを実際にしているのだから、原発関係はなんだか酷い世界のような気もしてきたり。

_どんなファイルも16バイトにする究極の圧縮アルゴリズム - デー :

_画期的な圧縮アルゴリズムを考えた その2: あんどコンサ

そうそう、コレコレ。…夢の仕組みって、コレじゃないかなと妄想したわけで。

以上、1 日分です。

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