mieki256's diary



2012/10/09(火) [n年前の日記]

#3 [neta] 夢を見る時の仕組みを圧縮手法に利用できないかな

実時間では数分〜十数分しか経ってないのに、まるで何時間分もの話・展開を夢の中で見てしまう、そんな場面がたまにあるのだけど。その仕組みをコンピュータ関連の圧縮手法に利用できないものかと、バカな妄想を。

勝手なオレオレ仮説。 :

  • 脳は、体験内容そのものを記憶しているわけではなく、その体験から得られた感情・気分・印象・時間感覚、等を記憶している可能性はないか。
  • いわば、脳の記憶の仕方は、もっとも目立つところだけを残す不可逆圧縮。あるいは、ハッシュ値による分別。
  • 夢は、体験内容そのものを再生しているわけではなく、体験に関連付けられた記憶へのポインタ、リンクの類の羅列に過ぎない、という可能性はないか。だから、短い実時間で、長い時間の展開を見ているような気分になるのではないか。
  • つまり、実データを可逆圧縮するのではなく、どこか別の場所に置いてあるデータへのリンクのみを列挙していく圧縮手法はどうか。
ということで、昔からPCオタクの間で実にくだらない冗談として語られている、あらゆる巨大なサイズのデータも数バイトで表現できるかも云々の例の圧縮手法に辿り着いてしまったわけで。ダメじゃん。

しかし、昔ならいざ知らず、今のPCのスペックなら、そのトンデモ圧縮手法もある程度実用性が出てきたりは…どうかな…。

どこか別の場所に、基準となるデータ群があって。圧縮したいデータと最も差が少ない基準データへのポインタと、差分を可逆圧縮したものをセットにして、とか。夏目漱石や芥川龍之介のどれかの小説と比較して違う部分だけを抽出して、みたいな。一致状態を調べるだけでも、まだまだ膨大な時間がかかるから、やっぱり無理かな…。

データというか、数値の変化の仕方に、もっとも近い数式を求め、その数式から得られた基準値との差分を取り出して、とか。…どうやってその数式を求めたらいいのかな。

まあ、寝言ですね。

なんとなくだけど、原発は低コスト云々の話と共通する何かを感じる。一番コストがかかるところは、国の仕事・国民の税金・子孫の頑張りに丸投げして。残った部分だけ提示してホラホラ安いですよと嘯く、みたいなソレ。どこか別の場所に一番重要なデータが存在していて、そこからの差分だけに注目する、という考え方となんだか似ているような。コンピュータの世界では「アホか」で切り捨てられる馬鹿話だけど、大真面目にもっともらしくそういうことを実際にしているのだから、原発関係はなんだか酷い世界のような気もしてきたり。

_どんなファイルも16バイトにする究極の圧縮アルゴリズム - デー :

_画期的な圧縮アルゴリズムを考えた その2: あんどコンサ

そうそう、コレコレ。…夢の仕組みって、コレじゃないかなと妄想したわけで。

以上です。

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