mieki256's diary



2010/06/23(水) [n年前の日記]

#2 [pc] メインPCの電源とビデオカードを交換した

メインPCは Sycom 製の品。ケースに _IN-WIN IW-BK623 を使っているタイプ。IW-BK623は、MicroATXケースでありながら、横幅が14cmとかなり小さいケース。

交換した電源とビデオカードについてメモ。
電源
FSP300-60GLS(300W、SFX電源) → SilverStone SST-ST45SF(450W、SFX電源)。
ビデオカード
NVIDIA GeForce9500GT 使用品(たしか Leadtek 製? DVIx2、S-VIDEO端子有) → NVIDIA 9800GTGE使用品(玄人志向 GF9800GT-E512HD/GE、PCI-E2.0(x16)、512MB、DVIx1、RGBx1、HDMIx1)。
解説しておくと、9800GTGE は最低でも12V26A程度を要求するらしく。FSP300-60GLSは、+12V1=8A、+12V2=16Aなので、たぶん無理。いや、なんとか動いちゃうかもしれないけど、グングン寿命が短くなって、ある日M/Bも巻き込みつつお亡くなりになる予感。その点 SST-ST45SF なら、12Vが36Aまで出せるのでたぶん大丈夫。こんなに12Vが太いSFX電源はSST-ST45SFぐらいしかない。貴重品。

玄人志向 GF9800GT-E512HD/GE の箱を開けて、「しまった」と思った。新ビデオカードには、S-VIDEO端子が無かった…。これではTVに出力できない…。まあ、ここ数年、TV画面に映像出力とかしていないし。将来的には、TVも全部液晶になって、HDMI端子付きが当たり前になるだろうから、それほど大問題というわけでもないか。と、無理矢理思うことにする。というか 9800GTGE でS-VIDEO端子付きは存在してなかった気もするし。

交換作業。 :

電源とビデオカードを交換するだけだから、すぐに作業は終わるだろうと思っていたが、甘かった。省スペースケースを完全に舐めていた。IW-BK623特有の、SFFケース構造もちとよく分からなかったけど。一番ハマったのは、装着してあるビデオカードの取り外し方が分からなかったこと。いくら試してもケースの背面の出っ張りに引っ掛かってしまい、ビデオカードをケースの外に出すことが出来ない。いや、そもそもどうやって中に入れたのか、それすら想像がつかない。そのぐらい中身はギチギチで、汗だくで作業する羽目に。

小さいケースのほうがいいだろうと思って IW-BK623 のソレを注文したけれど。間違ってたかもしれない。自分で中を弄ることを想定すれば、フツーのミニタワーケースの製品を選ぶべきだったか…? いやしかし、24インチワイドディスプレイとフツーのミニタワーケースの組み合わせでは、自分の使ってるPCラックの中に入らないし…。何にせよ、組み立ててくれた Sycom の方に申し訳ない気分に。中身がこんなにギチギチな製品を注文しちゃってスミマセン。自分で作業してみて、大変さが分かりました。こんな面倒臭いモノを組んでくれてありがとう。みたいな。

それはともかく。3〜4時間ぐらいかかって、ようやくビデオカードと電源を交換できた。

交換してみた結果。 :

電源を入れてみたら、どうもHDDが遅い。エラーは出てないようだが、時々HDDへのアクセスが数秒ほど止まる。

似たような事例を検索してみたところ、STATケーブルの接続不良・接触不良でHDDの速度が遅くなる事例があるらしく。SATAケーブルのコネクタに無理な力を入れてしまってコネクタがひび割れしてるだけでも起きたりするらしい。

ということで、またケースを開けて、試しに別のSATAケーブルに差し替え。コネクタが傾いたりしてないことを確認して再度電源を入れた。…今度は以前のような感じで動いてくれた。しかし、SATAケーブルは、無理矢理押し込んだ電源ケーブル等に押される形になっているので、ちょっとでも中身を動かしたらすぐにコネクタから外れてしまいそうな予感。下手に振動を与えないように、気を付けて使わないと…。

ビデオカードが 9500GT から 9800GTGE になったわけだけど。性能はおおよそ倍になった。ような気がする。
  • ストリートファイターIVベンチ(1920x1200) : 6600/30FPS → 8675/60FPS。
  • FFベンチ(high設定) : 9400 → 10042ぐらい。
  • 3DMark06 : 6057/15FPS前後 → 11584/30FPS前後。
  • らぶデス4ベンチ : 18〜20デス → 30デス
スト4ベンチにおいて、1920x1200なのに60FPSで動いてしまったことに一番感動。9500GTの時は、画面解像度をグンと落さないと60FPSで動かなかったのに…。とはいえ、アンチエイリアスを有効にして動かすと、50FPSとかそんな感じになってしまい。やっぱりフルHDは厳しいなと。

性能がアップしたのは良いのだけど、発熱がヤバイことに。特にHDD周辺がヤバイ。43度→50度になってしまった。50度では、HDD寿命がヤバイ気がする。

ビデオカード周辺は、拡張スロットに追加するファンなども売られているので、まだ多少は改善できる余地があるだろうけど。HDD周りは、とにかく空間に余裕がないので、改善策が何も浮かばない。

DVDドライブを外して、そこに、 _3.5インチHDDをマウントしつつ4cmファンで冷却するヤツ をつけようか。でも、この手のパーツは以前使ったことがあるけど、ファンがとにかく煩いんだよなあ…。4cmファンは騒音の問題で実用にならない印象。それとも、今時の4cmファンは静音になっているのだろうか。…ああ、ダメだ。IW-BK623のDVD周りは、SFFケース構造だから単純にファンをつけるわけにはいかない気がする。カバーがあるから風が流れなくて、効果がなさそうな予感。ううーん。

いっそ、フツーのミニタワーケースを購入して、そっちに入れ替えてしまうか。しかしそれでは、SST-ST45SFを買った意味が無い。しかし、HDDが突然お亡くなりになったら、もっと面倒なことになるし。ううーん。

ビデオカードの件でぬか喜び。 :

箱の中に赤青メガネと簡単な説明書が入っていて。説明書には、ドライバの設定画面でアナグリフ表示設定ができる、みたいなことが書いてあった。

なんと。NVIDIA 3D Vision は、Windows Vista/7 じゃないと使えないはずではなかったか。もしかするとこの製品の特典として、Windows XP でも立体視ができる何かをドライバと一緒に同梱してあるのでは。

XP環境の自分としては、これほどうれしい話はない。ネットからDLした比較的新しいドライバではなく、わざわざCD-ROMに入ってる版をインストールしてみた。のだけど。やっぱりXPにはそんな機能ありませんでした。あくまでVista/7ならそういうことができるよ、という話なのだな。そりゃそうだ。XPでも動くソレを開発・添付できたら、それだけでも商売になってしまう。

逆に言えば、OSをVista以降にするだけで、即座に立体視ができてしまう、という話でもあるのだろうなあ。

でも、XPから7への移行は、新規インストールになってしまうあたり、引っ越し作業を考えると面倒臭い…。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2010/06 - Next
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project