2010/06/08(火) [n年前の日記]
#1 [pc] Safari 5 をインストールしてみたり
_Apple - HTML5
で HTML5 Showcase とやらが公開されてるらしいのだけど、Safari でしか動かないらしく。試しに、公開されたばかりらしい Safari 5 をインストールしてみたり。
起動したら、Safari がHDDにアクセスしっぱなしに。調べてみたら、特定のファイルを作成して、また削除するという処理を延々と繰り返していた。バグか? と思ったが、十数分〜数十分したらHDDアクセスが止まった。どうやらフィッシングサイト関連のデータベースを少しずつDLして貯め込むまで、HDDにアクセスしっぱなしになるらしい。なんだかな。
それはともかく、以前 Safari をインストールしたときは、プラグイン確認のページを表示しただけで確実に不正終了してたけど。今の版はそういうことはないらしい。完成度は少しずつ高まっている、ということなんだろうか。
Appleの件のデモページも開くことができた。なるほど、HTML5って色々できるのね。
起動したら、Safari がHDDにアクセスしっぱなしに。調べてみたら、特定のファイルを作成して、また削除するという処理を延々と繰り返していた。バグか? と思ったが、十数分〜数十分したらHDDアクセスが止まった。どうやらフィッシングサイト関連のデータベースを少しずつDLして貯め込むまで、HDDにアクセスしっぱなしになるらしい。なんだかな。
それはともかく、以前 Safari をインストールしたときは、プラグイン確認のページを表示しただけで確実に不正終了してたけど。今の版はそういうことはないらしい。完成度は少しずつ高まっている、ということなんだろうか。
Appleの件のデモページも開くことができた。なるほど、HTML5って色々できるのね。
◎ 現在開いてるURLを他ブラウザで開く機能が入ってるのが素晴らしい。 :
開発メニューを有効にしないと使えないけど、最初から機能として入ってるのが素晴らしい。
これが Google Chrome(以下Chromeと表記) にもあったらなあ…。
ほとんどのブラウザは、現在開いているURLを、外部プログラムに渡す手段が存在する。
現在開いてるURLを即座に他アプリで開き直すことができるということは、そのブラウザだけでは荷が重い場面、閲覧に問題が生じる場面、不得意なことをしなければならない場面でも、他アプリに渡すことで解決することができなくもない、ということでもある。
でも、Chrome はそれができない。数あるブラウザの中で唯一、外部プログラムを簡単に呼び出す手段が、現状では用意されていないから。Chrome は、他アプリと連携ができない。
Chrome は他アプリが持っている雑多な機能を全て自分で実装しないといけない。そうしないと、「○○ではできたことが Chrome じゃできない」=「使えない」と思われる。しかしそんなことを愚直に実現していけば、最後には糞重いブラウザになるだろう。でもそうするしかない。他アプリに頼れないのだから。
てなわけで。Safari の目の付けどころは素晴らしいということです。自分が現状では貧弱なブラウザであることをちゃんと自覚していて、しかもそれをカバーできる機能をこっそりつけている。…まあ、そういうつもりでつけたわけじゃないだろうけど。ページの見栄えが他ブラウザでどうなるのか確認しやすくするためにつけたんだろうなあ。しかし結果的にはナイス。
惜しむらくは、開発メニューの中じゃなくて、標準的なメニューの中に入れて欲しかった…。
「ChromeでのD&Dぐらい面倒臭がるな」と仰る人には、 _「n-clickを1-clickにすると商売になる。1-clickを0-clickにすると革命になる」 というお言葉を。
「連携して何の意味がある」と仰る人には、 _Unixシェルのパイプ処理を想起させる 事例を。Android ではいかにもギークの集まりらしいGoogleらしさが出せているのに…。
これが Google Chrome(以下Chromeと表記) にもあったらなあ…。
ほとんどのブラウザは、現在開いているURLを、外部プログラムに渡す手段が存在する。
- IE → コンテキストメニューを編集するツールを使えば、他アプリで開き直すことが可能。
- Firefox → 拡張を追加すれば、他アプリで開き直すことが可能。
- Opera → menu.ini を編集すれば、他アプリで開き直すことが可能。
- Safari → 開発メニューを有効にすれば、他ブラウザで開き直すことが可能。
- Chrome → できない。
現在開いてるURLを即座に他アプリで開き直すことができるということは、そのブラウザだけでは荷が重い場面、閲覧に問題が生じる場面、不得意なことをしなければならない場面でも、他アプリに渡すことで解決することができなくもない、ということでもある。
- 現在開いてるページをローカルに保存したいと思ったら、Firefox + ScrapBook に渡せばいい。
- 印刷プレビューがしたくなったら、印刷プレビューが得意なブラウザで開き直せばいい。
- 2chのスレを開いて読み辛いなと思ったら、専用ブラウザで開き直せばいい。
でも、Chrome はそれができない。数あるブラウザの中で唯一、外部プログラムを簡単に呼び出す手段が、現状では用意されていないから。Chrome は、他アプリと連携ができない。
Chrome は他アプリが持っている雑多な機能を全て自分で実装しないといけない。そうしないと、「○○ではできたことが Chrome じゃできない」=「使えない」と思われる。しかしそんなことを愚直に実現していけば、最後には糞重いブラウザになるだろう。でもそうするしかない。他アプリに頼れないのだから。
てなわけで。Safari の目の付けどころは素晴らしいということです。自分が現状では貧弱なブラウザであることをちゃんと自覚していて、しかもそれをカバーできる機能をこっそりつけている。…まあ、そういうつもりでつけたわけじゃないだろうけど。ページの見栄えが他ブラウザでどうなるのか確認しやすくするためにつけたんだろうなあ。しかし結果的にはナイス。
惜しむらくは、開発メニューの中じゃなくて、標準的なメニューの中に入れて欲しかった…。
「ChromeでのD&Dぐらい面倒臭がるな」と仰る人には、 _「n-clickを1-clickにすると商売になる。1-clickを0-clickにすると革命になる」 というお言葉を。
「連携して何の意味がある」と仰る人には、 _Unixシェルのパイプ処理を想起させる 事例を。Android ではいかにもギークの集まりらしいGoogleらしさが出せているのに…。
*1: 実はできなくはない。使いたいアプリを人間様がわざわざ事前に起動しておいて、Chrome でURLをコピーして、もしくはドラッグして、別アプリに貼り付け、もしくはドロップすれば、一応できる。でも他ブラウザのように、コンテキストメニュー、ツールバーのボタン、メニューから行う操作に比べると…やってみれば分かるけど、Chrome のソレは「面倒臭い」。
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以上です。