mieki256's diary



2007/02/25() [n年前の日記]

#1 [anime] 全裸の女子中学生がゴミ袋を被って洗濯物が乾くのを待つ、なんだか奇妙な特撮番組、生物彗星WoO

以下ネタバレ。

自身と融合した宇宙生命体を守るため、組織の追跡の手から逃げる女子中学生。しかし手ぶらで逃げてるから替えの服がない。着ている服が臭くなってきたので、コインランドリーで洗濯しようとしたものの。洗濯してる間の替えがないから、仕方なくゴミ袋をかぶって乾くのを待つという…。一体どんな特撮番組なんだ。「ULTRAMAN」「ウルトラマンネクサス」に見られたどちらかというと比較的リアル志向な作り方がこちらにも継承された・発展してしまったような気がするようなしないような。

思い返してみると、他にも色々と凄いですな。この作品。 夢も希望もねえ。

ゲストの登場人物設定も凄い。 どうしてそういう設定のゲストキャラばかり用意するのか。これが、ワーキングプアという言葉を世の中に広めてみせたNHKらしい番組作りなのか。

こんな暗い設定・展開でありながら、OPではUMAが可愛らしく動き、巨大化すると腕立てふせしたりVサインしたりとにかく媚を売る(?)わけで。番組の宣伝映像では、「NHKに巨大ヒーローが」的ワクワク感を前面に押し出しながら、しかしこれが本編見ると鬱々とした気分にさせられること間違いなしで。そのギャップたるや、1stガンダムのOPと本編の差を彷彿とさせます。この作品は、平成の特撮業界におけるイデオンなのではないか。いや、イデオンまではいかないか。ザンボット3ぐらいか。

見ていて今一つ面白くないなとは思ってたのですが、設定や展開の暗さをハッキリ意識しながら見てみると、名作、いや、奇作怪作に思えてきた今日この頃なのでした。てなことを、HDDに溜まった本編映像を消化しながらぼんやりと思ったり。こいつはスゲエぜ!

とはいえ、面白いかと問われると、「いや、あんまり…」とやっぱり答えたくなるのですが。おそらく、企画書を読んだら、「これは面白くなる!」と思えそうなんだけど。何がマズかったんだろう…。おかしいなぁ…。

ULTRA N PROJECT と同時期かと思ってたら微妙に後なのね。 :

#2 [anime] _YouTube - ULTRAMAN 2006 - チャイヨーのウルトラマン

_YouTube - Project Ultraman -

円谷プロ、映像面でも負けてないか…? _(via 特撮ヒーロー作戦!

_「あくまでもプロジェクトの主役は円谷英二、そしてデザインは成田亨氏の功績」と明言 :

「ウルトラマンのデザインを考えたのはチャイヨー側」という主張については、企画会議でソンポート氏(日本に留学し、円谷英二の元で特撮技術を学んでいたチャイヨー・プロ創設者)が「なぜ日本の特撮ではヒーローではなくモンスターばかりが活躍するのか?」と疑問を提示。それをうけてヒーローのイメージについて英二氏から聞かれたのでスコータイ時代の仏像の写真を見せたとのことで、「あくまでもプロジェクトの主役は円谷英二、そしてデザインは成田亨氏の功績」と明言している。ソンポート氏と円谷プロ3代目社長・皐氏との個人的な親交から、第2期ウルトラシリーズの終了で苦況に喘ぐ円谷プロにチャイヨーが資金援助。その結果として生まれたのが『ジャンボーグA対ジャイアント』や『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』といったチャイヨー製円谷ヒーロー映画だったとのこと。問題の海外版権の契約にしても、そういった蜜月関係から生まれたものだっただけに、皐氏の死去によって親密な関係が途絶えたことによって様々な問題が噴出したということらしい。

歯車党日記 より

チャイヨーオリジナルのウルトラマンにしても、成田亨デザインを意識して作った上に成田氏本人にもチェックしてもらっているというオリジナルへのリスペクトぶりや、ソンポート氏の自宅には円谷英二氏をまつった祭壇があり、氏が好きだったハイライトを毎年山のようにお供えしているなんてエピソードを聞かされたら、内紛やらセクハラ裁判やらで揺れっぱなしの本家って一体何?という気になってしまいますわ。

歯車党日記 より

気になる話。

#3 [anime] _江戸時代の怪獣造形…ゴジラの頭部デザイン考察

ゴジラやキングギドラが江戸時代の各種造形によく似ているような気がするという話。たしかに…。

_ゴジラの目玉 - 隻眼のゴジラ ― 1号スーツ ― :

片目しかないゴジラがあったのか。なんだか面白い。

_怪獣王造形諸説 :

もともとゴジラは、太古の恐竜が核実験で変異したもの、という設定があります。その為、恐竜のフォルムに加え、核のキノコ雲を連想させる頭部のデザインが、安部和助によって描かれたことはファンの間ではよく知られていますよね。その修正案を元に、造形スタッフの利光貞三によって「雛形」が作られました。

オタクイーンの「恋するネヴュラ」: 怪獣王造形諸説 より

これは確かに、恐竜のフォルムを持つものの、顔などは「キノコ雲」のイメージを連想させる造形で、当時のスタッフの「恐竜がただ暴れるだけの映画じゃない」核反対のメッセージを織り込もうとした熱意が伺えます。

オタクイーンの「恋するネヴュラ」: 怪獣王造形諸説 より

なんだか新鮮なデザイン。

_チ○コに手足がついたようなドンゴラー、マ○コが頭になったような ギャッドラー :

ゴッドマンの話。
次に怪獣のデザインですが、これは利光貞三氏の手によるデザインといわれています。氏は初代ゴジラの雛形を作成したことで 知られる人物ですが、「帰ってきたウルトラマン」でサータンという凄まじい怪獣を手がけられた前科…ではなく経験があり、その 手腕が本作でも炸裂。どう見てもチ○コに手足がついたようなドンゴラー、マ○コが頭になったような ギャッドラー(「全怪獣怪人大事典」ではギャッドと書かれています)など、人間の頭で考え出したと思えない超絶デザイン には思わず言葉を失ってしまいます。

特撮作品列伝/ゴッドマン・その1 より

うおー。見てみたいー。それはともかく。

_特撮作品列伝/ゴッドマン・その2
…と以上のように、ただただ殴り合いの連続。要するに、その2〜その5までをシャッフルして入れ替えても話の展開に支障がない という無茶苦茶な構成となっているのです。怪獣も登場して何か悪さをするわけでもなく、ただ姿を現しただけなのにゴッドマンに 攻撃されてしまうという悲惨な役回りとなっています(一応、例外あり)。しかも前項で書いたとおり、BGMは基本的に主題歌のインスト版のみ。たまに違う曲がかかった としても、ハウス名作劇場のような異様にほのぼのとした曲をバトルの真っ最中に流すという理解不能な演出を見せてくれます。

特撮作品列伝/ゴッドマン・その2 より

気になる。5日間に渡ってひたすら殴り合うだけの特撮ヒーロー。シビレル…。

以上、1 日分です。

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