2007/02/25(日) [n年前の日記]
#3 [anime] _江戸時代の怪獣造形…ゴジラの頭部デザイン考察
ゴジラやキングギドラが江戸時代の各種造形によく似ているような気がするという話。たしかに…。
◎ _ゴジラの目玉 - 隻眼のゴジラ ― 1号スーツ ― :
片目しかないゴジラがあったのか。なんだか面白い。
◎ _怪獣王造形諸説 :
もともとゴジラは、太古の恐竜が核実験で変異したもの、という設定があります。その為、恐竜のフォルムに加え、核のキノコ雲を連想させる頭部のデザインが、安部和助によって描かれたことはファンの間ではよく知られていますよね。その修正案を元に、造形スタッフの利光貞三によって「雛形」が作られました。
これは確かに、恐竜のフォルムを持つものの、顔などは「キノコ雲」のイメージを連想させる造形で、当時のスタッフの「恐竜がただ暴れるだけの映画じゃない」核反対のメッセージを織り込もうとした熱意が伺えます。なんだか新鮮なデザイン。
◎ _チ○コに手足がついたようなドンゴラー、マ○コが頭になったような ギャッドラー :
ゴッドマンの話。
_特撮作品列伝/ゴッドマン・その2
次に怪獣のデザインですが、これは利光貞三氏の手によるデザインといわれています。氏は初代ゴジラの雛形を作成したことで 知られる人物ですが、「帰ってきたウルトラマン」でサータンという凄まじい怪獣を手がけられた前科…ではなく経験があり、その 手腕が本作でも炸裂。どう見てもチ○コに手足がついたようなドンゴラー、マ○コが頭になったような ギャッドラー(「全怪獣怪人大事典」ではギャッドと書かれています)など、人間の頭で考え出したと思えない超絶デザイン には思わず言葉を失ってしまいます。うおー。見てみたいー。それはともかく。
_特撮作品列伝/ゴッドマン・その2
…と以上のように、ただただ殴り合いの連続。要するに、その2〜その5までをシャッフルして入れ替えても話の展開に支障がない という無茶苦茶な構成となっているのです。怪獣も登場して何か悪さをするわけでもなく、ただ姿を現しただけなのにゴッドマンに 攻撃されてしまうという悲惨な役回りとなっています(一応、例外あり)。しかも前項で書いたとおり、BGMは基本的に主題歌のインスト版のみ。たまに違う曲がかかった としても、ハウス名作劇場のような異様にほのぼのとした曲をバトルの真っ最中に流すという理解不能な演出を見せてくれます。気になる。5日間に渡ってひたすら殴り合うだけの特撮ヒーロー。シビレル…。
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以上です。