mieki256's diary



2006/08/09(水) [n年前の日記]

#3 [zatta] _ゼロ戦は優れた戦闘機ではなかった

_(via 読書記録ChangeLog)

_空飛ぶ納屋の戸 零式艦上戦闘機(前編)
_空飛ぶ納屋の戸 零式艦上戦闘機(中編)
_空飛ぶ納屋の戸 零式艦上戦闘機(後編)

_世界最低中戦車チハ
_逆襲の三式中戦車チヌ

_旧日本軍弱小列伝

旧日本軍の兵器のダメっぷりを、圧倒的な情報量で解説してる。日本の戦車・戦闘機は、「やわらか戦車」「パチモン戦闘機」だったのか…。たしかにこれだけ説明されると、アメリカに負けたのは物量以前の問題であると納得せざるをえない。

_当時の日本の状態を見る限り、アメリカに勝てる可能性は0。 :

あの戦争については、連合国の物量に負けたとよく言われますが、その部分にはどうも違和感があって物量だけでなく、兵器の運用や、兵器の製造技術、そういった全ての面で負けていたと思っています。

FIFTH EDITION: 太平洋戦争時の日本の技術と戦術 より

学生時代、「上手く作戦立てていれば、日本でもアメリカに勝てた」なんていう奴がいて、あきれた事があります。

当時の日本の状態を見る限り、アメリカに勝てる可能性は0です。情けない話に聞こえるかもしませんが、それが事実だと思います。

FIFTH EDITION: 太平洋戦争時の日本の技術と戦術 より

_自分の国は自分で守るのが普通なんですが自分の国守るのにアメリカ製のF15がいるんじゃどうにも。 :

ほんまやな…。

なんとなく思った。 :

PCとかWebとかでもアレかもしれんなと。
  • アメリカで設計してマレーシアその他で製造したCPUを
  • 台湾で設計して中国で製造したM/Bに載せて
  • 韓国で設計製造した液晶パネルに表示する
そんな機械の上で、「日本は最高」「アメリカ(or 中国 or 韓国)は○○だ」等打ち込んでるの図は、なんなんだろうなと。

アニメだって、今は中韓抜きじゃ作れないし。TV画面を見ながら「萌え〜」と言うにも、各国に手助けしてもらわねばならぬ…。

この記事へのツッコミ

Re: ゼロ戦は優れた戦闘機ではなかった by がんした    2006/08/14 07:48
国産だからと、もてはやされてるが舶来品と比べると、名品とは言えなくねえ?的状況として
「ゼロ戦」の同類項として「YS11」とか「童夢−零」が挙げられるのかも。

YS-11
http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11

童夢 (自動車会社)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%A5%E5%A4%A2_(%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E4%BC%9A%E7%A4%BE)
Re: ゼロ戦は優れた戦闘機ではなかった by Y    2006/08/16 21:04
会戦当時は零戦が凄かったというよりもパイロットが尋常じゃなく
凄かったのではないかと。
7.7mm機銃で正確にコクピットを狙ってたとか聞きますし。
勿論それを可能にした運動性は優れていたと思いますよ。

それよりも問題は低オクタン燃料や生産能力ではないかと。
童夢…スーパーカー…懐かしい… by mieki256    2006/08/22 22:09
> 童夢

童夢零、でしたっけか。
懐かしい…。スーパーカー消しゴムにハマってた世代なので。
なるほど、アレって市販化できなかったのですな。
今考えると、何を基準に「スーパーカー」と呼んでたんだろう。うーむ。
優秀なパイロットga by mieki256    2006/08/22 22:21
> 開戦当時 - パイロットが尋常じゃなく凄かったのではないか

件のページ中でも、パイロットの習熟(?)云々について触れられてますな。
その優秀なパイロット達の生命が失われやすい設計になってたわけだから、

どこをどう取り上げても、こりゃ勝てるわけないですな… (´_`)
ゼロ戦、YS11、童夢−零、、、 by がんした    2006/08/26 08:48
あと、「US−1A」なんかもその類。元が軍用機として開発されたから
武器輸出三原則に引っかかり市販できない。民間機として作られたなら
海外輸出できたのにと言われるが、どう考えたって高価&需要なさずぎ。
http://www.shinmaywa.co.jp/products/aircraft_01.htm

それから、五重塔が良く引き合いに出されて「木材を組み合わせた
昔ながらの和風建築は地震に強い」ってのも嘘らしいね。
確かに田舎のだだっ広い敷地に、贅沢に太い柱を使った平屋建築は
それなりの耐震強度を持つが、江戸みたいな大都市の町民が住むような
マッチ箱みたいな家屋は、ほとんど耐震強度なかったらしいし。

つーかさ、本題に戻って、リンク先の「ゼロ戦より防弾板の付いた隼のが優れている」との理屈からすると、
技術も材料も無い当時の日本が、小口径を採用し破壊力より命中精度をとり、
ボルトアクションを採用し連射性より耐久性と信頼性を取った三八式歩兵銃は名器なのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%85%AB%E5%BC%8F%E6%AD%A9%E5%85%B5%E9%8A%83

それから、酸素魚雷とかは日本独自の技術でそれなりに評価出来るとおもうが?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E9%AD%9A%E9%9B%B7
もしかすると日本って by mieki256    2006/09/02 12:55
もしかすると日本って、大きいものは苦手だけど、
比較的小さいものは得意なんですかねぇ。

と思ったけど、三八式歩兵銃関連のリンク先を読んだら、
職人が手作業で作ってたとか書いてあるな…。
単に当時は、工業の自動化・品質管理ができるまでの
能力がなかったということなのか。むぅ。

> 酸素魚雷

気になって検索したら、射程距離関係で気になる記事が。
http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001782.html

日本って昔も今も、スペック偏重主義、ということなんだろうか。むぅ。
Re: ゼロ戦は優れた戦闘機ではなかった by 当方ミリオタですが    2008/05/17 03:51
あのサイトは間違いだらけなので、専門家からはほとんど相手にされていませんよ。
真面目に信じると恥をかきますので、あくまでお笑いのネタとして楽しむのがいいと思います。

以上です。

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