2022/03/13(日) [n年前の日記]
#1 [cg_tools][linux] Ubuntu Linux上で2D CADを試用
VMware Workstation Player 16.2.3 build-19376536 + Ubuntu Linux 20.04 LTS x64上で、2D CAD を色々試用してみた。
◎ sagcad。 :
sagcad という2D CADソフトがあるらしい。Ubuntu Linux 20.04 LTS の場合、sagcad 0.9.14-0ubuntu4 が公式リポジトリに標準で用意されていた。sudo apt install sagcad でインストールできた。
端末上で、sagcad で起動。しかし、設定ファイルが保存できないと文句を言ってくる。mkdir ~/.sagcad で、設定ファイルを保存するためのディレクトリを作成してやる必要がある。
とりあえず起動はしたけれど…。線一本すら描くことができない…。結構古いCADらしいので、操作方法が一般的ではないのかもしれない。
_SagCAD - 作図
上記のマニュアルページを眺めてみたけれど、少しだけ分かってきた。既に存在する図形を2回クリック、もしくは2つクリックして選択すると、点・線・円を選ぶダイアログが開くのでどれかを選ぶ。状況によって、角度やオフセット値を入力すると、そこでようやく図形が描画されるらしい。長さや角度等は上のほうにボタンと数値が表示されていて、そこをクリックすると変更できる。L が線の長さ、らしい。
やはり独特な操作方法のようだなと…。
端末上で、sagcad で起動。しかし、設定ファイルが保存できないと文句を言ってくる。mkdir ~/.sagcad で、設定ファイルを保存するためのディレクトリを作成してやる必要がある。
とりあえず起動はしたけれど…。線一本すら描くことができない…。結構古いCADらしいので、操作方法が一般的ではないのかもしれない。
_SagCAD - 作図
上記のマニュアルページを眺めてみたけれど、少しだけ分かってきた。既に存在する図形を2回クリック、もしくは2つクリックして選択すると、点・線・円を選ぶダイアログが開くのでどれかを選ぶ。状況によって、角度やオフセット値を入力すると、そこでようやく図形が描画されるらしい。長さや角度等は上のほうにボタンと数値が表示されていて、そこをクリックすると変更できる。L が線の長さ、らしい。
やはり独特な操作方法のようだなと…。
◎ LibreCAD。 :
LibreCAD も公式リポジトリに標準で用意されていた。sudo apt install librecad で、LibreCAD 2.1.3-1.2build1 がインストールできた。
ただ、起動してみたところ、ステータスバー上のマウスアイコンが異様に巨大な状態で表示された。
github の issue を検索してみたら、一応バグ報告はされている模様。
_Bug: Mouse icon is really big in v2.2.0-rc2 - Issue #1368 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
_Status bar redimensioning: mouse image is not redimensioned - Issue #1303 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
_statusbar clipped problem - Issue #1010 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
24x24ドットのpng画像を参照しなければいけないのに、80x80ドットのsvg画像を参照しちゃってるのが原因らしい。ソースファイル、librecad/src/ui/forms/qg_mousewidget.cpp 内を修正すれば解決するらしいけど…。
_librecad/src/ui/forms/qg_mousewidget.cpp
_Solved issue #1368 - melwyncarlo/LibreCAD@3115342 - GitHub
_Solved issue #1368 v2 - melwyncarlo/LibreCAD@f0c651e - GitHub
しかし、ビルドされたバイナリには反映されてない模様。
ただ、起動してみたところ、ステータスバー上のマウスアイコンが異様に巨大な状態で表示された。
github の issue を検索してみたら、一応バグ報告はされている模様。
_Bug: Mouse icon is really big in v2.2.0-rc2 - Issue #1368 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
_Status bar redimensioning: mouse image is not redimensioned - Issue #1303 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
_statusbar clipped problem - Issue #1010 - LibreCAD/LibreCAD - GitHub
24x24ドットのpng画像を参照しなければいけないのに、80x80ドットのsvg画像を参照しちゃってるのが原因らしい。ソースファイル、librecad/src/ui/forms/qg_mousewidget.cpp 内を修正すれば解決するらしいけど…。
_librecad/src/ui/forms/qg_mousewidget.cpp
_Solved issue #1368 - melwyncarlo/LibreCAD@3115342 - GitHub
_Solved issue #1368 v2 - melwyncarlo/LibreCAD@f0c651e - GitHub
しかし、ビルドされたバイナリには反映されてない模様。
◎ QCAD。 :
QCAD は PPA を追加すればインストールできる。
_QCAD - Computer Aided Drafting (CAD) software : Alexander Pozdnyakov
試してみたところ、QCAD 3.27.1.6 がインストールできた。端末上で qcad と打ったらフツーに起動した。
ヘルプ → ソフトウェアについて、を表示したところ、QCAD Community Edition と表示されていたので、有償版ではなく無償版が提供されているらしい。
_QCAD - Computer Aided Drafting (CAD) software : Alexander Pozdnyakov
sudo add-apt-repository ppa:alex-p/qcad sudo apt-get update sudo apt install qcad
試してみたところ、QCAD 3.27.1.6 がインストールできた。端末上で qcad と打ったらフツーに起動した。
ヘルプ → ソフトウェアについて、を表示したところ、QCAD Community Edition と表示されていたので、有償版ではなく無償版が提供されているらしい。
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#2 [anime] 「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」を視聴
BS12で放送されていたので視聴。初見。
「鋼の錬金術師」は2回TVアニメ化されていて、後半がアニオリになった無印版と、原作準拠のFA版(「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」)があるけれど。「嘆きの丘の聖なる星」は、FA版の世界観で作られた劇場アニメ。
監督は、スタジオジブリ出身で、「コードギアス」の副監督も務めていた村田和也監督。劇場版アニメについてはこれが初監督だったらしい。
キャラデザ・総作監は、ジブリ作品に多数参加してきた小西賢一さん。アニメーションディレクターは、有名アニメーターの押山清高さん。そういった方々が名を連ねていただけあって、アクション作画がとんでもないことになっていた。TVアニメ版とはちょっと絵柄が違っているのか、あるいは影無し作画を基本としていたせいなのか、どことなくジブリ風な感じがしたけれど、とにかくひたすら動く動く…。アクション作画を見ているだけでも大満足。これぞ正真正銘アクションアニメ、てな印象を受けた。
また、本編の各設定を勝手に改竄したりはせず、しかし話としては謎解き要素も含めてちゃんと作ってある感じで。スピンオフ作品はこう作るべし、みたいなアニメにもなっていたな、と…。
ただ、TVアニメ版に登場するキャラのうち、主人公の兄弟、上司、ヒロインぐらいしか出てこない上に、上司やヒロインとめっちゃ絡むわけでもないので、ファンにとっては物足りないところがあったかもしれないな、とも。まあ、たくさん登場させると本編との矛盾が発生してしまうだろうから、意識的に登場人物の数を少なくしたのかなと邪推したりもして。
何にせよ、とにかくアクションを堪能するぞ、「ハガレン」と言えばアクションが華やろ、てな気持ちで眺めれば楽しめそうな気がした。フツーによく出来ている劇場版アニメだよなと…。
「鋼の錬金術師」は2回TVアニメ化されていて、後半がアニオリになった無印版と、原作準拠のFA版(「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」)があるけれど。「嘆きの丘の聖なる星」は、FA版の世界観で作られた劇場アニメ。
監督は、スタジオジブリ出身で、「コードギアス」の副監督も務めていた村田和也監督。劇場版アニメについてはこれが初監督だったらしい。
キャラデザ・総作監は、ジブリ作品に多数参加してきた小西賢一さん。アニメーションディレクターは、有名アニメーターの押山清高さん。そういった方々が名を連ねていただけあって、アクション作画がとんでもないことになっていた。TVアニメ版とはちょっと絵柄が違っているのか、あるいは影無し作画を基本としていたせいなのか、どことなくジブリ風な感じがしたけれど、とにかくひたすら動く動く…。アクション作画を見ているだけでも大満足。これぞ正真正銘アクションアニメ、てな印象を受けた。
また、本編の各設定を勝手に改竄したりはせず、しかし話としては謎解き要素も含めてちゃんと作ってある感じで。スピンオフ作品はこう作るべし、みたいなアニメにもなっていたな、と…。
ただ、TVアニメ版に登場するキャラのうち、主人公の兄弟、上司、ヒロインぐらいしか出てこない上に、上司やヒロインとめっちゃ絡むわけでもないので、ファンにとっては物足りないところがあったかもしれないな、とも。まあ、たくさん登場させると本編との矛盾が発生してしまうだろうから、意識的に登場人物の数を少なくしたのかなと邪推したりもして。
何にせよ、とにかくアクションを堪能するぞ、「ハガレン」と言えばアクションが華やろ、てな気持ちで眺めれば楽しめそうな気がした。フツーによく出来ている劇場版アニメだよなと…。
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