mieki256's diary



2019/06/15() [n年前の日記]

#1 [movie] 「ソイレント・グリーン」を視聴

NHK-BSで放送されていたものを録画して消化。おそらく初見。たぶん。

この手の設定が出てくると必ず名前が挙がるぐらいに有名なSF映画だけど、さすがに今見ると…。このネタだけで一本映画を作れてしまう、そんな時代だったのかな、みたいな。今だったら脚本レベルで更に一捻りか二捻りする予感。

まあ、自分などは藤子F先生のSF漫画作品を読んでしまっているので、むしろその状況に妥当性があるとすら思えてくる、そんなロジックを目にしたいと思ってしまって、これじゃ今一つと感じたところもありそうな。「大変なことが行われてる!」で終わるのではなく、「えっ。それのどこが大変なの。何か問題あるの」とか「だとしても俺は○○するよ。だって…」が見たかったというか。

もっとも、そもそもこの映画、オチよりも、ダークな未来社会を描くことのほうがメインだったのかもしれず。

何にせよ、これで一応この映画には目を通したぞ、とメモ。自分のことだから、そのうち見たことすら忘れそうで怖いけど。

アレな食料設定。 :

件の映画を見ているうちに、なんとなくアレコレ思い出してしまったのでメモ。

食料が意外なものから出来ている設定というと、「未来少年コナン」のインダストリアのパン工場を思い出してしまったり。あちこちの島からかき集めたプラスチックを機械に流し込むと、世界名作劇場に出てきそうなパンになって出てくるアレ。もしかすると、「ソイレント〜」からの連想でそういう設定が出てきたのだろうか。と思ったけれどググってみたら石油たんぱく云々からの連想ではないかという話も。

「砲神エグザグソン」でも、この映画を意識した設定がチラリと出てきた記憶もあるなと。アレは、そのことに対する敵側の台詞がイイ感じで。社会、あるいは上に立つ者が、合理性(?)のみを追求していくとこういう反応になるだろうなと思わせるあたりが良かったなと。

牛骨粉の件を思い返すと、既に人間は、家畜に対してなら、そういうことをしちゃっているのだよな…。てなあたりも「エグザクソン」で触れていたような気もするけれど自分の偽記憶かもしれない。

「Gのレコンギスタ」でも、ちょっとそういう設定が出てきたなと。実際に行われていたことなのか、単なる比喩に尾ひれがついたのかは、本編を見てるだけでは分からなかったけれど。そういう時代を経過した、その先のそれぞれの関係性を描いていた点が面白いというか。そこにSFを感じたというか。

あの手の設定は、基本的にギョッとする設定なので、そこから更に色々な妄想ができてしまう、そんな面があるのかもしれない、みたいなことを思ったりもして。

アレな原料設定。 :

意外な原料、という設定だけでも、色々妄想できそうな気もする。巨大ロボットの燃料は、実は、とか。魔法のエネルギーの元は、実は、とか。まあ、この程度なら、どちらも色々考え出されているけれど。イデオンとか。まどマギとか。

「PSYCHO-PASS」のアレも、意外な原料設定だった気がするし、「翠星のガルガンティア」のアレも、意外な原料設定だった気がしてきたり。「MATRIX」も、原料ソレかよ、みたいなところがあったような。

「コレの原料、ソレなの?」を妄想すれば、ちょっと変わった設定が出てきたり、するのかな。どうかな。

#2 [tv][neta] TVドラマの脚本家さんが犯人のドラマって作れないかな

バカ妄想。

NHKドラマ「デジタル・タトゥー」を流していたら、ゲームクリエイターを自称するキャラが、自作のゲームをユーザからクソゲー呼ばわりされたことで、ユーザに恨みを抱いて殺人を、という展開が出てきて。

「いやいやいやいや。ありえないありえない」「クソゲー呼ばわりされた程度でそんなことするわけないでしょ」「ゲーム制作者を何だと思ってるの」と思わず苦笑してしまったのだけど。直後に、TVドラマの脚本家さんって、こういう目でゲームクリエイターを見ているのだろうかと不安になってきて、なんだか悲しくなってしまったり。酷いなあ…。私達をそういう人種と思ってるんですか…。ゲームのような七面倒臭いモノを作る人種が、あんなアホな思考するわけないじゃないですか…。そんなこと(?)する暇あったら、さっさと次のゲーム企画考えますよ…。

まあ、悪役(?)を配置しないと話にオチがつかないので、悩んだ末に出てきた設定かもしれないよなー、とも思うし、考えてみればゲーム感覚で殺人云々の設定は、映像作品のみならずゲーム作品でもたまに出てくるので、今更な話・設定ではあるなー、とも。

さておき。そこでふと、なんとなく。逆(?)に、TVドラマの脚本家さんが殺人犯でした、自分の脚本を視聴者からクソ脚本呼ばわりされて、頭に来てこういう犯行に及んだのです、みたいな設定で話を作れないものかなー、と考え始めてしまったり。もちろん脚本家さん達は、「いやいやいやいや。ありえないありえない」と苦笑すると思うのだけど、それはさておき。…本当に苦笑するのかな。するよね。しないのかな。

せっかく脚本家キャラが殺人事件を起こすなら、さすが脚本家だな、そういう手口を考えますか、と視聴者が思わず感心してしまう、そんな変わった仕掛けを用意したいところだよなと。と言っても、これが何も思いつかず。一体どういうネタを見せれば、なるほどこれは脚本家っぽい思考だわ、と思わせることができるのだろう。これはなかなか難しいお題のような気がする…。

あるいは、せっかく脚本云々が絡んでくるのだから、故・今敏監督作品のように、現実と作品の虚構が入り混じる見せ方をする、とか。例えば、自分の書いてる脚本通りに何故か現実が展開していって…。

いや、その場合はどちらかというと、脚本家が加害者ではなく被害者になっちゃう話になりそうな。それとも、脚本家が自分を神と錯覚し始めれば、加害者として成立するのだろうか。脚本内の登場人物達にとって、脚本家は神に等しい存在なわけで…。現実世界の人間に対して、「どうして私の思った通りに動かないのか! お前達は私の脚本の登場人物なのに!」と叫び始めちゃう脚本家キャラ、とか…。

何にせよ、これは脚本家という設定ならではだな、と思えてくる、そんな仕掛け・ネタが無いものかと。

ゲーム感覚の犯行だからゲームクリエイターが、というのは、ちょっと安直というか、最近は使い古されてる気もするわけで。ここはむしろ、TVドラマ感覚で殺人事件が、みたいな設定のほうが斬新だったり…。

いや、そのネタも使い古されてるかな…。でもないか。バラエティ番組のノリで殺人事件を、という設定なら映画その他で見たことあるけど、TVドラマで、とか、脚本家だから、という設定はちょっと思い出せない。もしかすると、多少は新規性があるのではなかろうか。どうなんだろう。

まあ、そのあたりのネタがすらすらと思いつくようなら、脚本家になってますわな…。

以上、1 日分です。

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