mieki256's diary



2019/06/15() [n年前の日記]

#2 [tv][neta] TVドラマの脚本家さんが犯人のドラマって作れないかな

バカ妄想。

NHKドラマ「デジタル・タトゥー」を流していたら、ゲームクリエイターを自称するキャラが、自作のゲームをユーザからクソゲー呼ばわりされたことで、ユーザに恨みを抱いて殺人を、という展開が出てきて。

「いやいやいやいや。ありえないありえない」「クソゲー呼ばわりされた程度でそんなことするわけないでしょ」「ゲーム制作者を何だと思ってるの」と思わず苦笑してしまったのだけど。直後に、TVドラマの脚本家さんって、こういう目でゲームクリエイターを見ているのだろうかと不安になってきて、なんだか悲しくなってしまったり。酷いなあ…。私達をそういう人種と思ってるんですか…。ゲームのような七面倒臭いモノを作る人種が、あんなアホな思考するわけないじゃないですか…。そんなこと(?)する暇あったら、さっさと次のゲーム企画考えますよ…。

まあ、悪役(?)を配置しないと話にオチがつかないので、悩んだ末に出てきた設定かもしれないよなー、とも思うし、考えてみればゲーム感覚で殺人云々の設定は、映像作品のみならずゲーム作品でもたまに出てくるので、今更な話・設定ではあるなー、とも。

さておき。そこでふと、なんとなく。逆(?)に、TVドラマの脚本家さんが殺人犯でした、自分の脚本を視聴者からクソ脚本呼ばわりされて、頭に来てこういう犯行に及んだのです、みたいな設定で話を作れないものかなー、と考え始めてしまったり。もちろん脚本家さん達は、「いやいやいやいや。ありえないありえない」と苦笑すると思うのだけど、それはさておき。…本当に苦笑するのかな。するよね。しないのかな。

せっかく脚本家キャラが殺人事件を起こすなら、さすが脚本家だな、そういう手口を考えますか、と視聴者が思わず感心してしまう、そんな変わった仕掛けを用意したいところだよなと。と言っても、これが何も思いつかず。一体どういうネタを見せれば、なるほどこれは脚本家っぽい思考だわ、と思わせることができるのだろう。これはなかなか難しいお題のような気がする…。

あるいは、せっかく脚本云々が絡んでくるのだから、故・今敏監督作品のように、現実と作品の虚構が入り混じる見せ方をする、とか。例えば、自分の書いてる脚本通りに何故か現実が展開していって…。

いや、その場合はどちらかというと、脚本家が加害者ではなく被害者になっちゃう話になりそうな。それとも、脚本家が自分を神と錯覚し始めれば、加害者として成立するのだろうか。脚本内の登場人物達にとって、脚本家は神に等しい存在なわけで…。現実世界の人間に対して、「どうして私の思った通りに動かないのか! お前達は私の脚本の登場人物なのに!」と叫び始めちゃう脚本家キャラ、とか…。

何にせよ、これは脚本家という設定ならではだな、と思えてくる、そんな仕掛け・ネタが無いものかと。

ゲーム感覚の犯行だからゲームクリエイターが、というのは、ちょっと安直というか、最近は使い古されてる気もするわけで。ここはむしろ、TVドラマ感覚で殺人事件が、みたいな設定のほうが斬新だったり…。

いや、そのネタも使い古されてるかな…。でもないか。バラエティ番組のノリで殺人事件を、という設定なら映画その他で見たことあるけど、TVドラマで、とか、脚本家だから、という設定はちょっと思い出せない。もしかすると、多少は新規性があるのではなかろうか。どうなんだろう。

まあ、そのあたりのネタがすらすらと思いつくようなら、脚本家になってますわな…。

以上です。

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