2018/08/07(火) [n年前の日記]
#2 [cg_tools][anime] AviUtl+拡張編集プラグインで奥行きのある動きを作成
先日 Moho Pro 12 で試したような奥行きのある動きを、無料で使える動画編集ソフト、AviUtl + 拡張編集プラグインでもできるのではないかと思いついて、少し試したり。
どうやら、一番上のレイヤーにカメラ制御を配置して、その下のレイヤーに各画像を置いていけば、似たようなことができる模様。各画像を、標準描画から拡張描画に設定することで、透視変換の見た目にできるのだなと…。
作業手順としては…。
こんな感じになった。
フリーソフトでも作れるな、と。
ただ、avi や mp4 で出力しようとした際に、「メモリが足りません」と表示されてエラーになってしまった。管理者権限で起動して、設定で、LargeAddressAwareを有効にする、にチェックを入れたら改善された。環境は Windows10 x64。
さておき、このくらいの処理なら、他のフリーソフトでも ―― blender や OpenToonz でも、できそうな気がする…。複数のセル・bookを三次元的に配置して、カメラを直線移動させるだけだし…。
どうやら、一番上のレイヤーにカメラ制御を配置して、その下のレイヤーに各画像を置いていけば、似たようなことができる模様。各画像を、標準描画から拡張描画に設定することで、透視変換の見た目にできるのだなと…。
作業手順としては…。
- AviUtlを起動。
- 設定 → 拡張編集の設定、を選択。
- 拡張編集ウインドウ上で右クリック → 新規プロジェクトの作成。
- Layer 1 のあたりで右クリック → メディアオブジェクトの追加 → カメラ制御 → カメラ制御。
- カメラ制御の視野角を設定。60度くらいに。
- Layer 2 のあたりで右クリック → メディアオブジェクトの追加 → 画像ファイル。
- 画像ファイルの設定ダイアログで、参照ファイルをクリックして画像を指定。
- 画像ファイルの設定ダイアログで、右上の更新ボタンっぽいアイコンをクリックして、拡張描画を選択。
- Layer 3、4、5 あたりでも、画像ファイルを追加。それぞれを拡張描画に設定。
- 各レイヤーのz値を弄って、ばらけた感じで配置。
- カメラ制御のzボタンを左クリック。直線移動を選択。
- カメラ制御のx,y,zを弄って、1フレーム目から終了フレームまで値が変化するように設定。
- 動きができたら、ファイル → AVI出力、で動画ファイルとして出力。
こんな感じになった。
フリーソフトでも作れるな、と。
ただ、avi や mp4 で出力しようとした際に、「メモリが足りません」と表示されてエラーになってしまった。管理者権限で起動して、設定で、LargeAddressAwareを有効にする、にチェックを入れたら改善された。環境は Windows10 x64。
さておき、このくらいの処理なら、他のフリーソフトでも ―― blender や OpenToonz でも、できそうな気がする…。複数のセル・bookを三次元的に配置して、カメラを直線移動させるだけだし…。
◎ 参考ページをメモ。 :
以下、参考にしたページ。
_【AviUtl】カメラ制御の使い方
_【AviUtl】標準描画と拡張描画の違い
_【AviUtl】透明度付動画(RGBA)を出力・読み込みする方法【アルファチャンネル】
_[Aviutl] エンコード中に『メモリ不足です』と表示され、エラーで出力が中断されてしまう場合の対処法まとめ | ふかふか交易所
_AviUtlでメモリ不足というエラーメッセージが出る問題 - スワンの日記(仮)
_【AviUtl】カメラ制御の使い方
_【AviUtl】標準描画と拡張描画の違い
_【AviUtl】透明度付動画(RGBA)を出力・読み込みする方法【アルファチャンネル】
_[Aviutl] エンコード中に『メモリ不足です』と表示され、エラーで出力が中断されてしまう場合の対処法まとめ | ふかふか交易所
_AviUtlでメモリ不足というエラーメッセージが出る問題 - スワンの日記(仮)
◎ 余談。 :
アニメにおける列車内の車窓風景について。「少女 歌劇 レヴュースタァライト」というアニメを眺めていたら、電車の車内カットが2カットあって。
ただ、昨今、そういう構図で描ける原画マンを確保できるのか、という問題もありそうな…。
- 1つは、主人公を見上げるように捉えて、車窓には空と雲とビルの上のあたりが見えていた。
- 1つは、主人公を見下ろすように捉えて、車窓には隣の線路だけが見えていた。
ただ、昨今、そういう構図で描ける原画マンを確保できるのか、という問題もありそうな…。
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以上です。