mieki256's diary



2016/10/24(月) [n年前の日記]

#1 [ruby] WindowsとRubyとRsenseのgem

Windows10上に Ruby 2.3 をインストールしたついでに、gem install rsense で、Rsense をインストールしてみたのだけど。

_rsense | RubyGems.org | your community gem host
_rsense/rsense: Rsense Can See All

Rsenseというのは、エディタ上でRubyのアレコレを補完してくれるツール。昔、 Javaで実装されてた時期があるんだけど、そこから放置されちゃって、数年前におそらくは別の方が再実装し始めて、また放置、みたいな。

_RSense - EmacsやVimなどに特化したRubyのための優れた開発援助ツール
_m2ym/rsense

さておき、インストール後に rsense start でRseneサーバが起動するはずなのだけど。
> rsense start
D:/Ruby/Ruby23/lib/ruby/gems/2.3.0/gems/rsense-0.5.18/lib/rsense/client/runner.rb:112:in `start': uninitialized constant Spoon::FileActions (NameError)
Did you mean?  FileUtils
        from C:/Ruby/Ruby23/lib/ruby/gems/2.3.0/gems/rsense-0.5.18/bin/rsense:12:in `<top (required)>'
        from C:/Ruby/Ruby23/bin/rsense:22:in `load'
        from C:/Ruby/Ruby23/bin/rsense:22:in `<main>'
予想はしてたけど、Windows上ではエラーが出て動かない。 _Spoon というライブラリが FileActions という名前の何かを持ってるはずだからソレを使おうと思ったけど見つからねえよ、と怒られてる。

_headius/spoon: A fork/exec replacement for FFI-capable implementations を眺めると…。 _spoon/spoon.rb の中で、Windows と UNIX で使うファイルを分けてて。 _spoon/unix.rb には FileActionsクラスどころか他にも色んなクラスやメソッドがあるんだけど、 _spoon/windows.rb はガラガラで。そもそも Spoon って何をしてくれるライブラリなのかそこからして分からんけど、おそらくこれじゃ動かないよなと。

なんとなく、以下の記事を思い出したりもして。

_依存関係をなくそう : Rubyアプリ・Gemの開発者への提言 | プログラミング | POSTD
_NPMとleft-pad : 私たちはプログラミングのやり方を忘れてしまったのか? | プログラミング | POSTD
_本の虫: npmからkikとその他諸々が消されたまとめ
_npm パッケージの unpublish に関するゴタゴタの大まかなまとめ - ヤルキデナイズド

ちなみに、Ruby 2.2 + Rsense 0.3(オリジナル版)は、一応 Windows10x 64上でも動いていて。NTEmacs 24.5.1 を使いながら Rubyスクリプトを書く際には補完も効いてはいるのですけれど。

#2 [ruby] UbuntuとRubyとRsenseのgem

VMware上でUbuntu 16.04 を動かして、その上で Rsense をgemを使ってインストールできるのか試してみたり。

まず、Ruby 2.3 をインストール。
sudo apt-get install ruby2.3 ruby2.3-dev
ruby2.3-dev を入れておかないと、ネイティブ(?)ライブラリがビルドできないので入れておく。

ググったところ、PPAだかリポジトリだかを追加して Ruby 2.3 をインストールする事例ばかりが出てきたけど。Ubuntu 16.04 はひょっとすると標準リポジトリに Ruby2.3 が既に入ってるようで。少なくとも /etc/apt/sources.list.d/ を眺めた感じでは、昔の自分はPPAを追加してなかった。が、インストールできた。たぶん。

RSense は、sudo gem install rsense でインストール。その後 rsense start と打ってみたらサーバが動いてくれたようで、接続すべき port が表示された。rsense stop でサーバを停止。

EmacsやVimでは使えない。 :

ググったところ、Emacs や Vim から RSense を使おうとした場合、オリジナル版の 0.3 を使った事例ばかりが出てきてしまって。gem経由でインストールできる版は、Atom や Sublime Text等の拡張しか用意されてないっぽい。

ということは、Emacs や Vim で使いたいならオリジナル版を、Atom や Sublime Text 等で使いたい場合は gem経由版を、ということになるのだろうかと。

Vim側でも問題が。 _Rsense(rsense/rsense)を利用してVimでRubyの補完を実現する - Qiita によると、Vim + gem経由版 Rsense で使えなくもないようだけど。
補完プラグインであるneocomplecacheは、すでに後継のShougo/neocomplete.vimに開発が移行して久しいですが、rsenseと組み合わせて使うプラグインは、neocompleteだと現在無く、neocomplecacheだとあるためです。

Rsense(rsense/rsense)を利用してVimでRubyの補完を実現する - Qiita より

という話も。自分の ~/.vimrc を眺めたら neocomplete を使ってたので、neocomplecache と競合しそうな気もする。

てなわけで、*NIXだったらすんなり使える、というわけでもなさそうだなと…。上手くいきそうな組み合わせを考えないといけないようで。ちと面倒。

Atomで試してみる。 :

とりあえず Atom をインストールして試してみる。

_atomをUbuntuにPPA経由でインストールする - Qiita
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/atom
sudo apt-get update
sudo apt-get install atom
インストールできた。ターミナルから atom と打ったら起動した。…関係ないけど、Atom は *NIX上でも、やっぱりちょっと起動が遅い。

Ctrl+, を叩いて、設定画面を表示。 _japanese-menu_autocomplete-ruby をインストール。autocomplete-ruby の設定で、rsense のパスを指定。ターミナルで which rsense と打てば、rsense のパスが分かる。

ここまでやってから、AtomでRubyスクリプトを書いてみたけど、補完が効いてるように見えた。Atom を使う分には、gem経由版 Rsense も使える、と捉えてもよさそう。

ついでに、Rubyスクリプトのソース整形もできるように、rubocop を gem install rubocop でインストールしたり、 _atom-beautify をインストールしてみたけど。Ubuntu の場合、atom-beautify のデフォルトキー割り当て、Ctrl + Alt + B が、スクリーンキーボード(仮想キーボード)の表示で既に使われているようで。

Ubuntu側の設定を変えて、仮想キーボード表示のショートカットキーを無効に設定。Ubuntuのデスクトップの上のほうにあるキーボードのアイコンをクリックして、設定 → 全体の設定 → 拡張オプションの表示 → 仮想キーボード、の割り当てを空に(ボタンをクリックしてからESCキーを押す)、みたいな。

#3 [ruby] Rubyのgemが使えない

Windows10 x64 + Ruby 2.2 / 2.3 で gem を使おうとしたら、SSL証明書が古くなったから使えないよ、みたいなメッセージが表示されて。ググった感じでは、AddTrustExternalCARoot-2048.pem を更新しないといけないらしいが…。rubygemsを更新することで対策する手段が現段階では用意されているようで。

_AddTrustExternalCARoot-2048.pem が not found 。また証明書が更新されたらしい --rails - ミスターFのいろいろプログラミング
_SSL Certificate Update - RubyGems Guides

rubygems-update-2.6.7.gem をDLして、以下を実行。
gem install --local rubygems-update-2.6.7.gem
update_rubygems --no-ri --no-rdoc
gem --version
gem uninstall rubygems-update -x
gem が使えるようになった。

たしか以前も、こういうことがあったな…。その時は .pem とやらを更新して対応したような…。どうだったかな…。

#4 [anime] 放映に間に合わないTVアニメが少し増えてきたような

ロボットアニメの「レガリア」、自転車アニメの「ろんぐらいだぁす」、フィギュアスケートアニメの「ユーリ」、魔法飛行少女アニメの「ブレイブウィッチーズ」等、制作が間に合わなくて放映が延期されるアニメがチラホラ増えてきたような。

そもそも本数が多過ぎるのだろうけど…。総集編を何度か入れたあげく最終回も間に合わなかった戦車アニメの「ガルパン」が大ヒットしたので、ある意味勇気づけられてるところもありそうだなと想像したりもして。

放映にはちょくちょく間に合わないけれど、しっかり作られてるアニメと。放映にはどうにか無理矢理かろうじて間に合わせたけど、ネット上ではやれ作画崩壊と騒がれてしまうアニメと。どちらがヒットする確率が高くなりそうかと考えたら…。そりゃ、再放送でも総集編でもとにかく入れて、一発でちゃんとした映像を作ったほうがまだマシかもと思えてきたりもするわけで。ということで個人的には、無理矢理間に合わせるより違う策を取れるなら取ったほうが、と思わないでもないですが、そこはそれぞれ色々な事情があるんだろうと…。

今はもう、TVアニメと呼ばれているOVAを作ってるようなもんだし…。映像のクオリティがとんでもないことになってるし…。玩具を売るために放映してるわけでもないし…。本数は無茶苦茶なことになってるし…。昔とは色々と違うのだから、昔のように、TVアニメは毎週新作が放送されるもの、などと思い込むのもおかしな話。どこぞのスタジオでは制作進行さんが過労死してるけど、リアルに人を殺してまで作るものでもないだろう、とも思うし。裾野が広くないと山は高くならないものだけど、制作リソースが限られている状況で裾野を無闇に広げたら逆に低くなっちゃうよな、とも思うし。

てなことをもやもやと思ってしまったのでメモ。思考メモです。

以上、1 日分です。

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