2016/10/19(水) [n年前の日記]
#1 [python] Python + PySideでお絵かきウインドウを作成
Python + PySide + Pillow(PIL) を使って、お絵かきウインドウモドキを作成。動作確認環境は、Windows10 x64 + Python 2.7.11 + PySide 1.2.4 + Pillow 3.4.2。
今のところこんな感じに。左側でブラシを選んで、右側でマウスをカチカチすれば描ける。
ソースが長くなってきたので、ちょっとココに貼りづらいな…。とりあえず、ファイルだけ置いておこう…。
_drawing_pyside_5.py
スクリプトと同じフォルダに、brushes というフォルダを作って、中に、 _default.png と _extra.png を置いておくと、ブラシ画像を読み込んでくれる。
ひとまず、ここまでできれば、Python + PySide (あるいは PyQt)を使ってお絵かきソフトやドットエディタの類を作れそうではあるなと。
スクリプトソースとブラシ画像は CC0 / Public Domain ってことで。
今のところこんな感じに。左側でブラシを選んで、右側でマウスをカチカチすれば描ける。
ソースが長くなってきたので、ちょっとココに貼りづらいな…。とりあえず、ファイルだけ置いておこう…。
_drawing_pyside_5.py
スクリプトと同じフォルダに、brushes というフォルダを作って、中に、 _default.png と _extra.png を置いておくと、ブラシ画像を読み込んでくれる。
C:. | drawing_pyside_5.py | \---brushes default.png extra.png
ひとまず、ここまでできれば、Python + PySide (あるいは PyQt)を使ってお絵かきソフトやドットエディタの類を作れそうではあるなと。
スクリプトソースとブラシ画像は CC0 / Public Domain ってことで。
◎ ライセンス問題についてメモ。 :
上記のソレは、スクリプトソースと画像を公開してるだけなので、ライセンスは自由に決められるだろうと思っているのだけど。これがもし、バイナリ化(exe化)して配布するという話になると、ライセンスがちと面倒臭くなる予感。
仮に、 _PyQt を使って実装した場合は、同梱するPyQtのライセンスがGPLと商用ライセンスしか許されてないので、個人が趣味で作るソレはGPLにせざるを得ない。GPLが嫌いな人、GPL汚染を嫌がる人達は、ちと手を出しにくい。
ただ、 _PySide を使えば、 PySide はLGPLで使えるので、自分で書いた部分についてはGPL以外のライセンスにもできるんじゃないかと。たぶん。
しかし、PySide は Qt4 までの対応で Qt5 に対応してなくて。PyQt は Qt5 にも対応してるらしい。「ワシは Qt5 を Python から使いたいんじゃ」という人は、PyQt を選択するしか無いんだろうなと。
仮に、 _PyQt を使って実装した場合は、同梱するPyQtのライセンスがGPLと商用ライセンスしか許されてないので、個人が趣味で作るソレはGPLにせざるを得ない。GPLが嫌いな人、GPL汚染を嫌がる人達は、ちと手を出しにくい。
ただ、 _PySide を使えば、 PySide はLGPLで使えるので、自分で書いた部分についてはGPL以外のライセンスにもできるんじゃないかと。たぶん。
しかし、PySide は Qt4 までの対応で Qt5 に対応してなくて。PyQt は Qt5 にも対応してるらしい。「ワシは Qt5 を Python から使いたいんじゃ」という人は、PyQt を選択するしか無いんだろうなと。
◎ PySide のインストール方法。 :
ネットに繋がってるWindows環境で、Python がインストール済みなら、DOS窓を開いて以下を打てば PySide がインストールできる。
既に PySide がインストールされていて、アップデートしたい場合は、以下。
アンインストールしたい場合は、以下。
しかし、Pillow (画像処理ライブラリ) のインストールは、pip を使ってネット経由でやるとエラーが出ちゃったので…。 _Python Extension Packages for Windows - Christoph Gohlke から、自分の環境にあった .whl を一旦ローカルにダウンロードして、以下のように指定してインストールしてやったらエラーが出なかった、とメモ。
上記のサイトでは PySide の whlファイルも公開されてるけど、バージョンが 1.2.2 なのでちょっと古いみたい。PySide の現行版は 1.2.4 なので。
pip install pyside
既に PySide がインストールされていて、アップデートしたい場合は、以下。
pip install -U pyside
アンインストールしたい場合は、以下。
pip uninstall pyside
しかし、Pillow (画像処理ライブラリ) のインストールは、pip を使ってネット経由でやるとエラーが出ちゃったので…。 _Python Extension Packages for Windows - Christoph Gohlke から、自分の環境にあった .whl を一旦ローカルにダウンロードして、以下のように指定してインストールしてやったらエラーが出なかった、とメモ。
pip install Pillow-3.4.2-cp27-cp27m-win32.whlちなみに上記の例では、cp27 = Python2.7用、win32 = 32bit版、というファイル名のルールになってる。
上記のサイトでは PySide の whlファイルも公開されてるけど、バージョンが 1.2.2 なのでちょっと古いみたい。PySide の現行版は 1.2.4 なので。
◎ 色を反映させる処理で悩んでたり。 :
ブラシ画像がグレースケール画像の場合は、色を簡単に反映させられることが分かったのだけど。処理としては、元画像の明度をアルファチャンネルとして使って、RGB値は選択色をそのまま使えばいいわけで。
ただ、RGBAフルカラー画像のブラシ画像に、色を反映させる処理で悩んでたり。元画像のRGB値が128の時に、現在の色がそのまま出るように、と考えて、今のところ2つの方法を試してるけど…。
ガンマ補正っぽい処理をしたほうがいいのか、それとも、RGBではなくて _HLS(色相、輝度、彩度) にして計算するべきか…。何にせよ今の処理では、結果が望んでるものとはビミョーに違う感じが。
ただ、RGBAフルカラー画像のブラシ画像に、色を反映させる処理で悩んでたり。元画像のRGB値が128の時に、現在の色がそのまま出るように、と考えて、今のところ2つの方法を試してるけど…。
ガンマ補正っぽい処理をしたほうがいいのか、それとも、RGBではなくて _HLS(色相、輝度、彩度) にして計算するべきか…。何にせよ今の処理では、結果が望んでるものとはビミョーに違う感じが。
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#2 [cg_tools] JTrimはアルファチャンネルを扱えなかったのか
Inkscape でエクスポートしたpng画像をJTrimで読み込んでみたらなんだか妙な表示に。
ググってみたら…。
_JTrimは予めアルファチャンネルの設定された透過画像はきちんと読み込めないらしい(「透過色設定」はできるが) | さまようけんばん
なるほど。JTrim はアルファチャンネルを持った画像を開けないのか。起動が早くて便利そうと思ってたけど、ちと残念。
ググってみたら…。
_JTrimは予めアルファチャンネルの設定された透過画像はきちんと読み込めないらしい(「透過色設定」はできるが) | さまようけんばん
なるほど。JTrim はアルファチャンネルを持った画像を開けないのか。起動が早くて便利そうと思ってたけど、ちと残念。
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#3 [prog] マルチカーソルって便利そう
Windows10上で、Atomエディタを使ってPythonスクリプトを書いてるのだけど。マルチカーソルなる機能がなんだか便利そうだなと。
文字列を選択すると「他にもこのあたりに同じ文字列があるよ」と点線で枠が表示されるので、Ctrl+D を押していくとどんどん選択されてマルチカーソルモードに入る。その状態で編集すると、複数の場所を一気に編集できる。ESCキーを押すとマルチカーソルモードから抜ける。
Ctrl+マウス操作でもマルチカーソルモードになるらしい。
文字列を選択すると「他にもこのあたりに同じ文字列があるよ」と点線で枠が表示されるので、Ctrl+D を押していくとどんどん選択されてマルチカーソルモードに入る。その状態で編集すると、複数の場所を一気に編集できる。ESCキーを押すとマルチカーソルモードから抜ける。
Ctrl+マウス操作でもマルチカーソルモードになるらしい。
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以上、1 日分です。