mieki256's diary



2016/06/04() [n年前の日記]

#1 [pc] 元サブPC上のUbuntuとFreeBSDをインストールし直し

元サブPC上にインストールしたFreeBSDのパーティションのUUIDなるものが見えないのが気になって。もしかして、再インストールすればHDD上のUUIDなるものが出てくるのかなと思えてきたので、HDDにパーティションテーブルを作り直して Ubuntu と FreeBSDをインストールし直してみたり。

再インストールしてみても、やっぱりUUIDは出てこなかった。sudo blkid -o list と打ち込むと、以下のような表示になってしまう。
$ sudo blkid -o list

device                     fs_type     label        mount point                    UUID
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
/dev/sda1                  ext4                     /                              5e9a486f-39b6-4bc8-a8e3-db5ccba076c2
/dev/sda3                  ufs                      (not mounted)
/dev/sda5                  swap                     <swap>                         90e9653f-c288-407d-9d54-e671d69d81f2
/dev/sda6                  ext4                     /home                          073a59e1-ae82-4324-94f6-52cf481ef9dc

ちなみに、HDDのパーティションは以下のように切った。
 $ lsblk

 NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
 sda      8:0    0 931.5G  0 disk
 ├─sda1   8:1    0  44.7G  0 part /        # 基本パーティション
 ├─sda2   8:2    0     1K  0 part          # 拡張領域
 ├─sda3   8:3    0  31.9G  0 part          # 基本パーティション (FreBSD)
 ├─sda5   8:5    0  16.8G  0 part [SWAP]   # 論理パーティション
 └─sda6   8:6    0 838.2G  0 part /home    # 論理パーティション
lsblk なんてコマンドがあったのですな…。知らなかった。

それはそれとして。Ubuntu側のgrub2を設定することで、FreeBSDを一応起動することはできた。

Ubuntu側のgrub2の指定でFreeBSDを起動。 :

まず、/etc/default/grub を編集。(sudo vi /etc/default/grub)。grubのメニューが表示されるように指定した。
GRUB_DEFAULT=0
# GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="noquiet nosplash"
GRUB_CMDLINE_LINUX="persistent"
  • GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0 の行をコメントアウト。
  • GRUB_TIMEOUT=10 を =5 に変更。ここで指定した秒数が過ぎると、OSが自動で起動する。
  • これは好みだけど、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="noquiet nosplash" を指定して、Ubuntuのスプラッシュ画面を非表示・起動する過程をテキスト表示するように指定。

次に、/etc/grub.d/40_custom を編集。最後のほうに以下を追加した。
menuentry "FreeBSD 10.3" {
    insmod ufs2
    set root=(hd0,3)
    kfreebsd /boot/loader
}
/dev/sda3 に FreeBSD がインストールされてるので、(hd0,3) を指定。

変更後、sudo update-grub だか sudo update-grub2 だかを実行して、設定内容を反映させる。

これで、grub起動時のメニュー表示の中に、「FreeBSD 10.3」という項目が追加されて、それを選ぶと FreeBSD が起動してくれた。

一応起動はしたけど、これでいいのだろうか…。指定が抜けてたりしないのだろうか…。

_FreeBSD accessed via grub2 | The FreeBSD Forums_C++が好き: ubuntu9.10でgrub編集+FreeBSDデュアルブート を見ると、chainloader +1 なる指定でも起動するっぽい、のかな。

#2 [pc] FreeBSDを設定

せっかくFreeBSDが起動したので色々と初期設定をしようとしたけれど、Linuxとは流儀が違うっぽいところがちょこちょこあってよく分からず。

とりあえず、ssh でアクセスはできたけど、su を使って root になれない…。

suできるように変更。 :

ググってみたら、/etc/group 内の wheel グループに追加してやれば su が使えるようになるらしい。

_メモ: FreeBSDでsuを使うにはユーザをwheelグループに所属させる - 虎塚

アプリをインストール。 :

FreeBSD でアプリをインストールするには、バイナリをインストールしてくれる _pkg と、コンパイルから行う _ports があるらしい。

とりあえず pkg install vim と打ってみたら、「pkg が入ってねえよ。ゲットするかい?」と尋ねてきたので y を押したらなんだか色々とダウンロードしてインストールしてくれた。

sudoをインストール。 :

pkg install sudo でインストールできた気がする。インストール後は、visudo も使えた。

設定ファイルの場所。 :

自分が今まで触ってきた Linux は、設定ファイルがえてして /etc 以下にあったけど。FreeBSD の場合は、/usr/local/etc 以下にあったりするらしい。例えば samba の設定ファイルは、/usr/local/etc/smb4.conf だったりするっぽい。

sambaをインストール。 :

IPアドレスでアクセスするのは不便なので、netbios名を使いたい。となると samba が必要なのかなと。pkg install samba でインストールしようとしたら「そんなのねえよ」と言われた。pkg search samba と打ったら…。samba 3.x と 4.x で分かれてるのだな…。ひとまず、pkg install samba43 と打ったような気がする。

/usr/local/etc/smb4.conf の中に、netbios name = マシン名、を書いたり等色々と。

以上、1 日分です。

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