2016/06/04(土) [n年前の日記]
#1 [pc] 元サブPC上のUbuntuとFreeBSDをインストールし直し
元サブPC上にインストールしたFreeBSDのパーティションのUUIDなるものが見えないのが気になって。もしかして、再インストールすればHDD上のUUIDなるものが出てくるのかなと思えてきたので、HDDにパーティションテーブルを作り直して Ubuntu と FreeBSDをインストールし直してみたり。
再インストールしてみても、やっぱりUUIDは出てこなかった。sudo blkid -o list と打ち込むと、以下のような表示になってしまう。
ちなみに、HDDのパーティションは以下のように切った。
それはそれとして。Ubuntu側のgrub2を設定することで、FreeBSDを一応起動することはできた。
再インストールしてみても、やっぱりUUIDは出てこなかった。sudo blkid -o list と打ち込むと、以下のような表示になってしまう。
$ sudo blkid -o list device fs_type label mount point UUID ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- /dev/sda1 ext4 / 5e9a486f-39b6-4bc8-a8e3-db5ccba076c2 /dev/sda3 ufs (not mounted) /dev/sda5 swap <swap> 90e9653f-c288-407d-9d54-e671d69d81f2 /dev/sda6 ext4 /home 073a59e1-ae82-4324-94f6-52cf481ef9dc
ちなみに、HDDのパーティションは以下のように切った。
$ lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT sda 8:0 0 931.5G 0 disk ├─sda1 8:1 0 44.7G 0 part / # 基本パーティション ├─sda2 8:2 0 1K 0 part # 拡張領域 ├─sda3 8:3 0 31.9G 0 part # 基本パーティション (FreBSD) ├─sda5 8:5 0 16.8G 0 part [SWAP] # 論理パーティション └─sda6 8:6 0 838.2G 0 part /home # 論理パーティションlsblk なんてコマンドがあったのですな…。知らなかった。
それはそれとして。Ubuntu側のgrub2を設定することで、FreeBSDを一応起動することはできた。
◎ Ubuntu側のgrub2の指定でFreeBSDを起動。 :
まず、/etc/default/grub を編集。(sudo vi /etc/default/grub)。grubのメニューが表示されるように指定した。
次に、/etc/grub.d/40_custom を編集。最後のほうに以下を追加した。
変更後、sudo update-grub だか sudo update-grub2 だかを実行して、設定内容を反映させる。
これで、grub起動時のメニュー表示の中に、「FreeBSD 10.3」という項目が追加されて、それを選ぶと FreeBSD が起動してくれた。
一応起動はしたけど、これでいいのだろうか…。指定が抜けてたりしないのだろうか…。
_FreeBSD accessed via grub2 | The FreeBSD Forums や _C++が好き: ubuntu9.10でgrub編集+FreeBSDデュアルブート を見ると、chainloader +1 なる指定でも起動するっぽい、のかな。
GRUB_DEFAULT=0 # GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0 GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true GRUB_TIMEOUT=5 GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian` GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="noquiet nosplash" GRUB_CMDLINE_LINUX="persistent"
- GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0 の行をコメントアウト。
- GRUB_TIMEOUT=10 を =5 に変更。ここで指定した秒数が過ぎると、OSが自動で起動する。
- これは好みだけど、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="noquiet nosplash" を指定して、Ubuntuのスプラッシュ画面を非表示・起動する過程をテキスト表示するように指定。
次に、/etc/grub.d/40_custom を編集。最後のほうに以下を追加した。
menuentry "FreeBSD 10.3" { insmod ufs2 set root=(hd0,3) kfreebsd /boot/loader }/dev/sda3 に FreeBSD がインストールされてるので、(hd0,3) を指定。
変更後、sudo update-grub だか sudo update-grub2 だかを実行して、設定内容を反映させる。
これで、grub起動時のメニュー表示の中に、「FreeBSD 10.3」という項目が追加されて、それを選ぶと FreeBSD が起動してくれた。
一応起動はしたけど、これでいいのだろうか…。指定が抜けてたりしないのだろうか…。
_FreeBSD accessed via grub2 | The FreeBSD Forums や _C++が好き: ubuntu9.10でgrub編集+FreeBSDデュアルブート を見ると、chainloader +1 なる指定でも起動するっぽい、のかな。
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#2 [pc] FreeBSDを設定
せっかくFreeBSDが起動したので色々と初期設定をしようとしたけれど、Linuxとは流儀が違うっぽいところがちょこちょこあってよく分からず。
とりあえず、ssh でアクセスはできたけど、su を使って root になれない…。
とりあえず、ssh でアクセスはできたけど、su を使って root になれない…。
◎ suできるように変更。 :
ググってみたら、/etc/group 内の wheel グループに追加してやれば su が使えるようになるらしい。
_メモ: FreeBSDでsuを使うにはユーザをwheelグループに所属させる - 虎塚
_メモ: FreeBSDでsuを使うにはユーザをwheelグループに所属させる - 虎塚
◎ アプリをインストール。 :
FreeBSD でアプリをインストールするには、バイナリをインストールしてくれる
_pkg
と、コンパイルから行う
_ports
があるらしい。
とりあえず pkg install vim と打ってみたら、「pkg が入ってねえよ。ゲットするかい?」と尋ねてきたので y を押したらなんだか色々とダウンロードしてインストールしてくれた。
とりあえず pkg install vim と打ってみたら、「pkg が入ってねえよ。ゲットするかい?」と尋ねてきたので y を押したらなんだか色々とダウンロードしてインストールしてくれた。
◎ sudoをインストール。 :
pkg install sudo でインストールできた気がする。インストール後は、visudo も使えた。
◎ 設定ファイルの場所。 :
自分が今まで触ってきた Linux は、設定ファイルがえてして /etc 以下にあったけど。FreeBSD の場合は、/usr/local/etc 以下にあったりするらしい。例えば samba の設定ファイルは、/usr/local/etc/smb4.conf だったりするっぽい。
◎ sambaをインストール。 :
IPアドレスでアクセスするのは不便なので、netbios名を使いたい。となると samba が必要なのかなと。pkg install samba でインストールしようとしたら「そんなのねえよ」と言われた。pkg search samba と打ったら…。samba 3.x と 4.x で分かれてるのだな…。ひとまず、pkg install samba43 と打ったような気がする。
/usr/local/etc/smb4.conf の中に、netbios name = マシン名、を書いたり等色々と。
/usr/local/etc/smb4.conf の中に、netbios name = マシン名、を書いたり等色々と。
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以上、1 日分です。