mieki256's diary



2015/11/28() [n年前の日記]

#1 [blender] Blenderで2Dアニメ

Kritaのアニメ制作機能を触ってるうちに、コレをBlenderでやったらどうなるのかなと思えてきたので試してみたり。

こういう画像が1枚あるとして。
base_man.png

Blenderでポリゴンモデルを作ってテクスチャを割り当てて。
blender_2danime_screenshot.png

シェイプキーとやらで頂点を動かす。結果はこんな感じに。
test03_blender_2danime.gif

キモイ。けど、一応動かすことはできそうかなと。

ボーンを仕込んで動かす方法も試してみたり。
test03_blender_2danime_bone.gif

ますますキモイ。

ちなみに、GIFアニメへの変換は AviUtlを使いました。Blenderから連番画像出力して、背景画像も Blender で作って出力して、手前の画像と背景を AviUtl で合成(撮影?)して、そのままGIFアニメを出力。

Blenderで作成した時に気づいた点。 :

ポリゴンの頂点を動かすのだからシェイプキーかなと思ったけど、シェイプキーだと補間が直線的になってしまって、今回のような円運動?に近い軌跡で補間できないからよろしくないなと。その点、ボーンを仕込めば、円運動に近い動きができるので、少しは滑らかになる。でも、逆に動きが綺麗過ぎて、気持ち悪さが増すような。

レンダリングする際に、モーションブラーを入れたり切ったりして試してたのだけど。モーションブラーが入れば見た目は少し自然に見えるものの、こんな簡単なデータですらレンダリング時間は数倍かかるし…。 *1 おそらく、モーションブラー無しで連番画像出力して、後処理というかレタッチで、ポイントになるフレームだけブラーを加えたほうがよさそう。今回はそこまで試してないけど。

Blender上ではオニオンスキンが使えないのが厳しい。Blenderのことだから、もしかすると機能があるのかもしれないけど、自分は把握してなかったり。

まあ、こういうことしたかったら Live2D使えって話ですね。

しかしコレ、考えてみたら、パラッパラッパーなのでは…。

Blenderでオニオンスキン。 :

_Blender Addon Review: オニオンスキン表示アドオン(Ghost Frames) | CGrad Project で紹介されてるアドオンが気になったので導入してみたり。

カメラ視点でしか使えない制限はあるけど、たしかにオニオンスキンっぽいことができた。

*1: 例えばサンプル数を8にしたら、8回レンダリングして1枚を作るわけで。そりゃ時間がかかりますわな。

#2 [blender] Blender 2.76.2をインストール

せっかくだから現行版のBlenderをインストール。 _GraphicAll.org から 11807_blender-2.76---254282c---cuda-and-osl---fastest.7z をDLして解凍。

GraphicAll.orgから入手したのは、色んなアドオンがあらかじめ入ってるから。

#3 [cg_tools][gimp] AviUtlでGIFアニメの出力

_【AviUtl】gif形式で動画を保存する方法【出力プラグイン】 で、AviUtlからGIFアニメを直接出力できるプラグインが紹介されてたので導入してみたり。

減色アルゴリズムが山ほどあって感心。この種類数は凄い。また、出力ファイルサイズも、例えばGiamで保存したソレに比べると、圧倒的にサイズが小さくなる。おそらく各コマの最適化もしてくれる模様。

いやまあ、Giamも各コマの最適化をすれば小さくなるけど、代わりに再生速度がめちゃくちゃになってしまうわけで。フレームの内容が同じだった場合、そのフレームを飛ばすっぽいのだけど、その際にwait値を自動調整してくれないので再生速度がおかしくなるらしい。自分の使い方・設定の仕方がマズいだけかもしれないけど、解決策が見つからず。

もしかすると、Giamを使ってGIFアニメを作るより、GIMPで作ったほうがいいのかもしれない。各レイヤー名に wait値を含ませるのが面倒だけど、一度入れてしまえば、フィルタ → アニメーション → GIF用最適化、で各フレーム(各レイヤー)のサイズを最適化できるし、wait値も自動調整してくれるし。

#4 [gimp] GIMPでGIFアニメを作成する際のwait値を変更するスクリプトを探したり

GIMPは、1レイヤーを1フレーム(1コマ)として扱うことで、GIFアニメが作れるのだけど。各レイヤー名に「〜 (100ms)」という感じで、delay値(wait値)を指定していくのが面倒だなと。きっと一気に変更するスクリプトがあるに違いない、と思えてきたのでググったり。

以下のスクリプトが使えそう。ありがたや。

_Animation Frame Delay - GIMP Scripts

これは、全レイヤーを一気に「Frame #xx (xxxx ms)」にリネームしてくれるPython-fuスクリプト。GIMPのユーザフォルダの pluginsフォルダ以下にコピーすれば、フィルタ → アニメーション → Set frames delay... として追加される。

_Ofnuts' Gimp Tools - Browse /scripts at SourceForge.net

retime-linked-layers-0.0.py というスクリプトを使えば、“リンクレイヤー”のみを対象にして、delay値変更ができる。フィルタ → アニメーション → Change frame delays... を選んで数値だけ入力、みたいな。ただし、リンクレイヤーが一つも無かったり、レイヤー名に「(xxx ms)」が書いてない場合は何もしない。

レイヤーのリンクは、レイヤーウインドウの、各レイヤーの目玉アイコンの右側にある隙間をクリックすることでリンクされる。鎖っぽいアイコンが表示されたらリンクされてる状態。また、Shift + クリックで、全レイヤーをリンク状態にできる。

自分でも書いてた。 :

_GIMPの全レイヤーを連番リネーム、または連番テキストを描画するスクリプト - mieki256 wiki

これでやれなくもなかった。でもまあ、前述のスクリプトを使ったほうが簡単ですな。

#5 [zatta] 「NHKスペシャル 東日本大震災『追跡 原発事故のゴミ』」を視聴

HDDレコーダに録画してた番組を視聴。放射性物質を含む廃棄物の仮置き場について出口がない様子を紹介する番組。数字やコストを見てるだけで絶望的な気分に。 福島県だけ量が桁違いに多いので、いやコレマジに比喩でもなんでもなくて _本当に「桁」が違う ので、自県の量をどうするか、それだけでもいっぱいいっぱいというか、現時点でも中間貯蔵施設が作れなくてあちこちに仮置きして誤魔化して、しかしその量がヤバいことになってて頭を抱えてる状態なのだけど。しかし他県が、他県のソレを「福島に持っていけ」と口にする映像が流れて、見ているこっちは泣きたくなってきたり。てめえら…鬼か…。

「不幸な人が最小になるように」と他県の人は言うけれど。すると、福島県人は、「最小」と呼べてしまうぐらいにどうでもいい生物で、何をしても構わないのだ、と他県人は認識している、ということなんだろうなと。ここまで自分達をコケにしてる連中のために、どうして福島県人だけが「穢れ」を受け入れなくてはいかんのか。みたいな。というか、気持ちどうこう以前の話で物理的に受け入れ不可能なんだけど、そんなことすら知らずに「福島に持っていけ」って言ってる連中は、アレは何なんだ。

結局、この問題って、「どうして自分達だけが…」という気持ちにさせられちゃうあたりがアレなのだろうなと。となれば、「一応俺達も痛みを分かち合ってますので…そこをどうにか…」的ポージングは何かにつけて必須になるだろうけど、そこらへんの建前すら用意しようとしてないあたりが…。

いや、そのへんの建前用意されても物理的に無理だけど。福島県内の量も未だにどうにもなってないのに、他県のモノまで無理。他県のほうが桁違いに少ないので、他県は他県内で解決したほうが絶対に早く解決するはずですけど。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2015/11 - Next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project