2015/11/09(月) [n年前の日記]
#1 [prog] lrevise.cをPythonで書き直していたり
実際動かしてみないとわからない気がしてきたので、lrevise.c を Python で書き直して、動作を確認してるところ。
_fakeantijaggies2.py - アンチジャギのテスト
一応動いたものの、結果を見ると、うーん。移植の際に何か間違えてるのではないか、という気がしてきた。
Jagi や OLM Smoother の結果と比較してみたけど、Jagi も PLM Smoother も結果がグッド。な気がする。
元画像。
Python で処理したもの。
Jagi で処理したもの。
OLM Smoother で処理したもの。
AEを持ってるなら、あるいは一枚だけ Photoshop で処理すれば済むなら OLM Smoother を使ったほうがいいし、AEを持ってないけど大量に処理したいなら Jagi を使うのがヨサゲ、だろうなと。
_fakeantijaggies2.py - アンチジャギのテスト
usage: python fakeantijaggies2.py -i INPUT.PNG -o OUTPUT.PNG -n
一応動いたものの、結果を見ると、うーん。移植の際に何か間違えてるのではないか、という気がしてきた。
Jagi や OLM Smoother の結果と比較してみたけど、Jagi も PLM Smoother も結果がグッド。な気がする。
元画像。

Python で処理したもの。

Jagi で処理したもの。

OLM Smoother で処理したもの。

AEを持ってるなら、あるいは一枚だけ Photoshop で処理すれば済むなら OLM Smoother を使ったほうがいいし、AEを持ってないけど大量に処理したいなら Jagi を使うのがヨサゲ、だろうなと。
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#2 [anime] 「庵野さんと僕らの向こう見ずな挑戦 日本アニメ(ーター)見本市」を視聴
昨晩、NHK-BSで放送されてた番組を視聴したので感想をメモ。庵野監督率いるスタジオカラー内で、日本アニメ(ーター)見本市に参加してる若いスタッフの日常を追ったドキュメンタリー番組、なのかな。
ナレーションがジブリの鈴木Pで驚いた。時々「ジブリならクビです」的台詞が入ってくるあたりが、笑えるけど恐ろしい。いや、台本書いたのは番組スタッフだろうけど。
定時出社で毎朝ラジオ体操をするジブリと、午後になってバラバラに出社して「ラジオ体操? 馬鹿馬鹿しい」と切って捨てるスタジオカラー。なかなかのコントラスト。
職場のPCで、エロ画像をひたすら漁るクリエイターの図。日本のアニメがエロとバイオレンスで出来ていることを示したワンシーン、かもしれず。
椅子寝・机の下で寝る映像がちょこちょこ挿入されるあたりが…。ナウシカ制作時、庵野氏だけがスタジオ(トップクラフト?)で寝泊まりして作業してた、てな話をどこかで見かけた気がするけど。その庵野氏が作ったスタジオだけあって、そこで働くスタッフも若い頃の庵野氏状態に自然となってしまった、みたいなことかなと。
収入が少ないであろう動画の人達に対して、会社側で御飯(+味噌汁?)は用意して、おかずだけ200〜300円で買ってくればひとまず一食はありつける、てな工夫をしていたあたりは賢いなと感心したり。もっとも、動画の人達の収入が少なすぎるのがそもそもおかしいのだけど、おかしいおかしいと言っててもどうにもならんし、ああいう形で何か工夫をしていかないと。 *1
見本市そのものは、予算超過する事例がほとんどの上、閲覧者数が固定してしまって芳しくない状況らしい。もしかすると、この番組自体がテコ入れの一種、なのかなと邪推したりもして。なんでもそのうち、NHKで見本市の作品を一部流すかも、みたいな話をどこかで見かけたので、そこでまた少しでも盛り上がってくれたら、と期待していたり。せっかくローニャ作って、NHKと多少は繋がりができたのだろうから、NHKと組んで色々やってみたほうが面白く、なるのかな、どうかな。
何にせよ、面白い、というか興味深い番組でした。企画を通した人も、取材スタッフもGJだなと。ある意味、リアルSHIROBAKOというか。
ふとなんとなく思ったけど。ジブリが大昔の東映動画ノリを継承・発展させたスタジオなら、スタジオカラーは大昔の虫プロノリを無意識のうちに継承してしまったスタジオ、てな位置づけになったりするのだろうかと。工場 vs 作家集団、みたいなものかなと。
TwitterのTLを眺めてたら、「女性キャラの乳首や股間はそのまま映してるのに、アニメーターが飲んでる豆乳にはぼかしを入れてる」と気づいた人が居て。日本社会って何か変だなと思いました。まあ、NHKの番組だから仕方ないのだろうか。そういや、昔放送されてたNHK教育のパソコン講座番組でも、ノートPCのメーカーロゴ部分にテープ貼って隠してたっけ。そういうアレかな。
それはともかく。予約録画の入れ方に失敗して、途中でチャンネルが変わってしまい、前田氏の発言のあたりはごっそり見れなかった。この番組、再放送してくれないものか…。
ナレーションがジブリの鈴木Pで驚いた。時々「ジブリならクビです」的台詞が入ってくるあたりが、笑えるけど恐ろしい。いや、台本書いたのは番組スタッフだろうけど。
定時出社で毎朝ラジオ体操をするジブリと、午後になってバラバラに出社して「ラジオ体操? 馬鹿馬鹿しい」と切って捨てるスタジオカラー。なかなかのコントラスト。
職場のPCで、エロ画像をひたすら漁るクリエイターの図。日本のアニメがエロとバイオレンスで出来ていることを示したワンシーン、かもしれず。
椅子寝・机の下で寝る映像がちょこちょこ挿入されるあたりが…。ナウシカ制作時、庵野氏だけがスタジオ(トップクラフト?)で寝泊まりして作業してた、てな話をどこかで見かけた気がするけど。その庵野氏が作ったスタジオだけあって、そこで働くスタッフも若い頃の庵野氏状態に自然となってしまった、みたいなことかなと。
収入が少ないであろう動画の人達に対して、会社側で御飯(+味噌汁?)は用意して、おかずだけ200〜300円で買ってくればひとまず一食はありつける、てな工夫をしていたあたりは賢いなと感心したり。もっとも、動画の人達の収入が少なすぎるのがそもそもおかしいのだけど、おかしいおかしいと言っててもどうにもならんし、ああいう形で何か工夫をしていかないと。 *1
見本市そのものは、予算超過する事例がほとんどの上、閲覧者数が固定してしまって芳しくない状況らしい。もしかすると、この番組自体がテコ入れの一種、なのかなと邪推したりもして。なんでもそのうち、NHKで見本市の作品を一部流すかも、みたいな話をどこかで見かけたので、そこでまた少しでも盛り上がってくれたら、と期待していたり。せっかくローニャ作って、NHKと多少は繋がりができたのだろうから、NHKと組んで色々やってみたほうが面白く、なるのかな、どうかな。
何にせよ、面白い、というか興味深い番組でした。企画を通した人も、取材スタッフもGJだなと。ある意味、リアルSHIROBAKOというか。
ふとなんとなく思ったけど。ジブリが大昔の東映動画ノリを継承・発展させたスタジオなら、スタジオカラーは大昔の虫プロノリを無意識のうちに継承してしまったスタジオ、てな位置づけになったりするのだろうかと。工場 vs 作家集団、みたいなものかなと。
TwitterのTLを眺めてたら、「女性キャラの乳首や股間はそのまま映してるのに、アニメーターが飲んでる豆乳にはぼかしを入れてる」と気づいた人が居て。日本社会って何か変だなと思いました。まあ、NHKの番組だから仕方ないのだろうか。そういや、昔放送されてたNHK教育のパソコン講座番組でも、ノートPCのメーカーロゴ部分にテープ貼って隠してたっけ。そういうアレかな。
それはともかく。予約録画の入れ方に失敗して、途中でチャンネルが変わってしまい、前田氏の発言のあたりはごっそり見れなかった。この番組、再放送してくれないものか…。
*1: 構造部分を改善せず、場当たり的対処でどうにかしちゃうあたりが、アニメ業界らしいというか、日本的というか、そんな感じもするのだけど、何もしないより、はるかにマシなはずで。
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以上、1 日分です。