mieki256's diary



2014/06/04(水) [n年前の日記]

#1 [dxruby][ruby] Ruby 1.9.3 上に rsvg2 2.0.2 を入れようとしたのだけど

rsvg2 の依存関係を眺めていたら、rsvg2、gdk_pixbuf2、glib2 の 2.0.2 も入りそうに見えたので、Windows7 x64 + Ruby 1.9.3 上でインストールしてみたのだけど。「gdk_pixbuf2.so がロードできん」とエラーが出て。

ググってみたら、 _[ruby-gnome2-devel-ja] gdk_pixbuf2 windows: 2.0.1以降、単体でrequireするとLoadError という報告が。
Windowsでgdk_pixbuf2を単体でrequireしようとしたところ、 gdk_pixbuf2.soがLoadErrorになりました。2.0.0までは大丈夫 なのですが、2.0.1と2.0.2がだめなようです。

Ruby-GNOME 2 / Mailing Lists より

原因はおそらくlibgdk_pixbufとlibpngの依存関係で、 libgdk_pixbuf-2.0-0.dllがlibpng16-16.dllに依存しているのに、 バンドルされているのがlibng14-14.dllのためだと思います。

Ruby-GNOME 2 / Mailing Lists より

なるほど…。

ということで、Windows7 x64 + Ruby 1.9.3 上で rsvg2、gdk_pixbuf2、glib2 をインストールする時は、1.2.6 じゃないとやっぱりダメっぽいです。とメモ。

#2 [cg_tools] Linux上で動作するドローソフトをいくつか試用したり

_20 Vector Graphics Editors Reviewed | Smashing Magazine という記事を眺めているうちに、Linux上で動作するドローソフトがなんだか気になったので、VMware Player + Ubuntu 12.04 LTS 上でインストールできるドローソフトをいくつか試したり。

karbonを試用。 :

Ubuntuソフトウェアセンターからインストールできた。
  • パッと見、カラフルなUI。
  • 図形を配置する方法がちとよく分からず。右下の Add Shape から、キャンバスにD&Dして、大きさを調整する、という感じでいいのかな?
  • スペースキー + 左ドラッグで、キャンバスを移動。
  • パス編集中、Shift + 左クリックで、頂点の種類を変更。
  • 右上の、塗りと線のアイコンのどちからをクリックすることで、塗り、もしくは線の色を変えられる。右側の色ボタン、もしくはその右の三角を押して色を選択。あるいは、下にあるカラーリスト内をクリックして選択。
  • エクスポート時に選べるベクターデータは、svg か wmf。…wmf は古い規格なので、emf に比べると精度が低くて見た目酷くなるんだけど、いいのかしら。
wmfでエクスポートできるけど、emf でエクスポートできないあたり、どうも Officeソフトと組み合わせて使うことが前提のツールだったのかなという気がする。というか、このソフトが属してる Calligra Suite 自体が、オフィススイートだったか…。

しかしコレ、終了するたびにクラッシュする。うーん。

Xfigを試用。 :

これも Ubuntuソフトウェアセンターからインストールできた。
  • いかにも昔の*NIX向けソフトな感じがする白黒オンリーの殺風景なUI。なんだか昔の Tcl/Tk 等を思い出す。
  • 操作時、右上に、マウスの「左ボタン」「中ボタン」「右ボタン」の割り当てが表示される。中ボタンが決定で、右ボタンがキャンセルになってる場面が多い印象。中ボタンが決定なあたり、実に X Window 用らしい割り当てかなと。
  • メニュー項目を選ぶときは、メニューボタンを押しっぱなしにして操作しないといけない。これが X Window 文化なのだろうか…。
  • 配置した図形を選択する方法が分からない。左下のEDIT等を押して、やっていくしかないのだろうか。
  • eps, emf, svg 等でエクスポート可能。他にもかなりの種類をサポートしている。
  • 見た目はディザ等で表示されてるけど、epsエクスポートしたらグレースケールになっていた。作業中の見た目と出力結果が結構違ってくることを意識しながら作業する必要がありそう。
見た目も操作方法も古臭いのに、svgエクスポートもサポートしてるあたり、なんだか驚いた。ただし、svgでエクスポートすると、パターン塗りはベタ塗りになってしまう。おそらく、svg規格にパターン塗りは入ってないのだろうと思うけど。

Tgifを試用。 :

これも Ubuntuソフトウェアセンターからインストールできた。しかし、起動しない。どうやら起動に必要なフォントが足りてないらしい。以下を参考にして色々インストールした。

_fonts - problem running tgif in ubuntu 12.04.1 LTS - Ask Ubuntu
_[ubuntu] installing tgif
_tgifの起動時のエラー:学びの道案内:So-netブログ

sudo apt-get install ttf-mscorefonts-installer texlive-latex-extra xfonts-100dpi xfonts-75dpi x11-utils texlive-latex-base
インストール後、OS再起動。
  • 昔の*NIX向けソフトらしい白黒UI。
  • ウインドウ下部のステータスバーに、マウスの、左、中、右ボタンの割り当てが表示される。
  • 上のツールバー上に、塗りパターン、色選択ボタンがある。左クリックや右クリックで種類を順々に切り替えていける。選択リスト表示は、中ボタン。
  • 保存ファイル名指定時に、ディレクトリ名もキーボードから入力しないといけないらしい。TABキーで補完は効かない。
  • エクスポート時の操作がちと変わってる。File → Print/Export Format で保存形式(アイコン画像)を選んだうえで、File → Print をすることでベクターデータが保存されるらしい。
  • eps, ps, pdf, svg でエクスポート(Print)可能。
これまた見た目も操作方法も古臭いのに、svgエクスポートをサポートしていて驚いた。もちろん、パターン塗りはベタ塗りになった。

Xfig も Tgif も、実験レポートに貼り付けるための図を描くツール、みたいな印象。

そういや、学生時代、8bit PC しか持ってなかったしプリンタも持ってなかったから、実験レポートに貼る図も、グラフも、手描きだったような気がする…。あの頃に、こういうツールがあったら便利だったのだろうなあ。

sk1も試してみたかったのだけど。 :

_優れたベクターグラフィックス描画ツールsK1 | SourceForge.JP Magazine によると、Skencil を fork した sK1 なるドローソフトもあるらしいのだけど。Ubuntu 12.04 LTS の場合、標準で入ってる Python が新し過ぎて、sK1 が動かない・公式サイトでもパッケージを公開してないらしくて。ちと残念。古いディストリを別途インストールしないと試用すらできないのか…。

#3 [dxruby] 射影変換について勉強中

_平面射影変換 という記事によると、8つの係数を求めれば変換式が使えるそうで、さらに、 _射影変換(ホモグラフィ)について理解してみる - デジタル・デザイン・ラボラトリーな日々 に、8つの係数を求めるメソッドが書いてあったので、コレをそのまま書けば射影変換とやらができるのかなと思えたので、DXRuby上で試してみたり。

なんだか全然違う表示になった。どうも根本的なところを自分は勘違いしてるっぽい。もうちょっと勉強しないと。

以上、1 日分です。

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