2013/11/24(日) [n年前の日記]
#1 [anime] 聖闘士星矢Ω、氷河の活躍回を視聴
自分、最初の聖闘士星矢って、あまり熱心に見てたほうではないのですけど。今回、氷河が出てきて例のダンスを踊っただけで、「ダンスキター」と盛り上がってしまいました…。変だなあ。それほど熱心に見てなかった気もするんだけどなあ…。意外とハマってたほうなのかなあ…。
まあ、リアルタイムでハマってた人達からは、「薄い連中はお手軽でいいね」と嘲笑されそうですけど。でも、自分、薄くて良かったなと。おかげで、比較的、毎週それなりに楽しめてます。
なんだかこのへん、リメイク作品が素直に楽しめる視聴者側の濃度ってありそうだな、と思えてきたりもして。まあ、徹底的に濃くなれば、ガンダムオタクさんのように、全てが楽しめるようになるんでしょうけど。薄い人はそれなりに楽しめるし、めっちゃ濃い人もそれなりに楽しめる。けど、中途半端な濃さの人は楽しめない、みたいなところがあったりするのかなと。や、わかんないですけど。
まあ、リアルタイムでハマってた人達からは、「薄い連中はお手軽でいいね」と嘲笑されそうですけど。でも、自分、薄くて良かったなと。おかげで、比較的、毎週それなりに楽しめてます。
なんだかこのへん、リメイク作品が素直に楽しめる視聴者側の濃度ってありそうだな、と思えてきたりもして。まあ、徹底的に濃くなれば、ガンダムオタクさんのように、全てが楽しめるようになるんでしょうけど。薄い人はそれなりに楽しめるし、めっちゃ濃い人もそれなりに楽しめる。けど、中途半端な濃さの人は楽しめない、みたいなところがあったりするのかなと。や、わかんないですけど。
◎ 作品全体に対する個人的な印象もこの際ついでにメモ。 :
この作品、最初の頃は、自分如きでも「コレジャナイ」感があって。まあ、今の子供達にも、聖闘士星矢というコンテンツの存在を伝えることぐらいはできるだろうから、これでもいいのかもなあ、てなことを思いながらぼんやり見てたんですけど。
しかし、ある時期から、モリモリと車田イズム(?)が積極的に盛り込まれる雰囲気になってきて。最近は、「そうだよそうだよ、この謎理論が星矢だよ」「いいよー、今の台詞、星矢っぽいよ」てなウキウキした気分になるシーンが多々あって、個人的には結構好印象なのでした。時々「ズシャア」も見れるし。「今週の車田飛び(車田落ち)、いただきました」みたいな。
まあ、どの回でも必ずそうなってるわけでもないのですが。各話担当の、脚本家さん・演出家さん次第でガラリと変わってしまう、そんな印象もありますし。考えてみれば、昔のノリと違っていても、要は面白い作品にさえなってればいいわけで。当時のアレコレを再現、てなあたりに拘らなくても、ですよね。
とは言え、せっかく車田作品が原作なのだから、車田作品に漂うスピリッツが感じ取れるソレじゃないと、なんだかもったいないですわな…。せめて、各スタッフさんの、「俺の中では、車田作品ってこんな感じ!」「こういう部分が好きだった!」みたいなのがチラチラ見えてるほうが面白くなりそうだよなと。
そういや、マニアな方々の間では、「今のは車田理論じゃなくて、ゆで理論だったぞ」みたいなシビアな評価がされちゃう場面もあるそうで…。自分は薄いから、そのへんの違いが今一つ分からないです…。少しググってみたけど、やっぱりよく分からない…。誰かかっちりと解説してくれないものか。無理か。ていうか解説されてもやっぱり自分には分からない予感。キン肉マンは、漫画もアニメも見てなかったもので…。
さておき。伝説の青銅聖闘士達が前面に出てきてからというもの、主人公達の影が予想通りちょっと薄くなりかけて、「このままでは…ガンダムSEED DESTINY状態に…ッ」と危惧したのですけど。そうならないよう、バランスを取り続けてるスタッフさんの苦労振りも興味深くて。話のあちこちに、主人公達の存在を思い出させる台詞を仕込んでみたり。青銅聖闘士達を引率の先生状態にしてみたり。「いやー、こりゃ苦労してるなー」と妙な部分に感情移入しながら見ております。
既存作のキャラを、新作上でも活躍させるという点では、まだ上手い作り ―― というか旧作に比較的敬意を払った作りのような気もします。少なくとも、同じ時間帯で以前放送してたデジモンよりは、上手にやれてる…ような気が。デジモンは…ねえ…。旧作をほとんど見てない自分でも、「これ、旧作ファンは怒るんじゃないの?」と思えたほどに、色々とテキトー過ぎた印象が…。しかし、シリーズディレクターさんが、旧作も担当してた方らしいあたりも、なんだかややこしく。本家だから気兼ねなく破壊もできる、みたいなところがあるのかしら。そういや平成ライダーも、ちょっぴりそんな感じかな…。
それにしても、一番の問題は…。肝心の子供達が見てくれてるのかどうか…。TVの前でちびっ子達が、「ペガサスリューセーケーン!」とかやってくれてたら嬉しいのですけど。
仮に、大人達が「コレジャナイ」と言ってても、子供さん達が楽しんで見ていたら、その作りが正解でしょう、と思うのですよね…。まあ、車田作品のソレって、今の子供さん達にも充分通用するんじゃないか、という気もするのですけど。ああいうのにビビッと来て「カッケー!」と思う、そんな時期って誰にでもあるよなと。なので、大人も懐かしがりながら、子供さんも喜ぶ、そんなアニメもたぶん作れるんじゃないか、と、楽観視をしてみたいのでした。車田作品には、その力があるはずだ! と、自分は思いたいのです。
この記事、無駄に長いな。フッ…少々熱くなりすぎたか…。
しかし、ある時期から、モリモリと車田イズム(?)が積極的に盛り込まれる雰囲気になってきて。最近は、「そうだよそうだよ、この謎理論が星矢だよ」「いいよー、今の台詞、星矢っぽいよ」てなウキウキした気分になるシーンが多々あって、個人的には結構好印象なのでした。時々「ズシャア」も見れるし。「今週の車田飛び(車田落ち)、いただきました」みたいな。
まあ、どの回でも必ずそうなってるわけでもないのですが。各話担当の、脚本家さん・演出家さん次第でガラリと変わってしまう、そんな印象もありますし。考えてみれば、昔のノリと違っていても、要は面白い作品にさえなってればいいわけで。当時のアレコレを再現、てなあたりに拘らなくても、ですよね。
とは言え、せっかく車田作品が原作なのだから、車田作品に漂うスピリッツが感じ取れるソレじゃないと、なんだかもったいないですわな…。せめて、各スタッフさんの、「俺の中では、車田作品ってこんな感じ!」「こういう部分が好きだった!」みたいなのがチラチラ見えてるほうが面白くなりそうだよなと。
そういや、マニアな方々の間では、「今のは車田理論じゃなくて、ゆで理論だったぞ」みたいなシビアな評価がされちゃう場面もあるそうで…。自分は薄いから、そのへんの違いが今一つ分からないです…。少しググってみたけど、やっぱりよく分からない…。誰かかっちりと解説してくれないものか。無理か。ていうか解説されてもやっぱり自分には分からない予感。キン肉マンは、漫画もアニメも見てなかったもので…。
さておき。伝説の青銅聖闘士達が前面に出てきてからというもの、主人公達の影が予想通りちょっと薄くなりかけて、「このままでは…ガンダムSEED DESTINY状態に…ッ」と危惧したのですけど。そうならないよう、バランスを取り続けてるスタッフさんの苦労振りも興味深くて。話のあちこちに、主人公達の存在を思い出させる台詞を仕込んでみたり。青銅聖闘士達を引率の先生状態にしてみたり。「いやー、こりゃ苦労してるなー」と妙な部分に感情移入しながら見ております。
既存作のキャラを、新作上でも活躍させるという点では、まだ上手い作り ―― というか旧作に比較的敬意を払った作りのような気もします。少なくとも、同じ時間帯で以前放送してたデジモンよりは、上手にやれてる…ような気が。デジモンは…ねえ…。旧作をほとんど見てない自分でも、「これ、旧作ファンは怒るんじゃないの?」と思えたほどに、色々とテキトー過ぎた印象が…。しかし、シリーズディレクターさんが、旧作も担当してた方らしいあたりも、なんだかややこしく。本家だから気兼ねなく破壊もできる、みたいなところがあるのかしら。そういや平成ライダーも、ちょっぴりそんな感じかな…。
それにしても、一番の問題は…。肝心の子供達が見てくれてるのかどうか…。TVの前でちびっ子達が、「ペガサスリューセーケーン!」とかやってくれてたら嬉しいのですけど。
仮に、大人達が「コレジャナイ」と言ってても、子供さん達が楽しんで見ていたら、その作りが正解でしょう、と思うのですよね…。まあ、車田作品のソレって、今の子供さん達にも充分通用するんじゃないか、という気もするのですけど。ああいうのにビビッと来て「カッケー!」と思う、そんな時期って誰にでもあるよなと。なので、大人も懐かしがりながら、子供さんも喜ぶ、そんなアニメもたぶん作れるんじゃないか、と、楽観視をしてみたいのでした。車田作品には、その力があるはずだ! と、自分は思いたいのです。
この記事、無駄に長いな。フッ…少々熱くなりすぎたか…。
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以上です。