2013/07/29(月) [n年前の日記]
#2 [anime][neta] アナライザーがもう一体あったらどうなってただろう
ヤマトにはアナライザーというロボットが出てくるわけだけど。アレがもう一体あったらどうなってたかな、となんとなく妄想。
考えてみれば、その手のジャンルの作品に登場するマスコットキャラ・マスコットロボットって、えてして1体だよなと。でも、2体あると印象が随分変わりそう。それは STAR WARS の、R2D2とC3PO のコンビで証明されてるような気もする。アレが一体だけなら、つまらないだろうと。
アナライザーの同型機がもう1体あれば…。設定面では合理性が出てきたかもしれないなと。2体あるから1体壊れても大丈夫。要するに、バックアップが存在するよ、と説明できるわけで。
ヤマトにおいては、船外調査にアナライザーを連れていく場面と、連れてかない場面があるけれど。
バックアップがあるということは、1体は壊れちゃう話を書けるということ。ロボットの自己犠牲の話とか、暴走して破壊せざるを得ない話を見せられそうだなと。同型機の形見のパーツを手の平に載せて佇んでるアナライザー、なんてシーンも作れるかもしれない。…まあ、ヤマト2199においては、ガミラス製のソレが出てくる回でそういう雰囲気の話を作っているので、同型機が出てこないと作れない話、というわけではないのだけど。
設定云々はともかく、2体あれば、漫才/コンビ/相棒/バディもの/夫婦、といった関係を見せることができる。キャラが1人だけそこに居ても会話が発生しないけど、2人居れば会話が発生する。一人で黙って立っているキャラを眺めていてもさっぱり面白くないけれど、二人が他愛のない会話をしてるだけでも面白さが増すわけで。そこは、ロボットキャラも同様なのではないかなと。…まあ、それってまさしく、STAR WARS ですが。いや、STAR WARSのソレはちょっと特殊か。片方が「ピーパペピポー」しか喋ってないし。それでも会話をしてるとちゃんと分かるあたり、作りとして実は凄いのではないかと思えてきた。まあ、犬猫等のペットと会話、みたいな見せ方に近いんだろうけど。もしかして、ディズニーアニメを見て育った世代が持ってる技だったりしないか、とも。
同型機が2体あれば、漫画やアニメでたまに見かける、双子キャラ設定にまつわる話も見せられそう。いや、双子キャラよりも、ロボットキャラのほうが、より分かりやすく見せられるのだろうけど。ハードウェアも、ソフトウェアも、入力される情報も同じなのに、どうして結果に違いが出てくるのか。なんでだろ、不思議だねえ、的な。…もちろん、そのあたりを明確に意識して話を作ってみせた、攻殻SACという名作が既にあるわけですが。
見た目ほとんど同じロボットが目の前に2体あったら、さて、どう呼び分けたらいいのだろう。周囲のキャラは、ソレを問われるわけで。「1号」「2号」で済ませちゃうキャラも居るだろうし、「アルフォンス」等、ニックネームをつけてくれるキャラも居るだろうなと。つまり、周囲のキャラの性格だの、キャラが持っている思い出だのを、うっすらと示すための材料としても使えそう。
てなことをもやもやと考えてたら、マスコットロボットは2体あったほうが便利なのかもしれないなあ、と思えてきたりもして。結構メリットありそうだなと。
考えてみれば、その手のジャンルの作品に登場するマスコットキャラ・マスコットロボットって、えてして1体だよなと。でも、2体あると印象が随分変わりそう。それは STAR WARS の、R2D2とC3PO のコンビで証明されてるような気もする。アレが一体だけなら、つまらないだろうと。
アナライザーの同型機がもう1体あれば…。設定面では合理性が出てきたかもしれないなと。2体あるから1体壊れても大丈夫。要するに、バックアップが存在するよ、と説明できるわけで。
ヤマトにおいては、船外調査にアナライザーを連れていく場面と、連れてかない場面があるけれど。
- 「なんでアナライザーを連れて行かないんだ。連れてけば便利だろう」というツッコミと。
- 「なんでアナライザーを連れて行くんだ。ヤマトの運航に必要なシステムなんだから危険に晒したらいかんだろう」というツッコミと。
バックアップがあるということは、1体は壊れちゃう話を書けるということ。ロボットの自己犠牲の話とか、暴走して破壊せざるを得ない話を見せられそうだなと。同型機の形見のパーツを手の平に載せて佇んでるアナライザー、なんてシーンも作れるかもしれない。…まあ、ヤマト2199においては、ガミラス製のソレが出てくる回でそういう雰囲気の話を作っているので、同型機が出てこないと作れない話、というわけではないのだけど。
設定云々はともかく、2体あれば、漫才/コンビ/相棒/バディもの/夫婦、といった関係を見せることができる。キャラが1人だけそこに居ても会話が発生しないけど、2人居れば会話が発生する。一人で黙って立っているキャラを眺めていてもさっぱり面白くないけれど、二人が他愛のない会話をしてるだけでも面白さが増すわけで。そこは、ロボットキャラも同様なのではないかなと。…まあ、それってまさしく、STAR WARS ですが。いや、STAR WARSのソレはちょっと特殊か。片方が「ピーパペピポー」しか喋ってないし。それでも会話をしてるとちゃんと分かるあたり、作りとして実は凄いのではないかと思えてきた。まあ、犬猫等のペットと会話、みたいな見せ方に近いんだろうけど。もしかして、ディズニーアニメを見て育った世代が持ってる技だったりしないか、とも。
同型機が2体あれば、漫画やアニメでたまに見かける、双子キャラ設定にまつわる話も見せられそう。いや、双子キャラよりも、ロボットキャラのほうが、より分かりやすく見せられるのだろうけど。ハードウェアも、ソフトウェアも、入力される情報も同じなのに、どうして結果に違いが出てくるのか。なんでだろ、不思議だねえ、的な。…もちろん、そのあたりを明確に意識して話を作ってみせた、攻殻SACという名作が既にあるわけですが。
見た目ほとんど同じロボットが目の前に2体あったら、さて、どう呼び分けたらいいのだろう。周囲のキャラは、ソレを問われるわけで。「1号」「2号」で済ませちゃうキャラも居るだろうし、「アルフォンス」等、ニックネームをつけてくれるキャラも居るだろうなと。つまり、周囲のキャラの性格だの、キャラが持っている思い出だのを、うっすらと示すための材料としても使えそう。
てなことをもやもやと考えてたら、マスコットロボットは2体あったほうが便利なのかもしれないなあ、と思えてきたりもして。結構メリットありそうだなと。
◎ 増やせばいいというわけでもないよな。 :
1体増やすだけで便利になるなら、3体にしてトリオにしたり、山ほど出してみたらもっと便利になるのでは。と一瞬思ったけど、そういうわけでもないような気もする。
ロボットキャラではないけれど。1stガンダムには、カツ・レツ・キッカというトリオが出てくる。でも、あのトリオ、活用できていたかというと、そんな印象はほとんどなく。実は、3人居てもあまり役に立たんのではないかと。…もっとも、1stガンダムの場合、「手がかかる子供達」がそこに居るのだと視聴者に思わせるためには、2人じゃなんとなく足りない感じがして、最低限3人は必要だったのかなと。アレは、3人で1人のキャラになってる事例だったのかもしれない。
また、ガンダムSEEDシリーズには、山ほどハロが出てくるけれど。これも活用できていたかというと、そんな印象は全くなくて。むしろ、ウザかったというか…。なので、山ほど出せば便利になる、というものでもないんだろうなと。
ていうか、マスコットキャラが山ほど居ると、キャラがどんどん弱くなっていくよな…。色んな見た目のマスコットキャラを抱えてる、球団だの、市町村だのがあったりするけど。数が増えれば増えた分、インパクトが無くなっていく。ドアラ、まんべくん、ふなっしーのように、かなり無理してはっちゃけないと、空気になっちゃう。
そもそも、マスコットキャラを作品中に置いてみたものの、さっぱり活用できずに空気になってる作品も結構ありそうな気もしてきたり。1体だけでも手に余るのに、2体に増やしてどうするんだよ、という気もする…。
いや、そこは逆かもしれないのか。1体だから手に余るのであって、2体にしとけば漫才させる等、何かしら使い道が出てくるのかもしれないか…。であれば、保険としてもう1体追加しておく、てのもアリだったりするのかな。…いや、2体置いてみたけど、それでも空気になってた作品もあったような気もしますが。なんとなく、プリキュアシリーズの、とある作品を思い出したり。
待てよ。そもそも、空気のような扱いを受けてるからこそ、マスコットキャラ、じゃないのか…? 存在感をバリバリ醸し出してるキャラって、マスコットキャラに分類してもいいのだろうか…? 根本的なところで、自分は勘違いをしてたような気がしてきたり。
それはともかく。考えてみたら、アニメの場合はそのキャラを作画しないといけないから、無頓着に増やせないよなと思えてきたりもして。CGが普及して、アナライザーもCGで描けるようになったからまだアレだろうけど。これが手描きの時代なら、「こんなメーターだらけのロボットを1体増やすとか…俺達を殺す気か!」「画面に2体登場するコンテを平然と描くな!」と怒られてた可能性も…。登場するロボットを増やすなら、その分、ハロやロボコン程度まで線を減らさないといかんのだろうなあ…。
ロボットキャラではないけれど。1stガンダムには、カツ・レツ・キッカというトリオが出てくる。でも、あのトリオ、活用できていたかというと、そんな印象はほとんどなく。実は、3人居てもあまり役に立たんのではないかと。…もっとも、1stガンダムの場合、「手がかかる子供達」がそこに居るのだと視聴者に思わせるためには、2人じゃなんとなく足りない感じがして、最低限3人は必要だったのかなと。アレは、3人で1人のキャラになってる事例だったのかもしれない。
また、ガンダムSEEDシリーズには、山ほどハロが出てくるけれど。これも活用できていたかというと、そんな印象は全くなくて。むしろ、ウザかったというか…。なので、山ほど出せば便利になる、というものでもないんだろうなと。
ていうか、マスコットキャラが山ほど居ると、キャラがどんどん弱くなっていくよな…。色んな見た目のマスコットキャラを抱えてる、球団だの、市町村だのがあったりするけど。数が増えれば増えた分、インパクトが無くなっていく。ドアラ、まんべくん、ふなっしーのように、かなり無理してはっちゃけないと、空気になっちゃう。
そもそも、マスコットキャラを作品中に置いてみたものの、さっぱり活用できずに空気になってる作品も結構ありそうな気もしてきたり。1体だけでも手に余るのに、2体に増やしてどうするんだよ、という気もする…。
いや、そこは逆かもしれないのか。1体だから手に余るのであって、2体にしとけば漫才させる等、何かしら使い道が出てくるのかもしれないか…。であれば、保険としてもう1体追加しておく、てのもアリだったりするのかな。…いや、2体置いてみたけど、それでも空気になってた作品もあったような気もしますが。なんとなく、プリキュアシリーズの、とある作品を思い出したり。
待てよ。そもそも、空気のような扱いを受けてるからこそ、マスコットキャラ、じゃないのか…? 存在感をバリバリ醸し出してるキャラって、マスコットキャラに分類してもいいのだろうか…? 根本的なところで、自分は勘違いをしてたような気がしてきたり。
それはともかく。考えてみたら、アニメの場合はそのキャラを作画しないといけないから、無頓着に増やせないよなと思えてきたりもして。CGが普及して、アナライザーもCGで描けるようになったからまだアレだろうけど。これが手描きの時代なら、「こんなメーターだらけのロボットを1体増やすとか…俺達を殺す気か!」「画面に2体登場するコンテを平然と描くな!」と怒られてた可能性も…。登場するロボットを増やすなら、その分、ハロやロボコン程度まで線を減らさないといかんのだろうなあ…。
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以上です。