mieki256's diary



2003/04/14(月) [n年前の日記]

#4 [pc][web] 他サイトにリンクすることの現実性

_他の方の日記内容をそのまま引用して しまったが、果たしてこういった行為はどうなのだろう。疑問・不安を感じる。一応ネタ元サイトをリンクしてるからいいのではないかとも思うが。

リンクだけで済むならそれが一番 :

他者のサイトにおいて既にそれら情報が公開されているのだから、単にそのページにリンクしておくだけでもいいのではないかとも思う。その情報を公開している人物がよほど偏屈な人間でも無い限り、それら情報へのリンク行為に対して文句を言われる、トラブルになる場面はそれほど多くはないはずだ。しかしその内容を引用・コピペとなるとどうだろう。おそらく「勝手にコピーするな」と言い始める人がかなり出てくるのではないだろうか。だがしかし、仮にその情報元サイトが消滅してしまった場合、はたしてどうなるのか。

今はいいが将来的にはどうか :

情報元サイトが消滅した場合、閲覧者のみならず、リンクを設定した本人すら、二度とその情報を入手できない状態に陥る。 *1 現実にはかなりの確率でそういった悲惨な場面に遭遇する可能性が高い。それら現状を考慮すれば、引用が出来る場面では極力引用して、情報のコピーを確実に手元に残すほうが合理的だ。 *2 逆に言うと(?)、「引用(コピー)するな」と主張するなら、主張と同時にそのページ・サイトが消滅しない事を情報公開側が保証しておく必要性が出てきてしまう。 *3 だが、サイトの存続を保証できる人間は少数派だろう。であればむしろ「必要ならコピーを取っておけ」と主張してしまうほうが公開側に取っては面倒臭くない。そういった主張をしておくことで、情報の入手性については、公開側ではなく閲覧・利用側に責任が移行する。仮に情報元サイトが消滅して情報が入手できなくなっても、それはその情報をコピーしていなかった閲覧者側に問題があったのだ、という論理が成立する。

閲覧・利用側の為ではなく公開側の為 :

公開側がコピーを取らせる事を承認する事は、回りまわって結果的に、公開側の利益・利便性・精神的開放性に繋がるものと自分は考える。「〜をするな」と主張した分、その主張を通用させる為に、各種手続き・状況保全等、公開側が負うべき責任は肥大化してしまう。
故に自分は、自サイトで公開してる情報について、「リンクも複製も改変も自由だ。100%FREEだ」と主張していたりする。その主張は、閲覧・利用側の利便性を考えるが故の主張ではなく、他者への親切心云々の綺麗な感情から発した主張でもない。単に自分が楽をしたいから、モノグサな自分はこれ以上面倒臭い事を行うのがとにかく嫌だから、「100%FREE」とトップページに書いているのだった。 *4

コピーばかりなのもどうか :

とは言えなんでもかんでもコピーしていてはそもそも何の為のWebなのかという気もする。容量もその分二重三重に食うし。やはりベストは、「オリジナルの情報元は残しておくから、引用するよりはリンクしてくれ」と言えるのが一番望ましいのだろう。しかしそれは情報公開側にとって負担が大きい。といった事もあって _積極的にサイトを放置すべき という話に繋がったりもするのだけど。

*1: 実際に、ここ数日はhns関係で検索・各リンクを辿っていたが、サイト自体が消滅している為に情報を入手できない状況に度々遭遇している。
*2: もちろんその情報を公開する場合は、必ず引用元をしっかり明記しておく必要があると思う。
*3: 「このサイトはいつ消滅するかわからない。しかしコピーを取る事は許さない」という主張が果たして閲覧・利用側にとって納得できる主張であろうか。そんな主張をするぐらいなら、そもそもpublicスペースに情報を公開するべきではないだろう。ローカルHDDにのみ、後生大事にそれら情報をしまっておけばよい。
*4: 閲覧・利用側が、自由にコピーしたい、改変したいと思うような情報が自サイト内に存在しているかどうかはどうかはさておいて。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2003/04 - Next
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project