2024/11/29(金) [n年前の日記]
#1 [cg_tools] SDXLをもう少し試用
Stable Diffusion web UI Forge で SDXL 1.0 + DMD2 LoRA を試していたけれど、関連情報をググっていたら他にも高速化できる方法として、SDXL Turbo、SDXL Lightning、SDX Hyper などがあると知った。せっかくだからそのあたりも試用してみることにした。
LoRAの形で追加できるものもあるらしいけれど、今回はどれも Checkpoint を入手して試してみた。
LoRAの形で追加できるものもあるらしいけれど、今回はどれも Checkpoint を入手して試してみた。
◎ SDXL Turboを試用 :
SDXL Turbo については、DreamShaper XL v21 Turbo DPM SDE版を試してみた。dreamshaperXL_v21TurboDPMSDE.safetensors を入手。
以下の設定で使ってみた。
1ステップ、2ステップではボケボケの画像になってしまうけど、3ステップぐらいから一応画像は出てくる。ただ、4ステップ以上でグンと画質が上がる印象を受けた。しかし、12ステップぐらいにすると、模様等を細かく描き込み過ぎて、逆に画質が荒れていく感じもした。
ちなみに、オリジナル版の SDXL Turbo は以下の設定で使う、という記述を見かけた。
_リアルタイムで画像生成ができる『SDXL Turbo』の使い方! | romptn Magazine
以下の設定で使ってみた。
- CFG scale : 2
- Sample step : 4 - 8
- Sampler : DPM++ SDE Karras を使用。2M は選ばないこと。
- 画像サイズ : 896 x 1152
1ステップ、2ステップではボケボケの画像になってしまうけど、3ステップぐらいから一応画像は出てくる。ただ、4ステップ以上でグンと画質が上がる印象を受けた。しかし、12ステップぐらいにすると、模様等を細かく描き込み過ぎて、逆に画質が荒れていく感じもした。
ちなみに、オリジナル版の SDXL Turbo は以下の設定で使う、という記述を見かけた。
- CFG scale : 1
- Sample step : 1 - 4
- Sampler : Euler a または Karras系
- 画像サイズ : 512 x 512
_リアルタイムで画像生成ができる『SDXL Turbo』の使い方! | romptn Magazine
◎ SDXL Lightningを試用 :
SDXL Lightning については、Juggernaut XL Lightning版を試してみた。juggernautXL_juggXILightningByRD.safetensors を入手。
以下の設定で使ってみた。
これも、4 - 6ステップでそれらしい画像が生成された。ちなみに8ステップにしてもそれらしい画像が出てきた。
以下の設定で使ってみた。
- CFG Scale : 1 - 2
- Sampling step : 4 - 6
- Sampler : DPM++ SDE Karras
- 画像サイズ : 896 x 1152
これも、4 - 6ステップでそれらしい画像が生成された。ちなみに8ステップにしてもそれらしい画像が出てきた。
◎ SDXL Hyperを試用 :
SDXL Hyper については、Juggernaut XL Hyper版を試してみた。juggernautXL_juggXRundiffusion.safetensors を入手。Lightning版と似た感じの設定で使えた。
◎ 雑感 :
DMD2、SDXL Turbo、SDXL Lightning、SDXL Hyper、どれも少ないステップ数で画像生成ができてイイ感じだなと…。非力なビデオカード(NVIDIA GeForec GTX 1060 6GB)を使っている自分にはとてもありがたい。
ただ、細部の描写が甘くなったり、プロンプトが反映されづらくなる印象もあるような…。標準版(?)の SDXL 1.0 と併用しながら上手に使う手がないものかな…。
ただ、細部の描写が甘くなったり、プロンプトが反映されづらくなる印象もあるような…。標準版(?)の SDXL 1.0 と併用しながら上手に使う手がないものかな…。
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