mieki256's diary



2024/11/13(水) [n年前の日記]

#1 [blender] blenderでアニメ風の木を作る手順について勉強中

先日目にしたチュートリアル動画が気になってる。

_Anime Tree Tutorial | Blender (include Project Files) - YouTube
_Tutorial - Blender - Anime Foliage Pipeline

理想的なアニメ風の木に思える…。しかも、ちゃんとサワサワしてる。どうやったらこんな動画を作れるのだろう。せっかくだから参考にして勉強中。

環境は Windows10 x64 22H2 + blender 4.2.3 x64 LTS。

英語が得意な人なら件の動画を眺めて再現できるのだろうけど…。自分は英語が苦手なので、分かった範囲で手順をメモしておく。

大まかな流れ :

動画で紹介されてる内容は、5つのステップに分けられている、とのこと。

  1. 平面ポリゴンを、ジオメトリノードを利用してビルボード化する。(カメラの方向を向くポリゴンにする)
  2. パーティクルシステムを使って平面ポリゴンを複数並べて茂みにする。
  3. カスタム法線(?)を転送して、茂みを膨張(?)させる。
  4. シェーダを作成して適用する。
  5. 木の形に整える。

事前の全体設定 :

動画によると、事前に全体の設定を変更しておくと、アニメ風の見た目に近づいてくれるらしい。

レンダー設定 → カラーマネジメント → ビュー変換 → 「標準」に変更。

00_setting_ss01.png


ワールド設定 → サーフェイス → 強さを 0.0 に変更。

00_setting_ss02.png


更に、カメラの焦点距離も 50mm から 80mm ぐらいに変えておくとアニメ風になる、と動画では言っているように見える。

00_setting_ss03.png

平面ポリゴンをビルボード化 :

平面ポリゴンを1枚作成して、ジオメトリノードを使って、ビルボード相当にする。動画によると以下のようなジオメトリノードにすればいいらしい。

01_billboard_ss01.png

英語表示なら以下。

01_billboard_ss02.png


上記のジオメトリノードにするには、以下のノードを追加することになる。
  • 「位置設定 (Set Position)」
  • 「ベクトル回転 (Vector Rotate)」
  • 「位置 (Position)」
  • 「ドメインでの評価 (Evaluate on Domain)」
  • 「オブジェクト情報 (Object Info)」

ジオメトリノードウインドウ内で Shift + A を押せば、ノード追加用のメニューが開く。英語表示なら、ノード追加用のメニュー内にある検索欄に英単語を入力するだけで、各ノードがリストアップされる。

日本語表示の場合も、検索欄に「位置設定」といった感じで日本語を打ち込めばリストアップされるけど…。以下のようにメニューを辿ることでも追加できる。
  • 追加 → ジオメトリ → 書込 → 位置設定
  • 追加 → ユーティリティ → ベクトル → ベクトル回転
  • 追加 → ジオメトリ → 読込 → 位置
  • 追加 → ユーティリティ → フィールド → ドメインでの評価
  • 追加 → 入力 → シーン → オブジェクト情報

01_billboard_ss03.png

01_billboard_ss04.png

01_billboard_ss05.png

01_billboard_ss06.png

01_billboard_ss07.png


ジオメトリノードを作れたら、モディファイアー設定 → オブジェクト、に、カメラのオブジェクトを指定する。

01_billboard_ss08.png


ここまでできれば、カメラの回転が平面ポリゴンにも反映されるので、ビルボード相当になってくれる。

01_billboard_ss09.gif

以上、1 日分です。

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