mieki256's diary



2022/01/10(月) [n年前の日記]

#1 [linux] antiXを試用

MX Linux の元になった antiX というLinuxディストリビューションがかなり軽量という話を見かけたので、仮想PC上で試用してみた。

環境は Windows10 x64 21H2 + VMware Player 16.1.2 build-17966106。

今回は antiX 21 32bit FULL版をインストール。antiX-21_386-full.iso をダウンロードさせてもらった。

Debian 11 がベースのディストリだけど、VMware 上で仮想PCを作成する際に Debian 10.x を選んだ。

isoから起動した際、F3キーでタイムゾーンを Tokyo に変更、かつ、F2キーで言語を日本語に変更してから起動させた。言語を先に変更してしまうと、キー割り当て表示がおかしくなるような気がする。言語の変更は最後に行ったほうが良さそう。

言語を日本語にしたせいか、起動時の各種メッセージが文字化けしちゃって読めない。まあ、起動自体はしてくれるっぽいので…。

インストール手順は、MX Linux と大体同じだった。samba のワークグループ名を入力する手順は無かったけど…。

参考ページ。 :

日本語入力を有効化。 :

日本語入力ができるようにしたい。fcitx-mozc を利用する。

パッケージインストーラで、検索欄に japan と打ってパッケージをリストアップしてインストールしてもいいが、以下でもインストールできるらしい。
sudo apt install --install-recommends fcitx fcitx-mozc

スタートアップ時にIMEが起動するように設定。コントロールセンター → デスクトップセッション。

startup ファイルに以下を追加。
# fcitx-autostart
fcitx-autostart &

desktop-session-conf に以下を追加。
# set fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx

export を書いておかないと反映されなかった。

再起動後、半角/全角キー、もしくは、Ctrl + Space で日本語入力可能になる。

しかし、antiX の場合、Ctrl + Space には app-select なるアプリの起動が割り当てられてしまっていて…。とりあえず、解説記事を参考にして、app-select を app-select.orig にリネームしてしまって、呼び出されないようにしてしまった。

_Chap-14. antiX を試用

cd /usr/local/bin/
sudo mv app-select app-select.orig

Conkyの文字化けを修正。 :

デスクトップ画面上に、OSの状態を示す Conky が表示されてるけど、文字化けしちゃってる。フォント種類を変更して修正する。

コントロールセンター → デスクトップ → Conky の編集。

フォントを変更。27行目前後。DejaVu Sans を Sans に変更。
ftfont Sans:bold:size=10

日付表示形式も変更。time のフォーマットを変える。105行目前後。
${alignc}${time %F (%a)}

設定ファイルを保存すれば、Conky の表示も即座に変わってくれる。

ディレクトリ名を英語化。 :

ホームディレクトリ内の各ディレクトリが日本語になってしまっているので英語に変更。

sudo apt-get install xdg-user-dirs-gtk
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

新しい名前(英語名)に変更。

気になる点。 :

デスクトップが表示されるまで巨大なフォントでメッセージが表示される…。何故。

以上です。

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