mieki256's diary



2020/05/06(水) [n年前の日記]

#3 [anime] 「ULTRAMAN」4話まで視聴

BS11で放送されている、CGアニメ「ULTRAMAN」を4話まで視聴。

カッコイイな…。とにかくカッコイイ。まあ、ウルトラマンじゃなくてアイアンマンかな、と思ったりもするけれど、カッコイイから良し、みたいな。

ただ、ガクガクと動くのが気になる…。何か理由があってわざとガクガク動かしてるのだろうとは思うけど。コストの問題なのか、それとも…。

コマ数が少ないCGアニメはよくないのではと思ってる理由。 :

実際そうなのかどうかはわからんけど、ガクガクした動きは手描きセルアニメの3コマベースの動きを踏襲してるから、だったと仮定したとして…。

個人的には、視覚情報が多い系の3DCGアニメを2〜3コマベースで動かすのはよろしくないのではと思っていたりもして。や、例えばサンジゲンが作ってるような、手描きに寄せたセルルックのCGアニメなら別だけど。パッと見でリアルっぽい部分が結構入ってるCGアニメはちょっとなあ、みたいな。

これは勝手なオレオレ仮説だけど…。昔の手描きアニメのように、線が少なく、面がベタ塗りで、シルエットで見せることを意識している映像なら、3コマベースで動かしても、そこにはないはずの中間の絵を、見る側が脳内で補間できてる感じがするのだけど。

しかし、線も多くて、グラデーションも多くて、装飾過多なCGアニメに対しては、見る側は実写映像を見るような脳のモードに切り替わってるよなと。実写映像を12コマ/秒や8コマ/秒で見せられると結構ツライわけだけど、CGアニメに対しても同じシンドさを感じるというか。

その手のゴチャゴチャ系CG映像に対しては、もはや脳が中間の絵を生成することにリソースを割けない…。実際に目の前に提示されている、やたらと細かく描かれた絵の中に、一体何かが描かれているのかを認知することで脳の処理がいっぱいいっぱいになっちゃって、そこに無いはずの絵をわざわざこっちで生成することに使える脳のリソースなんてもはや残ってないですよ、みたいな。

ということで、さらりんつるりんとしたシンプルなデザインや、シルエットだけで見せていく系のCGアニメならともかく、こういったゴチャゴチャした画作りのCGアニメは1コマで、更にできればモーションブラー有りで動かさないとダメじゃないのかなー、と。

キャラデザに関しては比較的シンプルな形状でまとめようとしているピクサーやディズニーですら(?)、全カット1コマで動かしてるわけで…。あるいは、セルルックのCG映像をずっと作り続けてきたオレンジの社長さんですら、「経験的にCGアニメは3コマだと不自然。せめて2コマならまだなんとか」てな感じの興味深いことを言ってるわけで。それを考えたら、こんな複雑な形状でグラデだらけのキャラをガクガクと動かすのは…。

でもまあ、何か理由があるんだろう…。あるんだろうけど、個人的にはどうもしっくりこないなー、と思いながら眺めているのでした。

などと書いてはみたけど、実は全カット1コマベースで動いてたらどうしよう…。そうなると、ガクガク感は何が原因で発生してるのかという面倒臭い話に…。

以上です。

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