mieki256's diary



2020/02/12(水) [n年前の日記]

#2 [anime] 「22/7」5話を視聴

録画していたソレを視聴。

「22/7」は、秋元康さんがプロデュースしたアイドルグループ群、の中の一つ、を使ったアイドルアニメ、という説明でいいのだろうか。一人一人にイメージキャラに相当するのであろうアニメキャラを割り当てている点が特徴で、アニメが始まる前はモーションキャプチャによるCGアイドル映像を用いたバラエティ番組「22/7計算中」を1年以上放送していた。ちなみにアニメ版は、ほぼ手描きアニメ。何故CGじゃないのだろう…。「計算中」で得た制作ノウハウを活かせないものかね…。

さておき。今回は関西弁キャラの話だったけど、なかなかイイ感じの話で感心してしまった。ひょっとするとあちこちがベタな設定・話なのかもしれないけれど、意外と設定がヘビーな割に、キャラの明るい性格でそうは思わせなかったあたりが上手い、ような気がしたわけで。 *1

「22/7計算中」でも、関西弁の人が登場すると場が明るくなるなーと感心して眺めてたけど。もしかするとアニメ版スタッフも、そのあたりを拾い上げたのだろうか。いや、制作時期を想像すると、そのへんどうかな…。その頃は、まだ「計算中」は放映されてなかったかもしれんし…。

「22/7」の異質さ。 :

感想記事をググっていたら、気になる指摘を目にした。「このアニメのキャラ達はアイドルになることをそもそも夢や目標としていない。下手すると憧れですらない」「アイドルになることを利用して別の目的を叶えようとしているキャラばかり」という指摘で。

言われてみれば、たしかに…。幼女向けの美少女アイドルアニメ、あるいは女性向けのイケメンアイドルアニメにおいては、えてしてメインキャラ達はアイドルになること自体を夢や目標としているけれど。それと比べると、「22/7」は異質というか…。 *2

本編中でも、「私がアイドルになんかなれるわけないやん」とあっさり言い放つ台詞があったような気もするけれど。何の迷いもなく「私、アイドルになりたい!」と叫ぶアイドルアニメ群と比べると反応が対照的と言うか。基本設定が現実離れしているのに、妙にリアルな部分もチラホラあるというか…。いや、基本設定が現実離れしているからこそ、リアルな部分を多少なりとも入れてバランスを取ろうとしているのだろうか。

「アイドルになりたいとは思ってないキャラがアイドルになる」という部分も新規性だったりするのかな、と一瞬思ったけれど、むしろ昔の漫画やアニメでよく見かけた設定のような気もしてきたり。猫も杓子も「(私|俺)アイドルになりたい!」と言い出してしまう、そんなアニメが席巻してしまったことで、昔はよく見かけた設定のほうが逆に新鮮に感じたりもする、という現象なのかしらん。わからんけど。

まあ、そのあたりは、アイドルアニメのソムリエみたいな方々が、分析や解説をしてくれるはず…。自分は系譜とかさっぱり分からんので…。

*1: 少女が主人公のアニメを多く手掛けていて、アイドルマスターシリーズのアニメ版にも参加していた、舛成孝二さんのコンテ、だった点も大きいのだろうか…。このあざとい(?)シーンはコンテで追加したのかなー、と思うところもチラホラ。いや、脚本そのままかもしれんけど。
*2: もっとも、自分は田舎に住んでいるから、視聴できるアニメにも限りがあって…。全てのアイドルアニメを目にしてきたわけでもないので、実は他のアニメでも結構よくある設定なのかもしれんけど。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2020/02 - Next
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project