mieki256's diary



2018/08/27(月) [n年前の日記]

#4 [zatta][neta] モチベーションの維持にはエネルギーが必要

思考メモ。

何かしらを作ったり発展させていく際には、ある程度の時間は継続して作業をしなきゃいかんから、モチベーションの維持が重要になるし、そのための精神的なエネルギーをどうやって用意するかが問題になるけれど。手っ取り早くエネルギーを確保するための策の一つとして、仮想敵を設定して、「アイツをぶっ潰してやる!」と発奮する、てのがありそうだなと。

個人的に、Ruby のコアの開発者さん達は、そういうノリが強そうだなと思っていて。「Perlは死滅すべき」と言ってみたり。「OSはUNIXに収束した(≒Windowsは既に滅びた)」と言ってみたり。「打倒Python」と言ってみたり。「コア開発者以外はフリーライダーだから振り落としていく」と言ってみたり…。

外から見てると、どうしてこの人達って何かというと喧嘩腰なの、なんだか怖い、と思ってしまうのだけど。おそらくそこには、それぞれを仮想敵として設定して、「アイツぶっ潰す」と発奮してみることで当面のモチベーション維持エネルギーを確保して、その結果、言語をここまで発展させてたきたのだ ―― てな面があるのかもしれん、などと想像したりもするわけで。

それは Ruby に限らず、例えば GNU関係もそうだろうと。 _リチャード・ストールマン の過激発言も、活動を継続するために必要なモチベーション維持エネルギーの補充、という側面もあったりするのではないか。みたいな。世の中の大勢に逆らいながら、何かしらの偉業を成すためには、かなりのエネルギーが必要で、それが対抗心やら、恨み憎しみから来ている場面って結構あるのかもしれないなと。

ということで、その手の攻撃的な発言を見かけた際には、「おっ。充電してますな」と思いながら眺めてみたり、あるいは、外野から「怖い…」と呟かれちゃったりした時に「当然じゃ。こっちはこうやってエネルギー溜めてんのや」と思ったりすると、ちょっとは気が楽に…。いや、どうだろう…。

歴史に名を遺す人って大体はフツーじゃないけれど、こういう流れでフツーじゃない人として扱われてしまう事例もあるのかな、などと思ったりもして。そういえば、ビルゲイツやジョブズも、時々異様に攻撃的になっていたと聞くし…。何かが伸びていく時は、攻撃的な態度になる時期がえてして存在する、ことが多い、と言えるのだろうか。

などと書いてはみたけれど、考えてみたらスポーツやってる人達は大体がそういうノリか…。相手チームへの対抗心をむき出しにするし…。つまり、こういうのって世の中では全然珍しくないことだよなと、こうしてダラダラ書いてるうちに再認識というか。

思考メモです。オチは無いです。

以上です。

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