2017/09/17(日) [n年前の日記]
#2 [prog] Processing 3.3.6 x64をインストール
Raspberry Pi上で Processing(Proce55ing) 3 が動くという話を見かけたのでインストールしてみようと思ったのだけど。その前に Windows上でインストールしてみたほうがいいのかなと。てなわけで、Windows10 x64上に、Processing 3.3.6 x64版をインストールしてみたり。
_Processing.org
_Download - Processing.org
processing-3.3.6-windows64.zip をDLして解凍。任意のフォルダに移動。processing.exeを実行。少なくとも、IDEはフツーに起動してくれた。
_Processing.org
_Download - Processing.org
processing-3.3.6-windows64.zip をDLして解凍。任意のフォルダに移動。processing.exeを実行。少なくとも、IDEはフツーに起動してくれた。
◎ JavaScriptモードが動かない。 :
IDEウインドウ右上の「Java」のボタンをクリックすれば、他のモードに切り替えられるのだけど。Javaモードはあるけれど、JavaScriptモードが見当たらない。いや、正確には、Processing 3.0.2 の頃に使ってた JavaScriptモード 0.4.0 が動かないというか。切り替えるとIDEが落ちる。
色々ググってみたけど、どうも昨今の Processing は、「JavaScriptで動かしたい? p5.jsモードを使えや」ということになってる雰囲気。
色々ググってみたけど、どうも昨今の Processing は、「JavaScriptで動かしたい? p5.jsモードを使えや」ということになってる雰囲気。
◎ ちょっと愚痴。 :
元々 Processing は Java Appletモードを持ってたけど。ある時期、「Java Appletモードは捨てるわ」「どうせお前等、Webブラウザ上で動かしたいだけなんだろ?」「だったらJavaScriptでいいじゃん。JavaScriptモード入れといたわ。これで文句ねえだろ」ということになって。
Java Appletモードが無くなったのは、まあ、いい。死兆星が見えてたし…。今では Oracleですら「Java Appletは推奨しねえ」と言ってるし、今時のWebブラウザでは動かなくなったしで、消えるのも仕方ない。けど、その代わりに入ったはずの JavaScriptモードがこんなことになるのは…なんだかちと釈然としない。
JavaScriptモードは、 _Processing.js を利用して、Processing のソースファイルである .pde を読み込んでブラウザ上で動かすのだけど。 _p5.js は、「Webブラウザ上で動かしたいのにわざわざJava風に書いてるんじゃねえよ糞が。最初から JavaScriptっぽく書きやがれ」てなライブラリらしくて。
なんだか言語習得コストを低く見積もってる気がする。どういう層にProcessingをオススメするのかを考えたら、.pde がそのまま動くほうがいいのでは…。
でもまあ、おそらく p5.js のほうがパフォーマンスも多少は期待できる、等のメリットがありそうだし。JavaScript をベタで書くより p5.js を利用したほうが楽になると踏んで p5.js を作ったのだろうから、習得のハードルは、さほど高くないのかもしれない。
それに、
「Processing.js は昔の Processing の言語仕様しかサポートしてないので、昨今の Processing のソースを渡しても再現できない」
「Processing.js を使いたかったら Processing旧版を使え」
てな話も見かけたわけで。なるほど…それじゃ仕方ないよな…。
ていうか、なんで Processing.js が追従してこないのだろう。 _Releases - processing-js/processing-js を眺めるとバージョンは上がってるようだけど…。
Java Appletモードが無くなったのは、まあ、いい。死兆星が見えてたし…。今では Oracleですら「Java Appletは推奨しねえ」と言ってるし、今時のWebブラウザでは動かなくなったしで、消えるのも仕方ない。けど、その代わりに入ったはずの JavaScriptモードがこんなことになるのは…なんだかちと釈然としない。
JavaScriptモードは、 _Processing.js を利用して、Processing のソースファイルである .pde を読み込んでブラウザ上で動かすのだけど。 _p5.js は、「Webブラウザ上で動かしたいのにわざわざJava風に書いてるんじゃねえよ糞が。最初から JavaScriptっぽく書きやがれ」てなライブラリらしくて。
なんだか言語習得コストを低く見積もってる気がする。どういう層にProcessingをオススメするのかを考えたら、.pde がそのまま動くほうがいいのでは…。
でもまあ、おそらく p5.js のほうがパフォーマンスも多少は期待できる、等のメリットがありそうだし。JavaScript をベタで書くより p5.js を利用したほうが楽になると踏んで p5.js を作ったのだろうから、習得のハードルは、さほど高くないのかもしれない。
それに、
「Processing.js は昔の Processing の言語仕様しかサポートしてないので、昨今の Processing のソースを渡しても再現できない」
「Processing.js を使いたかったら Processing旧版を使え」
てな話も見かけたわけで。なるほど…それじゃ仕方ないよな…。
ていうか、なんで Processing.js が追従してこないのだろう。 _Releases - processing-js/processing-js を眺めるとバージョンは上がってるようだけど…。
◎ 2017/09/18追記。 :
JavaScriptモードについて追記。
_0.3.3 NOT Compatible with Processing 3.0 - Issue #35 - fjenett/javascript-mode-processing で、Processing 3.1以降でも JavaScriptモードを使えるかもしれない方法が書いてあった。
ただ、ソースを打って実行しようとするとエラーが表示される。また、ブラウザ上でも動かない。やはり対応できてないっぽいなと。
一応、Processing 2.2.1 と、Processing 3.3.6 では、異なるスケッチブックの場所を設定できるので…。 *1 Processing 2.2.1 と 3.3.6 で異なるモード構成にできるから、JavaScriptモードも使いたいなら 3.3.6 とは別に 2.2.1 をインストールしておいて、そちらを使って解決することも可能。とメモ。
_0.3.3 NOT Compatible with Processing 3.0 - Issue #35 - fjenett/javascript-mode-processing で、Processing 3.1以降でも JavaScriptモードを使えるかもしれない方法が書いてあった。
- JavaScriptMode 0.4.0 をDLして解凍。
- スケッチブックの場所\modes\ 以下に、JavaScriptMode というフォルダごとコピー。
- 〜\modes\JavaScriptMode\template\ 以下に、template というフォルダを作成。
- そのフォルダの中に、processing.js と template.html を移動。
- 〜\modes\JavaScriptMode\template\ 以下に、sketch.pde という0バイトのファイルを作成。
ただ、ソースを打って実行しようとするとエラーが表示される。また、ブラウザ上でも動かない。やはり対応できてないっぽいなと。
一応、Processing 2.2.1 と、Processing 3.3.6 では、異なるスケッチブックの場所を設定できるので…。 *1 Processing 2.2.1 と 3.3.6 で異なるモード構成にできるから、JavaScriptモードも使いたいなら 3.3.6 とは別に 2.2.1 をインストールしておいて、そちらを使って解決することも可能。とメモ。
*1: C:\Users\ユーザアカウント名\AppData\Roaming\Processing\preferences.txt の中に、sketchbook.path= と sketchbook.path.three= の指定があって、3.3.6 は後者を参照する。
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以上です。