2016/01/31(日) [n年前の日記]
#1 [anime][neta] アニメの中の高笑いって何だろう
アニメにおいては、「フッフッフ…ハッハッハ…ハーッハッハッハー!」てな高笑いをよく見かけるのだけど。アレって何なんだろうなと気になってきたりして。
リアルワールドにおいて高笑いなんて見たことないわけですよ。あるとしても、アニメの真似をしておどけてやってみせる、ぐらいなもんで。だから、日常生活の中で自然発生して、それを観察して取り込んだというわけではないのだろうなと。すると一体どこからアニメの高笑いはやってきたんだろう。
落語で使うアクションなのかな。でも、高笑いを織り交ぜている、昔からやってる落語のネタなんてあるのだろうか。
歌舞伎や狂言で使われていて、そこから来てるのだろうか。歌舞伎や狂言は全然知らないからわからんな…。
漫画から取り込んだのかな。何せアニメは、昔は「まんが映画」と呼ばれていたぐらいだし。漫画の中の表現をアニメでもそのままやってるうちに、定着しちゃったのだろうか。
もしかして、時代劇かな。勧善懲悪モノの時代劇の中で使われてそうな印象。それをアニメも取り込んだのだろうか。…今は高笑いをするのが悪役側だけど、昔はヒーロー側も高笑いをしていた気がする。黄金バットとか。いや、黄金バットは時代劇ではなさそうな。そもそも黄金バットはヒーローなのだろうか。自分、設定も内容も知らんのですよね…。
海外では高笑いは使われるのだろうか。ハリウッド映画は高笑いをしますか? どうなんだ。アメコミや、結構昔のTVドラマの中では、悪役がやってそうな印象もあるけど。
自分は、「使えそうな表現なら何でも使ってみるべき」と思ってるので、別に高笑いを使ってもOKでしょ、とも思うのだけど。ただ、法律で決まってるかのようにお約束で必ず使われてしまうと、なんだか天邪鬼な気持ちが湧いてきて、「その表現が元々伝えようとしていたものは何だったのか」「別のアクションでソレを伝えることはできないのか」などと考え始めてしまったりもして。
高笑いが伝えようとしている状況って、一体何だろう?
主人公に対する、悪役側が持つ圧倒的な力の差、とかそのへんかな。だとしたら、主人公の攻撃を全部跳ね返した上で、主人公側に視線を移すこともせず、ニヤリともせず、「今日はなんだか外が騒がしいな」とか「蠅が飛び回ってるようだな」とか言わせちゃう感じでも良さそうな。
いや。高笑いは、高笑いをしたキャラの死亡フラグでもあるのだろうし。やっぱり高笑いさせとかないといかんのかな。
リアルワールドにおいて高笑いなんて見たことないわけですよ。あるとしても、アニメの真似をしておどけてやってみせる、ぐらいなもんで。だから、日常生活の中で自然発生して、それを観察して取り込んだというわけではないのだろうなと。すると一体どこからアニメの高笑いはやってきたんだろう。
落語で使うアクションなのかな。でも、高笑いを織り交ぜている、昔からやってる落語のネタなんてあるのだろうか。
歌舞伎や狂言で使われていて、そこから来てるのだろうか。歌舞伎や狂言は全然知らないからわからんな…。
漫画から取り込んだのかな。何せアニメは、昔は「まんが映画」と呼ばれていたぐらいだし。漫画の中の表現をアニメでもそのままやってるうちに、定着しちゃったのだろうか。
もしかして、時代劇かな。勧善懲悪モノの時代劇の中で使われてそうな印象。それをアニメも取り込んだのだろうか。…今は高笑いをするのが悪役側だけど、昔はヒーロー側も高笑いをしていた気がする。黄金バットとか。いや、黄金バットは時代劇ではなさそうな。そもそも黄金バットはヒーローなのだろうか。自分、設定も内容も知らんのですよね…。
海外では高笑いは使われるのだろうか。ハリウッド映画は高笑いをしますか? どうなんだ。アメコミや、結構昔のTVドラマの中では、悪役がやってそうな印象もあるけど。
自分は、「使えそうな表現なら何でも使ってみるべき」と思ってるので、別に高笑いを使ってもOKでしょ、とも思うのだけど。ただ、法律で決まってるかのようにお約束で必ず使われてしまうと、なんだか天邪鬼な気持ちが湧いてきて、「その表現が元々伝えようとしていたものは何だったのか」「別のアクションでソレを伝えることはできないのか」などと考え始めてしまったりもして。
高笑いが伝えようとしている状況って、一体何だろう?
主人公に対する、悪役側が持つ圧倒的な力の差、とかそのへんかな。だとしたら、主人公の攻撃を全部跳ね返した上で、主人公側に視線を移すこともせず、ニヤリともせず、「今日はなんだか外が騒がしいな」とか「蠅が飛び回ってるようだな」とか言わせちゃう感じでも良さそうな。
いや。高笑いは、高笑いをしたキャラの死亡フラグでもあるのだろうし。やっぱり高笑いさせとかないといかんのかな。
◎ 高笑いの使い方。 :
先日眺めてた「ラクエンロジック」というアニメの中では、高笑いなんてできる状態にないキャラが、実に清々しい気持ちの良い一点の曇りもないこれぞ高笑いって感じの高笑いをすることで笑いを取れていて感心した記憶が。演じていた声優さん、実に上手かった…。
「PSO2」アニメ版でも、主人公の友人が、ゲーム内では何の意味も脈絡もなく、暇があれば高笑いをしていて主人公が困惑し続けるうちに慣れてきてしまう、というシーンがあって。これも見ていてちょっと笑えたわけで。
考えてみれば、「うる星やつら」の頃から、高笑い=ギャグ、だった気もしてきたり。面堂終太郎の高笑いは、アレはギャグの一種、だったよなと…。
などと思い返しているうちに、もしかすると、アニメの中で悪役が高笑いをするなんてのは、もはやギャグの域に入りきってるのかもしれないなと思えてきたり。
例えば「攻殻機動隊」あたりで敵が高笑いをしていたら、おそらくバトーあたりが「オイオイ。リアルに高笑いするヤツなんて初めて見たぞ」とかフツーに言いそうだし。少佐が「ウイルス感染で脳がやられてるのかもしれん。各人注意しろ」とか言いそうな。
富野アニメでも、高笑いをしているキャラが出てきたら、隣のキャラが「…チッ。艦長! ふざけてないで仕事してください!」とか言い出しそうだし。
せいぜい、高笑いを、高笑いらしく使ってるのって、宮崎アニメぐらいだよな…。
いや、宮崎アニメも、その場に居るキャラ達の不安を吹き飛ばすために、空元気としての高笑いをさせる、てな使い方が多いか…。「トトロ」の入浴シーンで、お父さんが高笑いをして娘達を元気づけたりとか。「紅の豚」でも、ギャグとしての高笑いを活用してた気がする。
「PSO2」アニメ版でも、主人公の友人が、ゲーム内では何の意味も脈絡もなく、暇があれば高笑いをしていて主人公が困惑し続けるうちに慣れてきてしまう、というシーンがあって。これも見ていてちょっと笑えたわけで。
考えてみれば、「うる星やつら」の頃から、高笑い=ギャグ、だった気もしてきたり。面堂終太郎の高笑いは、アレはギャグの一種、だったよなと…。
などと思い返しているうちに、もしかすると、アニメの中で悪役が高笑いをするなんてのは、もはやギャグの域に入りきってるのかもしれないなと思えてきたり。
例えば「攻殻機動隊」あたりで敵が高笑いをしていたら、おそらくバトーあたりが「オイオイ。リアルに高笑いするヤツなんて初めて見たぞ」とかフツーに言いそうだし。少佐が「ウイルス感染で脳がやられてるのかもしれん。各人注意しろ」とか言いそうな。
富野アニメでも、高笑いをしているキャラが出てきたら、隣のキャラが「…チッ。艦長! ふざけてないで仕事してください!」とか言い出しそうだし。
せいぜい、高笑いを、高笑いらしく使ってるのって、宮崎アニメぐらいだよな…。
いや、宮崎アニメも、その場に居るキャラ達の不安を吹き飛ばすために、空元気としての高笑いをさせる、てな使い方が多いか…。「トトロ」の入浴シーンで、お父さんが高笑いをして娘達を元気づけたりとか。「紅の豚」でも、ギャグとしての高笑いを活用してた気がする。
◎ 実は高笑いとは呼ばないのかもしれない。 :
誰か考察・解説してないかなとググったら気になるページが。
_三段笑いとは (サンダンワライとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
_悪の笑い - Wikipedia
実は別の呼称が適切だったのだろうか。
_米メディア“日本人の笑い方は米国では悪印象” 日本人旅行者への意外なアドバイスとは | ニュースフィア
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_悪の笑い - Wikipedia
実は別の呼称が適切だったのだろうか。
_米メディア“日本人の笑い方は米国では悪印象” 日本人旅行者への意外なアドバイスとは | ニュースフィア
コミュニケーションの際に重要となる点も多かった。アメリカなら日常生活の中でも高笑いがフツーに見れるのだろうか…。となると、バトーが「高笑いなんて初めて見た」と言った瞬間、少佐に「貴様、何者だ!?」と銃を突き付けられちゃうのかも。 *1
・米女性、男性は面と向かって大きな口をあけて笑う。誠実さをアピールするためという。これに対し日本人女性は笑うとき口元を見せないように手で覆い、日本人男性はあまり笑わない。笑いを抑えたり隠したりすると、悪い印象を与える場合があるという。
*1: 海外で仕事をしてたはずのバトーが、リアル高笑いを日常的に見ていないはずがない、みたいな。
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以上です。