2015/02/26(木) [n年前の日記]
#2 [anime][game][neta] ブラーについてなんだかちょっと考えたり
プリキュアのアクションシーンをコマ送りして眺めてたら、プリキュアや敵の攻撃時、衝撃の大きさを表現するために画面を揺らす・ぶれさせるコマで全体にブラーがかかっていて、撮影さんも大変だなあ、1コマ1コマ手間をかけてるんだなあ、と思ったのですけど。
もっとも、今はもう深夜アニメ ―― ラノベ原作の魔法バトルハーレムアニメですら、画面を揺らす時にブラーなんて当たり前のようにやってるからアレですけど。実はボタン一発だったりするのかしら。かもしれん。アクション登録等ができるツールを使ってそうだし。プラグインがデフォで入ってたりとか。
考えてみたら、そのあたり、デジタル撮影に移行したから実現できた映像かもしれないなと思えてきたり。フィルム撮影時代にブラーを駆使する・制御するのって難しかったのではないのかなと。
これが実写なら、カメラ揺らせば否応なく自然とブラーが入っちゃうけど。1コマ1コマ撮影して動いてるように見せるアニメ制作、かつ、フィルム制作時代は、ブラーまで含めて撮影するのってどうやって実現してたのかなと。多重露光でもするのかな。それとも、カシャッと撮影するその瞬間に「ハッ!」とカメラもしくはセルを置いてる台を揺らせばいいのだろうか。完全に職人技。失敗したら最初から撮影し直しだし。そんな作業はどう考えても地獄なので、フィルム撮影時代はめったにやらなかったのでは。でもないのかな。どうなんだろう。
何にせよ、デジタル撮影はありがたいなと。フィルタで一発だし、何度もやり直しができるし。
さておき。画面を揺らした際にブラーをかけるソレを見て、こういうのってゲームでもやってみたほうがいいんだろうかと悩んでしまったり。でも、どうなんだろ。
それはともかく。プリキュアや敵の手足にもそれぞれブラーがかかってたりして、これは大変な作業だなと。こういうのって…。
TVゲームなら、プログラムでキャラクターの手足に自動でブラーを付加してるタイトルがあった記憶もあるので、アニメ制作でも自動でブラーをかけることができそうな。きっと特徴点を抽出して移動量を見てブラーをかけるかけないを決めたり…。いや、実写映像ならともかくアニメのソレは画に含まれる情報が少なくて難しいのかな。どうなんだろう。目視でブラーをかけるかけないを決めたほうが早そうな気もしてきた。
そもそもブラーは必要なのだろうか。アニメ映像とは、断片的なコマを見せることで、その中間の映像については見る側の脳内で補間させる、そういう仕組みで成立してる映像なわけで。ブラーが無い方が、視聴者の脳内でより豊かなブレ映像を作ってもらえる可能性はないか。映像としてキレが増す、とでもいうか。それとも、適切なブラーが入ったほうが、視聴者の想像力をより多く働かせることができるのだろうか。さて、どっちなんだろう。
自分、面倒臭いことを考えながらアニメを見てるなあ。
もっとも、今はもう深夜アニメ ―― ラノベ原作の魔法バトルハーレムアニメですら、画面を揺らす時にブラーなんて当たり前のようにやってるからアレですけど。実はボタン一発だったりするのかしら。かもしれん。アクション登録等ができるツールを使ってそうだし。プラグインがデフォで入ってたりとか。
考えてみたら、そのあたり、デジタル撮影に移行したから実現できた映像かもしれないなと思えてきたり。フィルム撮影時代にブラーを駆使する・制御するのって難しかったのではないのかなと。
これが実写なら、カメラ揺らせば否応なく自然とブラーが入っちゃうけど。1コマ1コマ撮影して動いてるように見せるアニメ制作、かつ、フィルム制作時代は、ブラーまで含めて撮影するのってどうやって実現してたのかなと。多重露光でもするのかな。それとも、カシャッと撮影するその瞬間に「ハッ!」とカメラもしくはセルを置いてる台を揺らせばいいのだろうか。完全に職人技。失敗したら最初から撮影し直しだし。そんな作業はどう考えても地獄なので、フィルム撮影時代はめったにやらなかったのでは。でもないのかな。どうなんだろう。
何にせよ、デジタル撮影はありがたいなと。フィルタで一発だし、何度もやり直しができるし。
さておき。画面を揺らした際にブラーをかけるソレを見て、こういうのってゲームでもやってみたほうがいいんだろうかと悩んでしまったり。でも、どうなんだろ。
- アニメとゲームはフレームレートが違うし。アニメは24コマ/秒だからブラーが効果的な予感も。
- 本来、ブラーって、フィルムで撮影しないと発生しない現象だし。人間の目で見てる状態に近い場合、つまりはフレームレートがそこそこ高い ≒ 60FPS以上なら不要だったりしないか。
- ゲームの場合は、そこに何があってどんな状態か把握できないとプレイする上で困るから、一瞬とは言え画面内の情報を隠すことに等しい全体のブラーは避けたほうが良かったりしないか。鑑賞してればそれで済む映像作品とは違うのではないか。
- でも、画面全体のブラーって、技術的にどう実装したらいいのか、そこは気になるなあ。
- 可変フレームレートの場合、フレーム毎にブラーの量も変化したほうが自然に見えるのだろうか。それとも不自然に見えるのだろうか。
それはともかく。プリキュアや敵の手足にもそれぞれブラーがかかってたりして、これは大変な作業だなと。こういうのって…。
- 原画マンが撮影さんに向けて指示を出してるのか。
- 演出家が指示を出してるのか。
- それとも撮影さん一人一人のセンスにお任せなのか。
TVゲームなら、プログラムでキャラクターの手足に自動でブラーを付加してるタイトルがあった記憶もあるので、アニメ制作でも自動でブラーをかけることができそうな。きっと特徴点を抽出して移動量を見てブラーをかけるかけないを決めたり…。いや、実写映像ならともかくアニメのソレは画に含まれる情報が少なくて難しいのかな。どうなんだろう。目視でブラーをかけるかけないを決めたほうが早そうな気もしてきた。
そもそもブラーは必要なのだろうか。アニメ映像とは、断片的なコマを見せることで、その中間の映像については見る側の脳内で補間させる、そういう仕組みで成立してる映像なわけで。ブラーが無い方が、視聴者の脳内でより豊かなブレ映像を作ってもらえる可能性はないか。映像としてキレが増す、とでもいうか。それとも、適切なブラーが入ったほうが、視聴者の想像力をより多く働かせることができるのだろうか。さて、どっちなんだろう。
自分、面倒臭いことを考えながらアニメを見てるなあ。
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以上です。