2013/12/16(月) [n年前の日記]
#2 [dxruby][ruby] DXRuby開発版がRuby2.0.0以降にのみ対応する方針と知ってちょっと困ったり
DXRuby 1.5.8dev版が公開されたようなので、試してみようと DXRuby Wiki を開いてみたら、Ruby 1.9.x 用が無くて「あうっ」てな状態に。改めて作者様のblogを追いかけていくと、DXRuby は今後 Ruby 2.0.0 のみ対応していく方針らしくて。
うーむ。困った。個人的には、困った。
自分は時々、NetBeans 使って、Ruby + DXRuby スクリプトのデバッグをすることがありまして。妙な動作になる原因がどうしても分からん時、ブレークポイント設定して、そこで止めて、変数覗いて、みたいな作業をするのです。
しかし、NetBeans 上で Ruby のデバッガを使おうとすると、これが Ruby 1.9.3 までしか対応してませんで…。 *1 NetBeans 上で、Ruby 2.0.0 を選んでしまうと、もはやデバッガを動かせないわけですよ。かといって、この時代に、CUIでデバッガ使うとか、printfデバッグとか、そんなの勘弁願いたいし。
てなわけで、さあ、困ったぞ、と。
うーむ。困った。個人的には、困った。
自分は時々、NetBeans 使って、Ruby + DXRuby スクリプトのデバッグをすることがありまして。妙な動作になる原因がどうしても分からん時、ブレークポイント設定して、そこで止めて、変数覗いて、みたいな作業をするのです。
しかし、NetBeans 上で Ruby のデバッガを使おうとすると、これが Ruby 1.9.3 までしか対応してませんで…。 *1 NetBeans 上で、Ruby 2.0.0 を選んでしまうと、もはやデバッガを動かせないわけですよ。かといって、この時代に、CUIでデバッガ使うとか、printfデバッグとか、そんなの勘弁願いたいし。
てなわけで、さあ、困ったぞ、と。
◎ 以前もこういうことがあったなと。 :
昔、Ruby 1.8 が主流で、Ruby 1.9 がじわじわ普及し始めた頃、やっぱり Ruby 1.9 ではデバッガが動かなくて困ってしまって。
ただ、当時の DXRuby は、Ruby 1.8 にも 1.9 にも対応していたので…。
現行世代のほうが性能は上がってるけど、一世代前のほうが開発環境はえてして整ってる・使える武器が多いわけで。それを考えると、現行世代と一世代前の二つに対応してるライブラリは、ある種、いいとこどりができる部分もあるよなあ、と。
ただ、当時の DXRuby は、Ruby 1.8 にも 1.9 にも対応していたので…。
- デバッグ時は、デバッガが使える Ruby 1.8 上で動かす。
- 最終的な実行は、処理速度が劇的に改善された Ruby 1.9 上で動かす。
現行世代のほうが性能は上がってるけど、一世代前のほうが開発環境はえてして整ってる・使える武器が多いわけで。それを考えると、現行世代と一世代前の二つに対応してるライブラリは、ある種、いいとこどりができる部分もあるよなあ、と。
◎ デバッガの規格って無いのかな。 :
NetBeans のソレは、Ruby 1.8 時代の仕組みしか考えてない設計なのが問題だったりするのだろうけど。
このあたりって、規格を決められないのかしら。その規格に沿ったやり取りをすることにしておけば、言語・環境のバージョンが変わっても問題になりにくいのでは、という気もするけれど。言語の内部仕様に食い込むような部分もあって、なかなか決められないところもあるのかしら。
このあたりって、規格を決められないのかしら。その規格に沿ったやり取りをすることにしておけば、言語・環境のバージョンが変わっても問題になりにくいのでは、という気もするけれど。言語の内部仕様に食い込むような部分もあって、なかなか決められないところもあるのかしら。
*1: Fast Debugger だか ruby-debug-ide19 だかを導入しないといかんのですが、それらは Ruby 2.0.0 以降は対応してない。 Fast Debugger ではなく、 Classic Debugger なるものを使えば動くかと思いきや、例外が発生してフリーズしちゃう…。
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以上です。