mieki256's diary



2013/12/09(月) [n年前の日記]

#1 [anime] 境界の彼方、白の世界を視聴

なるほど…そういうことだったのか…。

誰かが、「点が線になっていく」と言ってたけど。たしかに、まさしく、その通りだなと。「このヒロイン、なんでそんな言動を…」と疑問に思った部分が、全部綺麗に一直線に繋がっていく。これは見ていて気持ちいいなと。そして、気持ち良さを感じた分、グングンと切ない気持ちにさせられて、作品への印象がガラリと変わってくる。いやー、これは上手いわ…。

おそらく、この作品、1回目の視聴と2回目の視聴では、印象が随分変わりそうな気がしたり。

1回目と2回目の視聴で印象が変わる作品と言えば、「まどかマギカ」や、映画「シックスセンス」が思い浮かぶのだけど。それら作品は、最初から終わりまで、シリアス一辺倒だったわけで。

しかし、この作品、それらとはちょっと違いがあって。1回目の視聴時は、おそらくほとんどの人は笑って見ていたはず。なので、2回目の視聴時は、その分、かなり強烈な感覚を味わえそうだなと。何故なら、笑えた各シーンが、見ていてボロ泣き(?)するシーンに、まるっと転換されるはずだから…。2回目からは、終始、胸を締め付けられるような切ない感覚を味わえる、そんな作品に変化しそうな予感。

まあ、まだ最終回は放送されてないので、どうなるのかは分からないのですけど。それでも、既に現時点で、作りからしてかなり稀有な作品になってるのではないかと思えてきたり。

花田脚本+京アニの本気を見せてもらったような気がします。や、「俺達いつも本気だよ?」と怒られちゃうかな…。何にせよ、素晴らしい。

OP・ED曲の歌詞。 :

なんだか少し、OP曲やED曲の歌詞が気になってきたり。作品内容を、一応そこそこ反映してたりするのかなあ…。

もっとも、世の中には、「少年漫画が原作のアニメのOP曲を作れと言われたけど自分は少年漫画なんか読んだことないから『キャンディキャンディ』を思い浮かべながら作ってみました」てな「お前ちょっとここに座れ」と言いたくなるアニメのOP曲もあったりするので、この作品のOP・ED曲も、そういうテキトーなノリで作られてるのかもしれんなあ、あるいは作品とは全然関係ない楽曲を「このグループを売り出したいから」と捻じ込まれたりしてる可能性もあるのだろうな、と邪推したりもするのですけど。

しかし、もし、万が一、ちゃんと作品内容を真面目に反映させた歌詞になってるとしたら…。例えば、こんな感じの映像で、こんな感じのタイミングで、曲を流し始めたら…。うわヤベエ、こりゃかなりクルぞ、号泣間違いなしだぞコレ、てな妄想をしてしまったり。

あー。いかんいかん。この流れはマズい。またしても勝手に脳内で理想の最終回を作り始めてしまった…。リセットリセット。忘れろ忘れろ。作品を美味しくいただきたいなら、脳内で理想映像を作っちゃいけない。

「ソレ」に期待しちゃいけない。希望を持っちゃいけない。不必要に、思い入れを持ってしまってはいけない。勝手に期待して、当たり前のように裏切られて、それでツラい思いをするのはこっちなんだから。距離を取ろう。心を氷にしよう。どうせ「ソレ」は、自分にとって、きっとろくなもんじゃないんだ。そうに違いない。…そう思いながら、「ソレ」に接しないと。

てなことを書いてるうちに、なんだかヒロインの気持ちがますます理解できてしまったような、そんな気分にもなってきたり。あのヒロインの頭をなでなでしてやりたくなってきました。

なんとなくだけど。日本アニメ史の中でも五本の指に軽く入りそうな薄幸メガネ美少女設定やなー、と思えてきましたよ。「太陽の王子ホルス」のヒルダにメガネつけてみたレベルだったりしないかコレ。って方向性が全然違いますね…。

#2 [dxruby][game] DXRubyでファイル選択ダイアログやフォルダ選択ダイアログを開く

今日も DXRuby を使って何か書きますよ。

今回は、ちょっとゲームとは違う部分でも、DXRuby って使えたりもしますよ、みたいな話を。…まあ、この話、前にもこの日記でメモしてた記憶もあるんですけど。せっかくだから、この際もう一度紹介を、と。

Windows + Ruby で何か処理をする際、ユーザさんに、任意のファイル、もしくは、任意のフォルダを指定してもらいたい場面があるわけですが。

一般的には CUI で、
ruby hoge.rb 指定ファイル
と指定する方法がメジャー、ですかね?

でも、プログラマーさんにお願いするならともかく、一般的なユーザさんに、「DOS窓開いて、こういう文字列を打ち込め」なんて、ちょっとお願いしにくいじゃないですか…。できれば、GUIで ―― ファイル選択ダイアログや、フォルダ選択ダイアログを開いて、ファイルやフォルダの指定をさせてあげたい…。

そんな時、DXRuby が役に立つかもしれません。

DXRuby の Windowクラスには、ファイル選択ダイアログを開くメソッドが用意されてまして。
# DXRubyでファイル選択ダイアログを開く

require 'dxruby'

filters = [
           ["画像ファイル(*.jpg;*.bmp;*.png)", "*.jpg;*.bmp;*.png"],
           ["テキストファイル(*.txt)", "*.txt"],
           ["すべてのファイル(*.*)", "*.*"]
          ]

filepath = Window.openFilename(filters, "ファイルを選んでください")

if filepath
  puts filepath + " を選択しました"
else
  puts "キャンセルしました"
end
ファイル選択ダイアログ
>ruby fileselect.rb

C:\home\prg\ruby\test_dxruby\fileselect_sample\えっちなのはいけないと思います!.png を選択しました
ね、簡単でしょ? (ボブの口調で)

さらに、DXRuby 1.5.3 dev 版以降に限定した話ですが、フォルダ選択ダイアログを開くこともできるのです。
# DXRubyでフォルダ選択ダイアログを開く
# ※ DXRuby 1.5.* dev 版が必要

require 'dxruby'

folderpath = Window.folder_dialog("フォルダを選択してください")

if folderpath
  puts folderpath + " を選択しました"
else
  puts "キャンセルしました"
end
フォルダ選択ダイアログ
> ruby folderselect.rb

C:\home\prg\ruby\test_dxruby\fileselect_sample\不死鳥はもはや籠の中の小鳥よ!フォルダ を選択しました
ね、簡単でしょ? (ボブの口調で)

そんなわけで、「Windows + Ruby + GUI で、ファイルやフォルダを選択させたいなあ。それも、サクッと、簡単に」と思った時は、DXRuby を使っちゃう手もありますよ、という話でした。DXRubyの作者様、ありがとう…。この機能、ちょっとした場面で、地味に便利に使えてます…。

他にも色々方法はありますが。 :

む。「汝、 _Win32OLE を使え…」という電波が届いたような。たしかにソレも全然アリでございます。

Windows + Ruby で、ファイル/フォルダ選択ダイアログを開く手段は、他にも色々ありまして。例えば、以下のページが大変参考になるかと。ありがたや。勉強になります…。

_ruby 覚え書き

ただ、眺めてみると分かりますけど、自分のようなRuby初心者には、記述がちょっと難しくて…。「こっちはファイル選択したいだけなのに…」みたいな。もちろん、記述が難しい分、他にも色々なことができてしまうメリットはあるのですけど。

また、VisualuRuby のように、Ruby 1.8 までしか正式対応してないライブラリもあったりするので、「Ruby 2.0.0 が安定版」と宣伝されてる現在では、使えないやり方もチラホラ…。 *1

その点、DXRuby のソレは…。
  • やれることが決まってる分、記述は簡単。
  • DXRuby 開発版なら、Ruby 2.0.0 にも対応してるので、しばらくは安心して使える。
といったメリットがあるんじゃないかなと。まあ、複数ファイルを指定できない等のデメリットもあった気もしますが、高機能と簡便さはトレードオフじゃないのかなと。

*1: Rubyの配布パッケージによっては、Ruby 1.9上でも vruby が同梱されてたものもあったような…。でも、ググってみても見当たらず…。自分の偽記憶だったのかな…。何にせよ、Ruby 2.0.0 以降で vruby を動かせてる事例は全く見た記憶が無いので、どのみち、これからは使える見込みがないライブラリ、と思っておいた方がいいんじゃないかなあ…。Python と比べると、Ruby用のGUIライブラリって、何故かそういう展開が多く…ゲフゲフゴフン。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2013/12 - Next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project