2009/10/07(水) [n年前の日記]
#1 [pc] トラックボールとマウスの違いについてちらちらと考えた
ここ数日トラックボールと悪戦苦闘してるわけで。何故こんなに慣れないのか、使いにくいのか、考えてしまったり。
- 机の上のどこにその物体があるか、をポインティングに使おうとしたのがマウス。位置を知るためには、どれだけ移動したかが判ればいい。そのための方法としてボールが使われてた時期があるに過ぎない。だから今は光学センサになっている。ボールがそこにある必然性がない。本来、マウスの位置が「推測」できれば方法は何でもいいのだから。
- 「まず、ボールありき」がトラックボール。位置を知るために移動量を得るのではなく、移動量そのものを人間が把握してれば事足りる、という発想だろうか?
- 平面の地図の上で、リオデジャネイロを指差し、そこから日本まで指で線を引く。これは誰でもできる。
- 地球儀の上で、リオデジャネイロを指差し、そこから日本まで指で曲面に沿って線を引く。これはちと難しい。ましてや、回転している地球儀に対して、リオデジャネイロをピタリと指差して止め、そこからわずかに回転を加えつつ日本まで指を引くとなると、よほどの訓練が必要。
- トラックボールを使えている人がいるのだから、鍛練すれば人間でもできるようになることだろうとは思える。だが、おそらくマウスに比べて学習曲線がいびつなはず。emacsやviに近いのではないか。
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以上です。