mieki256's diary



2009/03/27(金) [n年前の日記]

#4 [anime] ルパンvsコナンを鑑賞

面白かった。

個人的には、こういう企画が通ったという、ただそれだけを非常に高く評価していて、中身はダメダメでも構わないやとまで思っていたけれど。中身を見てみたら、これが意外と(<失礼)面白く。「おお…そう来たか!」と驚く展開がチラホラ。ついついこちらのテンションも高くなってしまったり。見どころのみならず、聴きどころ=声優さんのまさかと思う演技まで聞けて、実にお得な企画だなと。いやはや、面白かった。見て良かった。

ただ、あくまでこういうのはお祭り企画であって、何度も何度も当たり前のように、それこそルパンSPのように毎年必ずやってしまったら非常にマズイ…そんな種類の企画のような気もしたり。滅多にやらないから面白い、のだろうなあ。

ルパン側の声優陣はもう限界としか思えない。 :

やはりルパン側の声優陣は、とにかく厳しい感がヒシヒシと。午前中、昔のルパン作品を見ていたせいもあって尚のこと。台詞を喋るスピードも、滑舌も、声の艶も、もう何もかも…。今まで、次元だけはまだなんとか、と思ってたけど。昔の作品を見てから今のソレを聞いてしまうと、正直なところ次元すら厳しい。

考えてみれば、声優という仕事は、自分の「肉体」を使って表現してみせる芸なのだから、肉体が衰えても昔のようにやれる仕事、ではないよなと。たとえば、プロ野球選手がお爺さんになっても、現役時代と同じように野球ができるかというと、そんなわけもなく。歳を取ったら歳を取ったなりの、別の活躍の仕方、今現在の自分の芸の磨き方があるはず、ではないのかなあ…。ある意味、実にもったいない。もっと適した役が、ルパン側の声優陣にはあるのではないか。こんな使い方をしていたらもったいない。てなことも思ってみたり。

意外と絵柄の違いが気にならなかった。 :

違和感がもっとあるかと期待してたのだけど、想像してたほどでもなかった。不思議。もしかすると、似たような色彩感覚、セル塗りという平坦な質感で画面に出てくれば、えてしてどんな絵柄も合ってしまうものなんだろうか。

考えてみれば、そもそも日本のアニメなんて、カット毎に別のアニメーターが描いてる=カット毎に微妙に絵柄が違うけど、自分達はさほど気にせず見ているし。ディズニーアニメに至っては、キャラ毎にアニメーターがついている=キャラ毎に絵柄が違うのに、一つの画面の中に収まっていても違和感を覚えないし。いやいやそもそも、アニメ映像中のキャラと背景は完全に質感すら異なっている、にも関わらず自分達は気にせず見ているし。意外とどうにでもなっちゃう、のかもしれないなあ。いや、合ってるように見えるよう、各カット中の色彩設計に気を使ったり、キャラデザを微妙に変更してた等、何かしら工夫をしてたかもしれないか。特撮に見えない特撮カットこそ本当に成功した特撮カット、みたいな。

以上です。

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