mieki256's diary



2009/01/05(月) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] ディズニーアニメ「ターザン」を鑑賞

NHK-BSで以下略。初見。

参りました。ディズニーの手描きアニメって、こんな次元にまで行ってたのか…。

3DCG背景と組み合わせた動きが凄い。いや、主人公ターザンの動きが凄い。 _グレン・キーン なる超ベテランアニメーターが描いているらしい。Youtubeで解説映像らしきものを見かけて眺めたのだけど、ターザンがポーズを取っている時、筋肉がどうなっているのか、といったところまで考えて描いているらしくて。

今まで、リアル志向の動きを作るなら、モーションキャプチャ使ったほうがいい結果が得られるやろと思ってたけど。考えてみたら、現在のモーションキャプチャでは人体の筋肉の伸び方や盛り上がり方まで再現できないことに気がついた。ターザンの作画 ―― 最高峰の手描きアニメ映像を目にして、現在の3DCG+モーションキャプチャが手描き映像を完全には超えられないことに気づいてしまったり。いや、大半のアニメーターは筋肉云々まで考えて描いてないだろうから、ほとんどのカットはモーションキャプチャで代替できてしまうだろう、とも思うのだけど。

あちらのアニメはキャラ毎にアニメーターが担当してるらしいけど。 :

日本では無理なのかな…。TVシリーズでは時間がないから無理としても、劇場版でそういう実験をしてみた作品はないのだろうか。できないとしたら、何が問題なのだろう。アニメーターを拘束できるだけのお金が捻出できないのか。それともコミュニケーションの問題かしら。

どうして日本では、「キャラ別で描く」という仕組みが普及・定着しなかったのだろう。そういう仕組みがあれば、カット毎にキャラの顔が違う云々を言われることも無かっただろうに。おそらくは、その国における漫画の普及の仕方が絡んでそうだけど、そのあたり自分の中で考えがまとまらず。

以上です。

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