2009/01/28(水) [n年前の日記]
#1 [pc] 故障したMS IntelliMouse Opticalを分解してみたけど
基板は3つ。
- 光学センサ+スイッチの入力を処理する基板。
- 左右ボタン、中ボタン、4ボタン、5ボタン+ホイール回転を検知するLED+光学センサを固定してる基板。
- 電源ON時に光らせるだけのLEDを固定してるだけのどうでもいい基板。
◎ ホイール回転とホイールクリックを同居させるのは無理があるなとやっぱり思ってしまったり。 :
IMOの場合、ホイール回転のカチカチ感は、プラスチックパーツの出っ張りとホイール軸についてるギザギザで実現してる模様。
ホイール回転時に、どうしてカチカチ感が必要かといえば、ホイールクリックをしたときにホイールまで回転しないように ―― ホイールクリック時は所定の状態にホイール軸を固定しておくためだろうと想像するわけで。
これがもし、A4tech WWW-11 のように、ホイール回転とホイールクリック(というか中ボタン)が独立していれば、ホイール回転にカチカチ感を付加する必要などないだろうなと。 あるいは、ホイール回転をさせたときの感触のみを追及して、更に機構を工夫できるだろうと。なのに、ホイール回転とホイールクリックを同居させねばならないから、非常にシンプルな作りにも、あるいは凝った作りにも出来ない。 *1
ホイールクリックではなく、単なる3ボタンマウスにできれば、手への負担も大きく違うはずで。例えばの話、手の力を抜いて、人差し指、中指、薬指を机にそのまま置いた時と、中指の下にだけ何か高さのあるものを挟んで置いた時との、手の腱?の感覚を確認すれば容易に判る。ホイールがそこにあると、その高さ分、常に手の腱に微妙な負担がかかってしまう。そこだけ見ると、たいした負担ではないと思うのだろけど。これで長時間作業してれば、手も、手首も、肩も、当然ながら痛くなってくるだろうと。
素人の自分ですらこういったことを予想するのだから、これが商売・仕事で入力機器を作ってる人間なら、このへん当前把握してるはずじゃないのかなと。なのに、それでも、ホイールに中ボタンを割り当ててしまった製品ばかりが出てくるのは、一般ユーザの「マウスの形はかくあるべき」という固定観念が、商品販売の場では幅を利かせてしまうから、だったりするのだろうか。
しかし、最初のマウスにはホイールなんかついてなかったし。ホイールマウスが出始めの頃は「2ボタンマウスで充分」「ホイールなんていらない」的主張も散見されたのだけど。それが今では、ホイールマウスが一般的な形状になってしまったわけで。つまり、本当に便利なもの・よりよい形が生み出されれば、それまでのスタンダードな形状をあっさり変えてしまう可能性は充分にあるのではないか。なのに、ここ近年の、マウス形状の試行錯誤の無さ・少しでも改善していこうという姿勢の無さは、一体どうしたことか。
と思ったりもするけど、キーボードなんかは相変わらずQWERTY配列が主流だしなあ…。まあ、キーボードの場合、膨大な数のスイッチが配置されてる特殊な入力機器なので、おいそれと別形状・別配列に慣れていくことができない、と言う事情もあるだろうし。マウスとは別モノとして考えるべきかもしれず。
ホイール回転時に、どうしてカチカチ感が必要かといえば、ホイールクリックをしたときにホイールまで回転しないように ―― ホイールクリック時は所定の状態にホイール軸を固定しておくためだろうと想像するわけで。
これがもし、A4tech WWW-11 のように、ホイール回転とホイールクリック(というか中ボタン)が独立していれば、ホイール回転にカチカチ感を付加する必要などないだろうなと。 あるいは、ホイール回転をさせたときの感触のみを追及して、更に機構を工夫できるだろうと。なのに、ホイール回転とホイールクリックを同居させねばならないから、非常にシンプルな作りにも、あるいは凝った作りにも出来ない。 *1
ホイールクリックではなく、単なる3ボタンマウスにできれば、手への負担も大きく違うはずで。例えばの話、手の力を抜いて、人差し指、中指、薬指を机にそのまま置いた時と、中指の下にだけ何か高さのあるものを挟んで置いた時との、手の腱?の感覚を確認すれば容易に判る。ホイールがそこにあると、その高さ分、常に手の腱に微妙な負担がかかってしまう。そこだけ見ると、たいした負担ではないと思うのだろけど。これで長時間作業してれば、手も、手首も、肩も、当然ながら痛くなってくるだろうと。
素人の自分ですらこういったことを予想するのだから、これが商売・仕事で入力機器を作ってる人間なら、このへん当前把握してるはずじゃないのかなと。なのに、それでも、ホイールに中ボタンを割り当ててしまった製品ばかりが出てくるのは、一般ユーザの「マウスの形はかくあるべき」という固定観念が、商品販売の場では幅を利かせてしまうから、だったりするのだろうか。
しかし、最初のマウスにはホイールなんかついてなかったし。ホイールマウスが出始めの頃は「2ボタンマウスで充分」「ホイールなんていらない」的主張も散見されたのだけど。それが今では、ホイールマウスが一般的な形状になってしまったわけで。つまり、本当に便利なもの・よりよい形が生み出されれば、それまでのスタンダードな形状をあっさり変えてしまう可能性は充分にあるのではないか。なのに、ここ近年の、マウス形状の試行錯誤の無さ・少しでも改善していこうという姿勢の無さは、一体どうしたことか。
と思ったりもするけど、キーボードなんかは相変わらずQWERTY配列が主流だしなあ…。まあ、キーボードの場合、膨大な数のスイッチが配置されてる特殊な入力機器なので、おいそれと別形状・別配列に慣れていくことができない、と言う事情もあるだろうし。マウスとは別モノとして考えるべきかもしれず。
◎ 自作マウス、てな市場だってあるのではないかなあ。 :
メーカ自身がマウス形状を改善していくつもりがさほどないなら、いっそのことユーザにその作業を丸投げしてしまってはどうか。つまり、PC自作と同様、マウスを自作できまっせ、的な商品を用意してしまえと。ガンプラやミニ四駆的な感覚で、自分が日常的に使う入力機器を組み立てられる、てな市場が実はあったりするのではないか。
何せ、マウスは、
手芸店に行けば服飾を自作できるパーツが山のように売ってるし。ホームセンターに行けばちょっとした家具を自作するためのDIYパーツが山のようにあるし。マウスだって、同じように自作できてもいいのではないか。 _携帯電話にデコレーションする市場 だってあるのに、マウスはどうしてそういう市場を作らないのか。いや、短絡的に、マウスをデコレーションされても困るんだけど。
何せ、マウスは、
- 絶えず人体に直接触れている機器。
- 各人によって手の大きさは違う。
- 各人、好みの使いやすさ・機能も異なってたりする。
手芸店に行けば服飾を自作できるパーツが山のように売ってるし。ホームセンターに行けばちょっとした家具を自作するためのDIYパーツが山のようにあるし。マウスだって、同じように自作できてもいいのではないか。 _携帯電話にデコレーションする市場 だってあるのに、マウスはどうしてそういう市場を作らないのか。いや、短絡的に、マウスをデコレーションされても困るんだけど。
*1: ホイール回転時のカチカチ感は、何行スクロールさせるか=トリガを何回送ったかを感覚的に知るために必要、という意見もあるのだけど。ホイールが、ただ単に、完全に抵抗なく回転するためだけの機能になっていれば、自分がどれだけホイールを回せば何行スクロールするかが体感的に把握できるので、やはりカチカチ感は要らなくなるはずで。
例えばの話、マウスポインタの移動時にカチカチ感が必要かというと、必要ではないだろうと。つまりはポインタの移動量とマウスの移動量を自分達が把握して日常的に使えているから、そこにカチカチ感が要らないわけであり。ホイールの回転も同じで、これだけ回せばこれだけスクロールするという感覚が正確に把握できさえすれば、そこにカチカチ感は要らない。しかし現状では、カチカチ感という指への抵抗 ―― 指の動きに対して反抗してくる物理的な力が大き過ぎて、こちらが思った通りにホイールを回せていないから、私達はホイール回転量とスクロール量を正確に把握しにくい状況に置かれてしまっている。
例えばの話、マウスポインタの移動時にカチカチ感が必要かというと、必要ではないだろうと。つまりはポインタの移動量とマウスの移動量を自分達が把握して日常的に使えているから、そこにカチカチ感が要らないわけであり。ホイールの回転も同じで、これだけ回せばこれだけスクロールするという感覚が正確に把握できさえすれば、そこにカチカチ感は要らない。しかし現状では、カチカチ感という指への抵抗 ―― 指の動きに対して反抗してくる物理的な力が大き過ぎて、こちらが思った通りにホイールを回せていないから、私達はホイール回転量とスクロール量を正確に把握しにくい状況に置かれてしまっている。
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#2 [iappli] 資料DVDを全部チェックしたけれど
8枚ほどのDVDを全部チェックしたけれど。結局お目当てのシーンは見つからなかった。実機の映像が無いのでは、テーブルが書けない。他のシーンからの類推で、一応埋めておくか…。
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以上、1 日分です。