2008/03/11(火) [n年前の日記]
#1 [anime] 銀魂、冒頭線撮りの回
素晴らしい。やりたい放題だな…。さすがメタアニメ(?)の旗手、高松監督、なんだろうか。
◎ _幻視球 : 高松信司監督の自主制作映画『宇宙防衛軍ジェットマン』 :
前にもまったく同じことやってたのか…。もうむちゃくちゃだ。<誉めてます。
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#2 [anime] ライダーキバ、3話以降を鑑賞
石田監督担当回。巨匠にしては…なんだかおとなしい…?
新武器登場。てっきり武器も喋るものかと思ってた。元が人間っぽいし。ん? それをやったらリュウケンドーなのか?
舞原監督担当回。冒頭の映像がトリッキー(?)で面白いなと。石田監督や田崎監督に負けてない印象。
5話のラスト、ライダーとライバル(?)が対峙しているところにカメラがグルグル回りながら下りてくるカットに感心。どうやって撮ってるんだ…。カメラマンを吊れる空間も無さそうだけど…。仮に吊るせても、あんなにグルグル回したのではカメラマンも酔うのでは。いや待て、編集段階で…回せるのか? デジタル撮影による同解像度の画像を回転させたら画質が劣化しそうだし。最終映像のソレより解像度が高いカメラがないと編集でどうにかするのは難しかったりするのだろうか。するとやっぱりカメラマンを回してる…? どうやって撮ってるのか素人の私にはわかりませんで。それはともかく、件のカットの動きが気持ちよくて、そこだけ6回ぐらい再生してしまったり。<どんな病気やねん…。
基本的にこのライダーは、走りながらの変身が多いのだな…。カメラを2回とも同速度で制御したり等大変だったりしないのかしらと余計な心配を。また、変身前の役者さんと変身後の役者さんの走る時の腕の振りが全然違うので、正面から撮ってしまうとちと厳しいことに。 *1 とはいえ、画面全体をゆがませつつ、変身前後の人物をオーバーラップ? モーフィング?させつつ、完全に切り替わる瞬間はフラッシュ+激しいブラー+CGで破片を飛ばしてるので、ここまで細かくアレコレやってたら子供さんを絶対に騙せるはず、てな気もする。いやまあ、戦隊シリーズみたいに、ピカーッと画面を白くしちゃうだけでも結構騙せちゃう感もあるけど…。って書いてたら6話でソレが。と思ったらザンキさんの変身でこれまた上手い見せ方が。モーフィングにもう一手間加わってるような。TVシリーズなのに芸が細かい…。
4話。変身前の役者さんが怪人と格闘中、怪人がカメラの前を横切ることを利用して、奥の役者さんを一瞬カメラから隠して変身させてるカット。上手いな…。以前戦隊シリーズでもそういうカットを目にして感心したのだけど、こういう技は個人的に好きだったり。や、昔、生身の宇宙刑事が草むらの中に飛び込んだら蒸着して出てきたのを見て、子供心に「いくらなんでもそりゃないだろ…ヒーローショーじゃあるまいし…」とガッカリしたことが。<嫌な子供だ…。以来、上手く騙せてるかどうかが、なんだかちょっと気になったりするのかもしれず。>自分。
脚本は…。井上脚本にしては…うーん。と思っていたら、「音楽を奏でてる」云々あたりから何かエンジンかかってきた? …何のエンジンかはよくわかんないですが。
新武器登場。てっきり武器も喋るものかと思ってた。元が人間っぽいし。ん? それをやったらリュウケンドーなのか?
舞原監督担当回。冒頭の映像がトリッキー(?)で面白いなと。石田監督や田崎監督に負けてない印象。
5話のラスト、ライダーとライバル(?)が対峙しているところにカメラがグルグル回りながら下りてくるカットに感心。どうやって撮ってるんだ…。カメラマンを吊れる空間も無さそうだけど…。仮に吊るせても、あんなにグルグル回したのではカメラマンも酔うのでは。いや待て、編集段階で…回せるのか? デジタル撮影による同解像度の画像を回転させたら画質が劣化しそうだし。最終映像のソレより解像度が高いカメラがないと編集でどうにかするのは難しかったりするのだろうか。するとやっぱりカメラマンを回してる…? どうやって撮ってるのか素人の私にはわかりませんで。それはともかく、件のカットの動きが気持ちよくて、そこだけ6回ぐらい再生してしまったり。<どんな病気やねん…。
基本的にこのライダーは、走りながらの変身が多いのだな…。カメラを2回とも同速度で制御したり等大変だったりしないのかしらと余計な心配を。また、変身前の役者さんと変身後の役者さんの走る時の腕の振りが全然違うので、正面から撮ってしまうとちと厳しいことに。 *1 とはいえ、画面全体をゆがませつつ、変身前後の人物をオーバーラップ? モーフィング?させつつ、完全に切り替わる瞬間はフラッシュ+激しいブラー+CGで破片を飛ばしてるので、ここまで細かくアレコレやってたら子供さんを絶対に騙せるはず、てな気もする。いやまあ、戦隊シリーズみたいに、ピカーッと画面を白くしちゃうだけでも結構騙せちゃう感もあるけど…。って書いてたら6話でソレが。と思ったらザンキさんの変身でこれまた上手い見せ方が。モーフィングにもう一手間加わってるような。TVシリーズなのに芸が細かい…。
4話。変身前の役者さんが怪人と格闘中、怪人がカメラの前を横切ることを利用して、奥の役者さんを一瞬カメラから隠して変身させてるカット。上手いな…。以前戦隊シリーズでもそういうカットを目にして感心したのだけど、こういう技は個人的に好きだったり。や、昔、生身の宇宙刑事が草むらの中に飛び込んだら蒸着して出てきたのを見て、子供心に「いくらなんでもそりゃないだろ…ヒーローショーじゃあるまいし…」とガッカリしたことが。<嫌な子供だ…。以来、上手く騙せてるかどうかが、なんだかちょっと気になったりするのかもしれず。>自分。
脚本は…。井上脚本にしては…うーん。と思っていたら、「音楽を奏でてる」云々あたりから何かエンジンかかってきた? …何のエンジンかはよくわかんないですが。
*1: 角度を変えたり等すれば判らなくなりそうだけど、画としては真正面から撮るほうがカッコイイ(?)ような気もするわけで…。いや待て、カメラの動かし方を考えると真正面のほうがまだ楽? そのへん想像つきませんが。
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#3 [web] MikuMikuDanceとやらの説明動画についたコメントを見ていて悲しくなった
今までもこの手のソフトはあったんだけど…。たしかに、無料でここまで、ってのは評価ポイントだとしても、機能的には他の有償ソフトと比べて絶賛するほどのソレというわけではないような、と思ったもののついてるコメントは首を傾げるものばかりで。
*1
要するに、3DCGツールってのはこんなにもマイナー・世間には知られてないんだなと思えてきてなんだか悲しくなってきたというか。…例えば、Windowsなんてなかった時代から
*2
3DCGの普及発展を目的として日本国内で精力的に活動してたDoGAの関係者とか泣いちゃうんじゃなかろうか。「個人でも無料ツールで3DCGアニメ作れるってことが未だに全然知られてねえ」「このン十年間やってきたことは一体何だったんですか」みたいな。いや、MikuMikuDanceはまさにDoGAの理念に対する援軍のような存在だろうから、本来喜ぶべきかもしれない現象なんだろうけど。つか外野の人間がそのへん気に病むのも余計な御世話なんだけど。
初音ミク界隈ってなんかそういうのが多い気がする。例えば、初音ミク以前のVOCALOIDは黙殺・無かったことにされて、「如何に初音ミクの技術が新しいか」とかそういうblog記事が平気で書かれちゃったりとか。MikuMikuDanceもそうで、機能的には既存有償ソフトの特定機能のみを抽出実装した感じの位置づけになりそうなものなのに、「神」だの「こんなソフト見たことない」だの…。先人達がアレコレ苦労してやってきたその延長線上にそれらのソフトがあるということが、件のコミュニティ内では事あるごとに無視されがちな印象があって。…商品の方向性とパッケージングを工夫したことで既存のソレとは違う受け止められ方をしたとか、特定機能に特化してなおかつキャッチーなモデルデータを最初から付随させて配布することで間口を広くした、といった点は評価ポイントだろうけど。既存ソフトを黙殺・そんなソフトは今まで存在してなかった・他ソフトは評価に値しないのだ、的扱いをしてまで高く評価すべきものでもないんじゃねえのと思うわけで。…なんで初音ミク界隈はそういう気持ち悪い空気が蔓延してしまうのか。どうしてそうなっちゃうんだろう。
とはいえそれら商品・ソフトが人気を博し、それ以外の商品・ソフトがマイナーなまま、という現象に関しては、後者は何か見落としがある・マイナーになってしまう理由があるのでは、とも思うわけで。何かが足りないのか、何かが多過ぎるのか、そのへんはわからないけど。違いが判れば、今後その手のソフトを開発販売するときに得られるものは大きいはず。とは思うものの、さて、何が違うんだろう…?
その違いを見いだせるのは、件のソフトと既存ソフトの両方に対する知識がある人間なんだろうけど。しかし、その違いが見出せるような人間であれば、初音ミク関連ソフトよりも先んじて人気の出るソフトを企画、開発、あるいは販売できていてもおかしくない感も。が、そういうソフトは出ていないということになってしまうと…つまり既存ソフトに携わってきた人は違いを持ったソフトが世の中に出てきてもその違いが判らないままなのかもしれないという不安も。件の動画に絶賛コメントをつけてる人間は、何が良いのかが「判ってる」けど「違いは判らない」状態で、既存ソフトを知ってる人間は何が良いのか「判らない」から結局は「違いは判らない」状態に陥る、のかもしれない。などと頭がこんがらがりそうなことをもやもやと。
高機能かつ価格の高いソフトから、機能を削ってUIをシンプルにして低価格にして、といった方向で揃えた初心者向け的扱いの既存有償ソフトとは根本的なところで違いがあるのかもしれない、てなことも根拠なく思ったりもして。レベルダウンしたソフトはダメで、レベルアップしたソフトは受け入れられる、とか。や、まったくわからんですが。どんなツールなら、ユーザが「これは便利だ」「こういうのが欲しかった」「これなら買いたい」「これなら使える」と思うんだろう…。何を満たしてる必要があるのか。あるいは、何を付随させてはいけないのか。
目的か? プログラミング言語に関してHSPが人気を博するのと同じで、ソレを使うと何ができるのかが比較的明確になってることがポイントなのか? 「アレもコレも何でもできますよ」は「何もできない」と同義、みたいな話なんだろうか。や、わかんないけど。
まあ、とにかく、MikuMikuDance説明動画についたコメントを眺めてるうちに悩んじゃった、という話でした。
初音ミク界隈ってなんかそういうのが多い気がする。例えば、初音ミク以前のVOCALOIDは黙殺・無かったことにされて、「如何に初音ミクの技術が新しいか」とかそういうblog記事が平気で書かれちゃったりとか。MikuMikuDanceもそうで、機能的には既存有償ソフトの特定機能のみを抽出実装した感じの位置づけになりそうなものなのに、「神」だの「こんなソフト見たことない」だの…。先人達がアレコレ苦労してやってきたその延長線上にそれらのソフトがあるということが、件のコミュニティ内では事あるごとに無視されがちな印象があって。…商品の方向性とパッケージングを工夫したことで既存のソレとは違う受け止められ方をしたとか、特定機能に特化してなおかつキャッチーなモデルデータを最初から付随させて配布することで間口を広くした、といった点は評価ポイントだろうけど。既存ソフトを黙殺・そんなソフトは今まで存在してなかった・他ソフトは評価に値しないのだ、的扱いをしてまで高く評価すべきものでもないんじゃねえのと思うわけで。…なんで初音ミク界隈はそういう気持ち悪い空気が蔓延してしまうのか。どうしてそうなっちゃうんだろう。
とはいえそれら商品・ソフトが人気を博し、それ以外の商品・ソフトがマイナーなまま、という現象に関しては、後者は何か見落としがある・マイナーになってしまう理由があるのでは、とも思うわけで。何かが足りないのか、何かが多過ぎるのか、そのへんはわからないけど。違いが判れば、今後その手のソフトを開発販売するときに得られるものは大きいはず。とは思うものの、さて、何が違うんだろう…?
その違いを見いだせるのは、件のソフトと既存ソフトの両方に対する知識がある人間なんだろうけど。しかし、その違いが見出せるような人間であれば、初音ミク関連ソフトよりも先んじて人気の出るソフトを企画、開発、あるいは販売できていてもおかしくない感も。が、そういうソフトは出ていないということになってしまうと…つまり既存ソフトに携わってきた人は違いを持ったソフトが世の中に出てきてもその違いが判らないままなのかもしれないという不安も。件の動画に絶賛コメントをつけてる人間は、何が良いのかが「判ってる」けど「違いは判らない」状態で、既存ソフトを知ってる人間は何が良いのか「判らない」から結局は「違いは判らない」状態に陥る、のかもしれない。などと頭がこんがらがりそうなことをもやもやと。
高機能かつ価格の高いソフトから、機能を削ってUIをシンプルにして低価格にして、といった方向で揃えた初心者向け的扱いの既存有償ソフトとは根本的なところで違いがあるのかもしれない、てなことも根拠なく思ったりもして。レベルダウンしたソフトはダメで、レベルアップしたソフトは受け入れられる、とか。や、まったくわからんですが。どんなツールなら、ユーザが「これは便利だ」「こういうのが欲しかった」「これなら買いたい」「これなら使える」と思うんだろう…。何を満たしてる必要があるのか。あるいは、何を付随させてはいけないのか。
目的か? プログラミング言語に関してHSPが人気を博するのと同じで、ソレを使うと何ができるのかが比較的明確になってることがポイントなのか? 「アレもコレも何でもできますよ」は「何もできない」と同義、みたいな話なんだろうか。や、わかんないけど。
まあ、とにかく、MikuMikuDance説明動画についたコメントを眺めてるうちに悩んじゃった、という話でした。
*1: 「Poserより上じゃね?」って…。Poserも、アニメ作れるし、IKは昔からついてるし、モデルデータ・ポーズデータも数体・数十種類は添付してるし、UIだって(独特でゴニョゴニョなんだけど一応そこらへんのソフトよりはよほど)使い勝手は考えられてるし(考えられてるからと言って使いやすいかどうかは別問題なのが困っちゃうんだけど)、他ツールとの連携も結構できるし、とか考えてくと、君はPoser触った上でそういうコメントつけてるのかよ? てな気持ちに。
「IKってこのソフトのオリジナル?」って…。なわけねえでしょ。元々工業用ロボットの制御時にも必要となる技術らしくて歴史的には(以下略。…む? もしかしてわざと頓珍漢なコメントをつけて印象を悪くしようという作戦なのか?>動画閲覧者。
*2: や、正確には当時既にあったんだけど。>Windows。ただ、1.0とか2.0の時代だったし、日本国内は NEC PC-98シリーズ+MS-DOSが主流だった時代なので、「なかった」と言っちゃっても状況的には同じかなという感が…。
「IKってこのソフトのオリジナル?」って…。なわけねえでしょ。元々工業用ロボットの制御時にも必要となる技術らしくて歴史的には(以下略。…む? もしかしてわざと頓珍漢なコメントをつけて印象を悪くしようという作戦なのか?>動画閲覧者。
*2: や、正確には当時既にあったんだけど。>Windows。ただ、1.0とか2.0の時代だったし、日本国内は NEC PC-98シリーズ+MS-DOSが主流だった時代なので、「なかった」と言っちゃっても状況的には同じかなという感が…。
この記事へのツッコミ
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以上、1 日分です。
と、信じたい…。
特に知名度が低かった世界の裾野が広がる時には、ありふれた現象ともいえます。
全ての人間が既存のそれを知ってコメントして欲しい、という論はちょっと乱暴な気がしますよ。
ブレイクする一方、沢山の同種プロダクトや積み重ねてきた経緯
が(不当と思えるほど)世間に注目されず埋もれ続けるというのは
今に始まった話じゃないですけど、それでも事情を知っている人
が悲しい気持ちになるのは分かります。まぁ、便乗して啓蒙して
いくのが建設的じゃないかしら。^^;
使用者はほぼ間違いなく「いいのができたらニコニコにUPしてやろう」と思ってるわけで。ニコニコにUPする気もないのにMikuMikuDanceを極めようと考える人はいないと思います。
MikuMikuDanceがうけたのは、「俺もニコニコに何かUPしたいなあ」と思ってる人たちの心を捉えた、ってことじゃないですかね。
って出すことだったんじゃないの?
MMDはモデリングを排除してモーションに特化したのが良かったのだと思います。モデリングの敷居は高いですから。
>Vocaloid1
Blogでの扱いには詳しくないですが、ニコニコでは大活躍してますよ。まあ、これは機能面ではなく声質やキャラクターとしての使い易さからですけど。
なぜなら、あなたは動画ツールに詳しいから過去の経緯を知っているだけで、
あなたの詳しくない分野には、似た話がゴロゴロしているはずですから。
あなたは自分の使っている日用品がメジャー化した経緯を知っていますか?
ほとんど知らないでしょ。衣服でも洗剤でも自転車でも何でもいいですよ。
その時点で、あなたはMikuMikuDanceを褒める素人と同じ立場になるのですよ。
そんなことないと思いますよ。
フリーで使えて、3D初心者が初めて使って30分程度で
とりあえず3Dアニメするものが出来るツール紹介してくれませんか。
ついでに、そのソフトの使用法動画なんか作って、ニコニコにUPして
くれれば、MikuMikuDance以上に注目されるでしょ。それで満足?
いくら高機能でも、やりたいことがすぐにできないソフトなんかイラネ
無料ソフトと有料ソフト比べるのもおかしい。
無料ソフトの組み合わせでモデリングからアニメーション、レンダリングを経て動画にできるが手間がかなりかかる。
それをモデルデーター入りで無料で手軽に動画にできるっていうのはほめるべき点しか無いと思う。
MAXとかXSIとか使ってるならミクミクダンスの機能は最低限のもにしかみえないだろうから言いたくなったんだろうけどそれを世界に向けて発信するっていう行動は共感はできないな。
わかります。
あと市川崑監督にも、もっと敬意を払うべきとか。